岡山県のご当地グルメ郷土料理
岡山県は北部は中国山地がそびえ、中部は吉備高原、南部は瀬戸内海をのぞむ平野丘陵地帯が位置しています。比較的温暖な地域というイメージを持ちがちですが、県域内でも気候の違いは大きく、温暖な南部に対して中国山地がそびえる北部地域ではかなりの降雪と寒さのようです。
南部や沿岸地方はおだやかな風土で日本で最も雨の少ない地域の一つでもあります。台風などに見舞われることもごく希です。
食文化では瀬戸内をのぞむ沿岸地域での魚料理が多彩です。また、果物の産地としても有名で全国的に知られているものでは桃やマスカットがあげられます。
しかし岡山の特産品として一番に思い浮かぶのは、小さい頃に誰もが聞かされた童話「桃太郎」で有名な吉備団子ではないでしょうか。
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ばら寿し
芝エビ、イカ、あさり、穴子などの海の幸 とごぼう、蓮根などの野菜を使った色取り取りのお寿司で祭りなどのときには決って作られることから祭り寿しなどと呼ばれることもあります。また、岡山ずしと呼ばれている場合もあるようです。
ばら寿しには、季節の海鮮や山菜をふんだんに使われますが、中でも春を告げる魚の代表格と言われる鰆(サワラ)が欠かせないものとなっています。
ままかり
ままかりはサッパともいうイワシ科の小魚です。酢漬けが瀬戸内名産としてよく知られるようになりましたが、岡山県ではすし、塩焼き、てんぷら、甘露煮などにもします。
隣の家からご飯(まま)を借りてきてまで食べたいというのが、名前の由来だそうです。
ままかりのかんろ煮540g
ままかりの味くらべ3種詰合わせ
川魚料理
岡山には、高梁川、旭川、吉井川という三つの大きな川が流れているので、川魚も豊富ですが、中でもアマゴとアユは絶品です。
吉備団子
求肥に似た餅で起源は古く、17世紀半ばには、すでに吉備津神社の茶店で売られていたようです。
桃太郎伝説にかけた見事なネーミングで大々的に売り出し、有名になりました。
ぶんず料理
ぶんずは、サヤエンドウの一種の緑豆で、ぶんどう小豆とも呼ばれます。おこわに入れたり、菓子や汁粉に使ったり、かゆを作ったりします。
マスカット
岡山のマスカットは、明治時代温室栽培に成功して以来、全国一の生産高を誇っています。
【お取り寄せに岡山県産最高級】マスカット2kg
岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリア1房(1kg)
おかやまの極上アイス−清水白桃、ニューピオーネ各6個
白桃
マスカットと並んで有名な白桃は、中国から伝えられたものですが、岡山の気候・風土に合った上、その後の品種改良の結果、高級品化が進みました。温暖な気候で日照時間に恵まれる岡山ならではのおいしさが好評です。
手延べそうめん
杉谷川の水を使って江戸時代末期より作られています。
蒜山ジャージー乳製品
蒜山高原で飼育されるジャージー牛の牛乳。ちょっと小柄で茶色い体が特徴のジャージー牛の乳製品はホルスタインのものと比べて乳脂肪分が高く、風味と栄養が満点と言われています。
蒜山ジャージーヨーグルト
鉄砲漬
瓜をみそと酒粕で漬けたものです。
鯛めん
瀬戸内海沿岸地域に広く伝わる郷土料理で鯛素麺(たいそうめん)とも呼ばれています。鯛を1尾姿煮にしたものを素麺と一緒に大皿へ盛りつけた縁起の良い行事などのときに出される料理です。
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