群馬県のご当地グルメ郷土料理
群馬県は「関東平野の奥座敷」とも呼ばれる内陸県で、県内の約3分の2は標高500メートル以上の地域が占め、南東部の利根川下流に関東平野の一部が広がります。
上質の麦を産する地域として全国でも有数で、特にめん類だけでなく、「お切り込み」に代表されるように小麦、大麦をさらにいろいろな方法で料理に使っている特色があると言えます。
特産物としては群馬名物といえば、なんといってもコンニャクとネギが有名です。
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おきりこみ
太目の麺をだしと一緒に煮込んだものです。野菜のたっぷり入った汁に入れて煮込むので、煮ている間に溶け出したとろみがお切り込み独特のやさしい味を出します。
焼き饅頭
饅頭を串刺しにして甘辛い味噌ダレをつけて焼いたものです。小麦粉にどぶろくを混ぜて発酵させて作ったまんじゅうを竹串に連ねて刺し、 赤みそ・はちみつ・砂糖などを混ぜた特製タレをぬって焼きます。
江戸時代から親しまれているこの焼き饅頭は、祭りや草競馬などの行事には欠かせない上州の風物詩のひとつです。
煮ぼうと
ひもかわと呼ばれる細長のうどんに、鶏肉、人参、じゃがいも、大根、ねぎを入れて醤油で炊き込んだものです。
つゆ付煮ぼうとう(生麺)
下仁田こんにゃく
下仁田町は言わずと知れたこんにゃくの集産地です。こんにゃく生産量日本一の下仁田のこんにゃくは群馬県が誇る自慢の特産物です。
下仁田ねぎ
極太短小で白根部分が長く、煮ると甘くなるのが特徴です。ほとんどがご贈答品として利用されるため一般に流通することは少ないようです。
その昔江戸の殿様にも献上されていた事から別名『殿様ねぎ』とも呼ばれる逸品を是非味わってみたいものです。
上州うどん
うどん粉の特産地と言っても過言ではないのが群馬です。この地域独特の地形や風土が品質の高い小麦を育てます。
麦落雁
県内でも屈指の大麦の産地である館林市近郊の地域性から生まれたお菓子です。大麦を炒って粉にし、ふるいにかけて砂糖・片栗粉を加えて、独特の技術で固めた落雁です。
麦落雁・麦羊羹詰合せセット
磯部せんべい
磯部温泉の土産品として知られる磯部せんべいは、小麦粉と砂糖を主な原料とし、当地の鉱泉を使用して薄く焼いたものです。
鯉こく
鯉の入っている味噌味の鍋、または味噌汁です。海がない県なので、昔から魚といえば鯉だったのかもしれませんね。
オーサワ 鯉こく
だんご汁
沼田地方の郷土料理で里芋・大根・人参・ねぎなどの地元野菜を使った汁です。
うどん粉を耳たぶくらいの硬さにこねて、味噌や醤油の汁の中にちぎって入れます。
夢まくら
四万温泉の銘菓でゆず餡とくるみ入り餡の2種類が、求肥にくるまっているお餅です。
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