三田市民歩こう会

(平成29年7月)


 7月17日の朝も梅雨明け宣言間近を思わせる曇天の空模様だが、雨は降っていないので予定通り実施することとした。本来なら第三日曜日である16日が開催日なのだがスタッフの都合で一日スライドさせていただきました。

 市役所前と三田駅そして武田尾駅に参集された29名の皆さんと一緒に準備運動をした後、水かさが増して巨岩の岩肌を飛沫を上げ、涼風を運んでくる武庫川渓谷沿いの旧国鉄福知山線の枕木が残る廃線敷きを歩く今月の「市民歩こう会」です。一年で一番暑苦しい時期にどこを歩くのが楽なのか?頭を悩ませる課題です。今回は渓流とトンネルの二つの涼しさを期待してのコースを決めました。武田尾駅の川とトンネルに跨るホームを出ると三田とは違った風が通り抜けて、このコースにしてよかったと感じました。

 しかし後半は一般道の歩道を歩いていると、クーラーの効いた自動車が横を走り、締め切った窓ガラス越しに「こんな炎天下を汗だくで歩くなんて・・・」という目で走り去りました。生瀬駅から宝塚温泉街を通過し、歌劇場隣接地にホテルが新築されると、近々解体される予定の「宝塚ホテル」のエントランスから正面玄関を通り抜け、外に出る。

 武庫川に架かる橋を渡り、ヅカファンの聖地宝塚歌劇場の前の「花の道」を歩き阪急百貨店を通過しJR宝塚駅に到着する。下着は勿論のこと服も汗だくの海の日の歩こう会でした。

 なお主催者として熱中症対策で水分補給を注意喚起していたのですが、70過ぎの男性がゴール少し手前で脚がつり、気分が悪くて救急車で病院に搬送されたのは不覚です。病院で点滴治療後回復されて帰宅されました。皆様も十分注意され、喉が渇くまでに小まめに水分補給を心がけてくださいね。ご本人は1200ccの水分を摂取しておられたのですが・・・。