平成23年7月30日から31日にかけて、
歩こう会の岡田会長とスタッフの高尾さん
と3人で、西日本最高峰の石鎚山に登り
ました。 30日(土）朝5時に、岡田さんと高尾さ
んが私の家に集合し、四国に向けてドラ
イブを始めました。運転は、3人で交代し
ながら、神戸三田ＩＣから中国自動車
道、山陽自動車道、瀬戸中央自動車
道、高松自動車道、松山自動車道と、
高速道路を走り、川内ＩＣから国道11
号、494号を走り、登山口の土小屋へ向
かいました。途中、国道494号は非常に
狭く、これは失敗でした。土小屋へ向かう
場合は、少し遠回りになりますが、国道
33号を走るのが正解です。土小屋で昼
食のお弁当を食べ、11時半ごろから登山
を開始しました。天候にも恵まれ、なだら
かな登山道を3人でゆっくりと登りました。
石鎚山には名物の鎖場が3か所ありま
す。私たちのルートからは、「2の鎖」と「3
の鎖」の2か所を通過することになります。
この鎖場がまた非常に怖いものでした。鎖
といってもそこいらにある鎖とは違い、まる
で鉄の塊です。足場も不安定で、この鉄
の塊を離すこともできず、しがみついての
登山です。「2の鎖」は何とか3人とも登り
ましたが、最後の「3の鎖」は、私と高尾さ
んは棄権し、岡田会長だけが登られまし
た。さすがに岡田会長は元気なもので
す。頂上には2時過ぎに到着しました(上
の写真）。頂上はガスがまいていて、正面
の天狗岳も見えない状況でした。また、
夕立もあり、予定より早く登ったことが結
果的に非常にラッキーでした。しかし、本
来なら見ることのできる瀬戸内海も何も
見えず、真っ白なガスの中という頂上でし
た。午後5時からは、頂上の石鎚神社で
神主さんの夕拝がありました。なかなかお
ごそかな神事です。豪快な太鼓の音、神
主さんとそのお供のお二人による祝詞の
合唱、今までに経験したことのないすばら
しい神事でした。泊りは頂上の山荘で
す。泊り客は10人強と少ない状況でし
た。夕食はカレーですが、別にとんかつとゼ
ザートにみつまめが付いてなかなか豪華
な夕食です。 31日(日）朝4時半ごろ起床し、5時から
最高峰の天狗岳へと向かいました。朝一
番は天候もよく、目の前の天狗岳もよく
見えています。天狗岳からは日の出が望
まれ、雲海から昇る朝日も見ることができ
ました(中の写真）。山荘のスタッフも後か
ら天狗岳に登ってこられたので、天狗岳
頂上での記念写真を撮ってもらいました
(下の写真）。朝6時からは、朝拝があり、
今度は全員で祝詞の合唱をしました。こ
んな経験は初めてです。また、玉串奉奠
もさせていただき、最後には、ご神体に一
人ひとり手を触れお祈りをするやらで、至
れり尽くせりです。頂上山荘に泊まった甲
斐がありました。朝食後7時過ぎに下山
を始めました。途中、朝一番に登った天
狗岳が望まれたり、すばらしい登山でし
た。土小屋には9時ごろに到着し、着替え
をしすがすがしい気分で帰りのドライブを
始めました。帰りは四国山脈の稜線を走
る瓶が森林道をドライブし、国道194号
線で西条に出て、そこから今治へ、そして
しまなみ海道を走りました。途中、大三
島で大山祇神社に立ち寄り、昼食を食
べ、山陽自動車道を交代で運転しなが
ら、午後5時ごろ三田に到着しました。 岡田会長、高尾さんありがとうございま
した。楽しい登山旅行ができました。 |
