沖縄県のご当地グルメ郷土料理

沖縄はもともと琉球と呼ばれる一つの独立国でした。日本のなかで最も波乱に富んだ歴史を持ち、そのなかで最も独特で力強い文化を築きあげた県であると言えます。
とくに食文化の面でその特徴は顕著で、中国料理の影響を受けながら独自の味に発展した豚肉料理や沖縄家庭料理の代表チャンプルーなどが有名です。
沖縄があれぼど暑い地域であるにも関わらず日本一の長寿県であることを考えると、その郷土料理から学ぶべき点、興味深い点が数多く見られます。

豚足を昆布や大根、トーガンなどと煮込んだ料理です。

海藻を食べて育つ海蛇のくん製を昆布、豚肉と一緒に煮込んだお汁です。沖縄料理の中でも最高のクスイムン（薬となる料理）と言われます。

沖縄の代表的な御飯ものといえばクファバジューシーは硬い雑炊のような。ピラフとかチャーハンに似ていますが、油の使い方が異なり、具を入れてから御飯を炊き、蒸らす段階で油を加えます。

ポークと卵を炒めたおかずです。

豆腐を米麹、紅麹、泡盛を使って発酵、熟成させたものです。豆腐とは思えないチーズのような味わいが酒の肴に最適です。

シロイカとそのスミを使った真っ黒なスープです。

かつお節や昆布、豚骨などでとったスープに、小麦粉とかん水、食塩とで作られた麺、カマボコ、豚の三枚肉がのっています。

豚の塩漬け肉のこと。沖縄では正月料理などに用いて余った豚肉を長期保存するため、大量の塩で漬けておく文化が古くからあったが、現在は酒の肴などにも用いられています。

豚肉の沖縄風角煮です。

短冊切りにした豚肉を白甘みそでとろりと仕上げたお汁です。

ジーマーミとは沖縄方言で落花生のこと。ひんやりとした独特の食感の落花生豆腐です。

沖縄の家庭料理として定番のチャンプルー。中でも野菜の王様ともいわれるゴーヤを使ったゴーヤチャンプルーは、ビタミンＣやカロチンが豊富です。

豚の胃や大腸、小腸を使ったお吸い物です。

琉球料理でよく使われるミミガーは豚の「耳の皮」という意味です。

ミミガー )
あさひミミガーチップ・ミミスター

沖縄の海に生息する海藻です。果物のブドウの房のようになっていることから「海ぶどう」と言われています。グリーンキャビアとも呼ばれていますが、キャビアに劣らない沖縄の高級食材です。

美ら海育ちぷちぷち食感活きてるエメラルド海ぶどう