更新日:2023年6月2日
行政書士の通信講座は、各予備校それぞれに特徴があるため、どの講座を受講すればいいのかとても悩むと思います。
そこで、行政書士試験をはじめ、宅建士・司法書士・土地家屋調査士などの国家資格に合格してきた管理人が、10年以上にわたってリサーチを続けている人気15社の行政書士通信講座について、それぞれの特徴を比較し、おすすめの通信講座をランキング形式でご紹介します!
初心者におすすめの講座のほか、学習スタイル別・目的別のおすすめ通信講座や選び方のポイント、通学できる予備校などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
【執筆者】 |
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おすすめ通信講座ベスト3!
- カリスマ講師の圧巻の講義とフルカラーテキスト、そして充実のサポートのアガルート!⇒おすすめ通信講座No.1へ
- 効率性を徹底追求した講義・テキストと充実のeラーニングのフォーサイト!⇒おすすめ通信講座No.2へ
- すべての学習をスマホのみで完結させられるオンライン講座 スタディング!⇒おすすめ通信講座No.3へ
- 行政書士通信講座おすすめランキング
- No.1:アガルート
講義・テキスト・サポートなど全てがおすすめ!驚異の合格率! - No.2:フォーサイト
効率性を徹底追及した講義・テキスト! - No.3:スタディング
全ての学習がスマホのみで完結するオンライン講座! - No.4:クレアール
- No.5:資格スクエア
- No.6:ユーキャン
- No.7:伊藤塾
- No.8:LEC
- No.9:東京法経学院
- No.10:TAC
- No.11〜:資格の大原・キャリカレ・オンスク.JP・ネバギバ
- No.1:アガルート
- 最短3ヶ月!短期集中の行政書士講座おすすめランキング
- 人気の行政書士通信講座を徹底比較!
- 初心者におすすめの行政書士通信講座を学習スタイルで選ぶ!
- 【ランキングの基準】行政書士通信講座のおすすめな選び方
- 行政書士試験の日程・難易度
- 行政書士に関するよくある質問
行政書士通信講座おすすめランキング
通信講座といえば、ユーキャン!と思い浮かべる方が多いかと思いますが、ユーキャンは、どちらかといえば趣味や実用講座のイメージが強いですね。
行政書士のような法律系の国家資格では、やはり専門的な資格予備校で学びたいところです。
では、資格予備校といえば、LEC・伊藤塾・TAC・大原といった大手予備校が頭に浮かびますが、それは通学スクールの話です。
法律系の国家資格を専門的に指導し、なおかつ、通信講座で実績を伸ばしているのは、アガルート・フォーサイト・スタディングの3社を筆頭にしたオンライン講座です。そして、老舗の資格予備校クレアールや昨年復活した資格スクエアが続きます。
ということで、以下のランキングでは、初心者におすすめの行政書士通信講座について、私が重視する以下の5項目で比較・評価し、おすすめ順にご紹介していきます。
- 講義・講師(講義のわかりやすさ、講義時間数、講義スタイル)
- 教材(テキスト・問題集、eラーニング)
- 合格実績(合格率、合格者数、合格者の声)
- サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
- 受講料(安さ、返金制度など)
※ ランキングの基準の詳細は、当ページ内の【ランキングの基準】行政書士通信講座のおすすめな選び方をご参照ください。
※ 教育訓練給付金の対象講座にはを表示しています。要件を満たせば受講料の20%が給付されます。⇒教育訓練給付制度とは【通信講座の受講料がキャッシュバック!】
アガルート - 豊村講師の圧巻の講義と驚異の合格率!全額返金特典も魅力!
行政書士通信講座のおすすめNo.1は、アガルートです!
最近は、ウサギ先輩とカメ後輩のテレビCM「最短ルート アガルート」のキャッチフレーズでお馴染みですね。
アガルートの行政書士講座は、LECで10年以上にわたり看板講師として活躍してきたカリスマ講師「豊村慶太」先生による圧巻の講義が最大の強みです!
テキストも、フルカラーテキストを使用!
講義動画では、画面にテキストを映し出し、重要ポイントをマーカーしながら解説してくれるので、とってもわかりやすいです。
eラーニングに問題演習機能はありませんが、テキスト・問題集ともにスマホで閲覧できる「デジタルブック」が備わっていますので、オンラインで全ての学習を完結させることも可能です。
また、Facebookを使ったスピーディーで回数無制限の質問対応という他社にはないサポート体制も魅力ですね。しかも、講師が直接回答してくれます。
さらになんと、受講生の合格率は56.17%で、296名もの合格者を輩出するという驚愕の合格実績!!
合格者には受講料の全額返金(又は合格祝い金5万円)までもらえます!
迷いなく、おすすめナンバーワンの行政書士講座です!私なら、アガルートを選びます!
アガルートのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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受講料がやや高額なのが唯一のデメリットとして挙げられますが、合格すれば受講料の全額返金(又は合格祝い金5万円)がもらえますので、費用の高さは帳消しできます!
アガルート行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
@行政書士 速習カリキュラム【2023年試験向け】 A行政書士 入門総合カリキュラム【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
@インプット講義 :168時間 Aインプット講義 :175時間 講義は通信講座専用に収録。適宜、画面にテキスト等を表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※Web版もあり/オリジナル 【問題集】冊子版問題集※Web版もあり |
教材(eラーニング) |
講義視聴、テキスト・問題集参照(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・合格実績 |
2022年度試験において、受講生の56.17%が合格(全国平均12.1%の4.63倍)し、296名の合格者を輩出 |
サポート体制 |
・Facebookによる質問対応(回数無制限。講師が直接回答) |
アガルート通信講座の評価・口コミ
フォーサイト - 徹底追及した効率性と充実のManaBun!バリューセット3は不合格者全額返金!
次におすすめするのは、フォーサイトです。
フォーサイトの行政書士講座では、徹底的に無駄を省き、イラスト・図解が豊富な洗練されたフルカラーテキストが使用されます!
そして、効率性を追求したコンパクトな講義!他社に比べると講義時間数が短いですが、テキストがわかりやすいため十分に理解できます!
さらに、バーチャル講師(美少女VTuber)の講義も選べるようになりました。
また、講義の受講からテキスト参照、ゲーム感覚で取り組める確認テスト、一問一答式の単語カード、学習プランの作成など、充実した機能を備えた次世代eラーニングシステム「ManaBun」を標準装備!
そして何より、受講生の54.1%が合格するという驚異の合格実績を誇り、「不合格」の場合には受講料の全額を返金してもらえます!(※ 本試験で基準点の9割以上、かつ、足切点以上取ることが条件)
優れた教材で、効率的に合格を目指すなら、フォーサイトが一番のおすすめです!
フォーサイトのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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高得点は目指せないというデメリットは、効率性を徹底追及したフォーサイトの合格点主義(合格ラインをクリアするために必要な知識だけを指導する)と表裏一体のものですので、効率的に合格を目指すなら、割り切るべきです。
また、質問サポートの回数制限については、フォーサイト受講生の年間平均質問数は約3回とのことですので、十分に余裕がありますね。
フォーサイト行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
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講義時間数・講義スタイル |
インプット講義 :55時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※Web版もあり/オリジナル 【問題集】冊子版問題集※Web版もあり |
教材(eラーニング) |
講義視聴、テキスト・問題集参照、問題演習、学習プラン作成など (スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)。 ※専用アプリで動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能 |
合格率・合格実績 |
2022年度試験において、受講生(バリューセット2)の54.1%が合格(全国平均12.1%の4.46倍) |
サポート体制 |
メールによる質問対応(回数制限あり⇒バリューセット3:25回、バリューセット2:15回、バリューセット1:10回)) |
フォーサイト通信講座の評価・口コミ
スタディング - スキマ時間にスマホで学べるオンライン講座!効率学習で短期合格を狙う!
スタディングの行政書士講座は、スキマ時間にスマホのみで学習できるため、まとまった勉強時間を確保できない方でも安心して受講できます!
しかも、おどろきの低価格!
講義は、受験指導界のカリスマ講師「竹原 健」先生が担当しますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は一切無用です!
質問サポートが用意されていないのが唯一の弱点ですが、講義の受講から過去問演習まで全て学習システムが組まれていますので、画面に沿って学習を進めればいいだけです。
この革新的なeラーニングシステムによりスマホのみで学習を完結させる効率学習で短期合格が狙えるため、机に向かって学習する時間が確保できない方には、超おススメの講座です!
※ オプションで冊子版テキストを購入すれば、机に向かってテキストに書き込みながら学習することも可能です!
スタディングのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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質問サポートが別途有料になる点については、これはもう圧倒的な低価格で講座を提供するためには、やむを得ないことでしょうね。。質問サポートを取るか、低価格を取るかの判断です。
スタディング行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
行政書士 合格コース(コンプリート)【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
インプット講義 :48時間 講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】フルカラーWebテキスト/オリジナル 【問題集】Web問題集 |
教材(eラーニング) |
すべての教材をオンラインで利用する形態(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) 講義視聴、テキスト参照、問題演習など ※専用アプリで動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能 |
合格率・合格実績 |
公式サイトに、2022年度試験において160名もの「合格者の声」の掲載あり(2021年度:90名、2020年度:59名) |
サポート体制 |
メールによる質問対応スタート(2022年11月から)⇒ただし、1質問につき2,000円の別途料金(他の受講生の質疑応答は自由に参照可能) ※学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 ※勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持 |
スタディング通信講座の評価・口コミ
クレアール - 非常識合格法で効率学習&丁寧な講義とサポート!割引適用で低価格!
クレアール行政書士講座は、行政書士受験界のカリスマ講師「竹原 健」先生が考案した行政書士非常識合格法(合格必要得点範囲の絞り込み)で有名ですね。(講義は杉田徹講師が担当)
非常識合格法に基づく効率的な講義・教材・カリキュラムがクレアール最大のセールスポイントとされていますが、私が見る限りでは、大手予備校と同等の200時間を超える丁寧な講義と丁寧なサポートがクレアール最大の魅力だと感じます。
クレアールは、6割引という破格の値引きで費用を抑えつつ、丁寧な講義とサポートで、初学者を合格まで導いてくれます。
”とにかく安く”、”とにかく丁寧”な講座を求める方に、おすすめです!
クレアールのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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クレアール行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
@行政書士 初学者カレッジスタンダードコース【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
@インプット講義 :195時間 Aインプット講義 :219時間 講義は通信講座専用に収録。適宜、背景にスライド等を表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】2色刷冊子版テキスト※PDFあり/オリジナル 【問題集】冊子版問題集※PDFあり |
教材(eラーニング) |
講義視聴、問題演習、PDF化されたテキスト(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・合格実績 |
2022年度試験において、125名の合格者を輩出 |
サポート体制 |
メール、FAX(質問用紙)による質問対応(回数無制限) |
クレアール通信講座の評価・口コミ
資格スクエア - ’森T’こと森広志講師の圧倒的にわかりやすい講義!アプリで過去問解きまくり!
資格スクエアの行政書士講座は、元 伊藤塾の人気講師”森T”こと「森 広志」講師が担当します!
講師歴20年のベテラン講師”森T”は、コメディアンのような面白い講義で、とにかく”固い”法律を”やわらかく”説明してくれるのが特徴です。
伊藤塾時代には、3ヶ月で合格を目指す人気講座「短期集中講座」を担当し、毎年数多くの合格者を輩出してきました。
先行して、2022年向けの4ヵ月合格講座が開講していましたが、2023年向けに、待望の1年合格講座、そして速習講座も開講してくれました!
新たに開発されたWEB問題集やアプリ「法令択一クエスト」を解きまくることで、過去問も攻略できますね。
ただし、受講料が少々お高いのが残念なところ、、、
ですが、圧倒的に分かりやすい森Tの授業が230時間みっちりと受けられて、WEB問題集・アプリや質問サポート、ZOOM相談会までついてくるんですから、気になる方は、ぜひ一度、公式サイトからサンプル講義をチェックしてみてください!
資格スクエアのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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合格実績が公表されていない点については、2022年新規開講のため仕方がありません。
ただし、森Tは伊藤塾時代に多くの合格者を輩出していますので、心配は無用です。
資格スクエア行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
@行政書士 森Tの速習合格講座【2023年試験向け】 A行政書士 森Tの1年合格講座【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
@確認中 講義は通信講座専用に収録。講師の手元のテキストを画面に映し出して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト ※PDFあり/オリジナル 【問題集】冊子版問題集 ※PDFあり |
教材(eラーニング) |
講義視聴、PDF版テキスト、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・合格実績 |
2022年新規開講のため、資格スクエアでは実績なし ※ただし、森Tは、伊藤塾時代に毎年多くの合格者を輩出してきた実績あり。 |
サポート体制 |
・メールによる質問対応(回数無制限) |
資格スクエア通信講座の評価・口コミ
ユーキャン - テキスト・スマホ学習など教材No.1!安心かつ低価格!
ユーキャンの行政書士講座は、フルカラーテキストにリニューアルされ、解説動画も一挙に充実させるなど、大きくバージョンアップしました!
ユーキャンは、教材制作のプロフェッショナルですから、テキストのわかりやすさはナンバーワンと言っても過言ではありません。
スマホ学習も、講義動画だけでなく、テキスト参照や問題演習、進捗管理まで全てに対応!
「ユーキャン」というブランド名だけで安心できてしまうのもユーキャンのスゴさでしたが、このリニューアルで、名実ともにトップクラスの行政書士講座になりましたね。さらに、お値段も低価格です。
ただし、ユーキャンは、あくまでも「教材」をベースとした通信教育会社のため、テキストをベースに学習を進めながら、理解を補うために解説動画を提供するというスタンスに変わりはないと感じます。
このため、テキスト学習を中心とした自己学習ができる方におススメです!
ユーキャンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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ユーキャン行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
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講義時間数・講義スタイル |
インプット講義 :30時間 講義は通信講座専用に収録。電子黒板の前に立ち、スライドを表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※Web版もあり/オリジナル 【問題集】冊子版問題集※Web版もあり |
教材(eラーニング) |
講義視聴、テキスト・問題集参照、問題演習、学習プラン作成(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・合格実績 |
2021年度試験において、233名の合格者を輩出(過去10年間で2,918名の合格者)※2020年度:167名 |
サポート体制 |
・メール、郵便による質問対応(回数無制限。1日3問まで) |
ユーキャン通信講座の評価・口コミ
伊藤塾 - 実力派講師陣により真の法律家を育成!手厚い個別サポート!
伊藤塾は、法律資格を専門とし、法律家を育成する資格予備校だけあって、その指導方針や教材、カリキュラムなど、他校とは一線を画すものがあります。
さらに、平林講師を筆頭にした業界トップクラスの実力派講師陣、そしてフォロー体制は、質問制度のほかZoomを使ったサポート、パーソナルトレーナー制度、カウンセリング制度など、他に類を見ない手厚い個別サポートが用意されています。
受講料が高額というのがネックですが、合格後の実務家としての活動も見据え、真の法律家を目指す方におススメです!
伊藤塾のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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伊藤塾 行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
@行政書士合格講座 速修生【2023年試験向け】 A行政書士合格講座 スタンダードコース【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
@インプット講義 :113時間 Aインプット講義 :166時間 講義は通信講座専用に収録。適宜、画面に資料を表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集
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教材(eラーニング) |
講義視聴(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・合格実績 |
公式サイトでは、2021年度試験において、107名の「合格者の声」の掲載あり(2020年度は42名、2019年度は約90名) |
サポート体制 |
・メールによる質問対応(年間365件まで) |
伊藤塾 通信講座の評価・口コミ
LEC - 法律資格の予備校で安心の実績!スマホ完全対応のS式合格講座も!
LECの行政書士講座は、受講料は高額となりますが、さすが法律資格を中心とする業界最大手の資格予備校だけのことはあり、安心の合格実績を備えています。
実力派の人気講師が講義を担当し、LECのノウハウが詰まった教材が使用され、カリキュラムも充実しています。
ただし、もっと低価格な講座で十分に合格できるわけですから、 ここまでのものは必要ないのではないかと思ってしまいます。
ですので、試験に向けて万全の態勢を整えるのなら、LECを選択するという方法もあると思います。
なお、一問一答アプリなどスマホ学習に完全対応した「S式合格講座」も用意されています。低価格で無駄を削ぎ落したシンプルな講座ですので、S式なら気軽に受講できますね。
LECのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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LEC行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
行政書士 パーフェクトコースSP【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
インプット講義 :194時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集
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教材(eラーニング) |
【受講形態でWebを選択した場合】 |
合格率・合格実績 |
2021年度試験において、受講生の53.8%が合格と公式サイトに掲載されていますが、対象者はLECの公開模試3回全てを受験し、いずれか1回でも180点を超えた受講生のみを集計したものとなっています。 |
サポート体制 |
メールによる質問対応(回数無制限) |
LEC通信講座の評価・口コミ
東京法経学院 - 受験六法や資格情報誌を発行する法律に精通した資格予備校
東京法経学院は、受験六法や資格情報誌を発行するなど、法律に精通した60年以上の実績のある予備校ですので、法律資格である行政書士を目指すにあたり、安心して受講できます。
また、「教室」を持った資格予備校の中では、かなり安価な価格設定になっています。
そのうえ、期間限定の値引きキャンペーンや、「合格者全額返金制度」もありますので、お買い得感が高いですね。
講師は、行政書士受験界で、秘かにナンバーワンとの呼び声のある「寺本康之」先生が担当しています。
法律資格の出版社として有名な東京法経学院が作成する教材も魅力的ですが、白黒印刷で、いかにも予備校的な堅苦しいテキストは、好みが分かれるところです。
東京法経学院のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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東京法経学院 行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
行政書士 新・最短合格講座 総合コース【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
インプット講義 :80時間 講義は通学講座を収録。ホワイトボードに板書して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集 |
教材(eラーニング) |
【受講形態でWebを選択した場合】 |
合格率・合格実績 |
公式サイトでは39名の「合格体験記」の掲載あり。※古い年度の合格者のものが中心(直近が2019年度の4名) |
サポート体制 |
メール、FAX(質問票)による質問対応(回数無制限) |
東京法経学院 通信講座の評価・口コミ
TAC - プロフェッショナル講師陣!大手予備校の信頼できる実績!
TACは、行政書士試験に関しては、いわゆる名物講師が不在ということもあり、目立った推しポイントが少なく感じます。
とはいえ、大手予備校として、信頼できる実績や、プロフェッショナル講師陣、ノウハウを凝縮した教材、戦略的カリキュラムなど優れた講座が提供されることは間違いありません。
ただし、もっと低価格の講座で十分に合格できるわけですから「通信講座」を検討する場合は、やはり通信講座専門校(アガルート、フォーサイト、スタディングなど)の中で検討するのがベターかと思います。
TACのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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TAC行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
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講義時間数・講義スタイル |
インプット講義 :137間 講義は通学講座を収録。黒板の前に立ち、板書して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集
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教材(eラーニング) |
【受講形態でWebを選択した場合】 |
合格率・合格実績 |
2021年度試験において、118名の合格者を輩出 |
サポート体制 |
メール、FAX(質問カード)による質問対応(回数無制限) |
TAC通信講座の評価・口コミ
資格の大原 - 満足度の高い講義!
大原は、さすが大手予備校だけあって、満足度の高い講義やオリジナル教材、効率的なカリキュラムなど、行政書士試験に合格するには十分な講座が提供されます。
ただし、簿記、税理士、公認会計士などの会計系資格や公務員試験を中心とした講座展開を行っているため、法律系資格では存在感が少し薄いように感じます。
通学スクールとして通うなら、LECやTACと並べて検討対象になりますが、通信講座を選ぶにあたって、法律資格である行政書士試験で敢えて大原の通信講座を選択する必要はないのではないかと思います。
大原のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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大原 行政書士講座の特徴一覧表
費用(受講料) |
行政書士 合格コース【2023年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
インプット講義 :135時間 講義は通学講座を収録。黒板の前に立ち、板書して解説 |
教材(テキスト・問題集) |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集
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教材(eラーニング) |
【受講形態でWebを選択した場合】 |
合格率・合格実績 |
2021年度試験において、45名の合格者を輩出(2020年度76名。過去10年間で1,289名の合格者を輩出) |
サポート体制 |
メールによる質問対応(回数無制限) |
大原 通信講座の評価・口コミ
キャリカレ - 圧倒的安さと全額返金!充実のサポート!
キャリカレの行政書士講座は、サポート体制に関しては標準以上ですが、講義はたったの21時間、教材は白黒テキスト、合格実績はほぼ見受けられないなど、当ページで最低評価です。
しかし、受講料は圧倒的に低価格で全額返金まであり、あまり言いたくありませんが、安かろう悪かろうの典型例かと思われます。
費用(受講料)
行政書士らくらく120日合格指導講座 [Web通信] 2023年6月14日 13:59まで→ 36,600円 ※「不合格者」全額返金保証! ※合格者には2講座目無料! |
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講義時間
21時間 |
テキスト
白黒(冊子)/オリジナル |
eラーニング
講義受講 |
合格実績
5名の合格体験談(10年前からの累計) |
サポート
メール、FAX、郵送(回数無制限) |
総合評価
55点 ![]() |
評判・口コミ
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オンスク.JP
オンスクの行政書士講座は、淡々とした講義と白黒の文字だけのPDFテキスト、そしてWeb問題集はオリジナルの一問一答だけで過去問はありません。
そもそもこの講座は、主要科目の憲法、民法、行政法、商法しかカバーしていないため、副教材としての利用になるかと思います。
費用(受講料)
行政書士講座 [Web通信] 1,078円/月額 or 1,628円/月額 |
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講義時間数
25時間 |
テキスト
白黒PDFテキスト/オリジナル |
eラーニング
講義視聴、テキスト参照、問題演習 |
合格実績
公表なし。「合格者の声」の掲載もなし。 |
サポート体制
質問対応なし ※「みんなの学習相談」で受講生同士で相談可能 |
総合評価
45点 ![]() |
ネバギバ(資格スクール大栄)
ネバギバの行政書士講座は、3種のサポーター〔@進め方がわからない⇒LOCS(コンシェルジュ)、Aやる気が続かない⇒キャリアナビゲーター、B講座内容がわからない⇒講座マイスター〕による「挫折させない通信講座」を目指し、サポート体制に力を入れていますが、とにかく受講料が高額です。
講座内容はさておき、何が何でもサポートが欲しい!という方に限っておススメです。
費用(受講料)
行政書士ForYou合格コース [Web通信] 262,240円 |
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講義時間数
約160時間 |
テキスト
冊子/オリジナル |
eラーニング
講義受講 |
合格実績
公表なし。「合格者の声」もなし |
サポート
オンライン(テレビ電話)、メール、電話等による質問・相談対応 |
総合評価
45点 ![]() |
L・A <エル・エー>
※2020年度向け講座をもって休講中市販テキストを使用することでコストを抑え、プロの講義を提供するのがエルエーの神髄です。
エルエーの「授業屋」としての信念を持った丁寧な講義には安定感があり、また、通信講座では貴重な存在である電話質問制度もあります。
費用(受講料)
[Web通信] 93,500円 [Web+DVD通信] 110,000円 |
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講義時間数
84時間 |
テキスト
2色刷(冊子)/伊藤塾「うかる!行政書士」シリーズ使用 |
eラーニング
講義視聴 |
合格実績
過去からの累計で21名の合格者の声 |
サポート
メール、郵送、電話質問制度 |
総合評価
70点 ![]() |
評判・口コミ
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最短3ヶ月!短期集中の行政書士講座おすすめランキング
行政書士試験まで、あとわずかな期間しかないけれど、どうにかして今年の試験に合格したい!という方のために、「短期合格講座(速習講座)」が資格予備校で用意されています。
行政書士の通信講座は、一般に半年〜1年程度でカリキュラムが組まれますが、これを必要最小限まで圧縮し、学習期間をたったの3〜4ヶ月にまで凝縮したものが短期合格講座です。
短期合格講座では、論点を絞って効率的に講義を進めることや、良質な問題演習など工夫を凝らし、短期間で合格へと導いてくれる講座となっています。
No.1:森Tの短期集中合格講座|資格スクエア![]() ⇒資格スクエア 行政書士講座
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資格スクエアの速習講座 |
通信講座名・受講料
行政書士 森Tの短期集中合格講座 【2023年向け】 |
カリキュラムの概要
インプット講義 100時間 |
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コメント
資格スクエアの短期集中合格講座は、一昨年まで伊藤塾の人気講座「短期集中講座」を担当していた”森T”こと「森 広志」講師により開発された短期合格講座です。 講師歴20年のベテラン講師”森T”は、とにかく”固い”法律を、具体例を交えて”やわらかく”説明してくれるのが特徴で、これまでにも数多くの短期合格者を輩出してきました。 ”今年の本試験に出うる論点”に絞り込むことで、効率的に短期合格へと導いてくれる究極の講座です! |
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公式サイト
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No.2:スピードマスター講座|伊藤塾
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伊藤塾の速習講座 |
通信講座名・受講料
行政書士 スピードマスター講座【2023年向け】 |
カリキュラムの概要
インプット講義 64時間 |
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コメント
一昨年まで森Tが担当していた「短期集中講座」をフルリニューアルし、伊藤塾の人気講師 平林講師・藤田講師のツートップによる「スピードマスター講座」として開講しました。 伊藤塾の短期合格のノウハウを詰め込み、「今年の合格だけ」を目指したカリキュラムになっています。 超短期合格のために大胆に知識を絞り込み、3ヶ月という超短期合格を実現してくれます! |
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公式サイト
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No.3:合格コース(スタンダード)|スタディング![]() ⇒ スタディング行政書士講座
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スタディングの速習講座 |
通信講座名・受講料
行政書士 合格コース(スタンダード)【2023年向け】 |
カリキュラムの概要
インプット講義 34時間 |
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スタディングの行政書士講座は、特に「短期集中講座」として提供されているわけではありませんが、他社の短期集中講座と同等に短期合格を狙えるコースになっていますので、ここでご紹介したいと思います。 スタディングは、講義の受講から過去問演習まですべての学習をスマホのみで完結させることができることが最大のセールスポイントです。 このため、自宅での学習時間に加え、普段の生活でスマホを触っている時間のすべてを勉強時間に変えることができますので、3ヶ月の短期合格も狙えます! |
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公式サイト
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このような短期集中の通信講座について、【3ヶ月で合格!】短期集中の行政書士通信講座おすすめ3選のページでご紹介していますので、詳しくはそちらをご覧ください。
人気の行政書士通信講座を徹底比較!
以上、行政書士の通信講座をおすすめ順にご紹介してきました。
次は、各講座を比較しやすいように、項目別に整理してご紹介していきたいと思います。
行政書士講座の比較一覧表
まずは、行政書士講座のおすすめ上位10社を一覧表に整理しましたので、比較検討にご活用ください。
この一覧表では、以下の項目を掲載しています。
- 初心者向けの主力コース、受講料、返金制度
- 講義時間、担当講師、講義スタイル
- テキスト、問題集、eラーニング
- 合格率、サポート体制、総合評価
※ この表は、上下・左右にスクロールできます。
(おすすめ順位) 通信講座 |
初心者向け 主力コース |
受講料 |
返金・給付金制度 | 講義時間 | 講師 | 講義スタイル | テキスト | 問題集 | eラーニング | 合格率・実績 | サポート体制 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
No.1 アガルート |
行政書士 速習カリキュラム【2023年向け】 | 162,800円 | 合格者全額返金 or 合格お祝い金5万円 | in:168時間 out:18時間 合計:186時間 |
-元LECのカリスマ講師- 豊村慶太講師 |
画面にテキストを表示して解説 | フルカラー(冊子+Web) | 冊子+Web | 講義 テキスト・問題集 |
56.17%の合格率 296名の合格者を輩出 (2022年) |
・Facebookによる質問対応(回数無制限) ・月1回ホームルーム |
90点 |
No.2 フォーサイト |
行政書士 スピード合格講座(バリューセット3)【2023年向け】 | 94,800円 |
「不合格者」全額返金 教育訓練給付金対象 |
in:55時間 out:14時間 合計:69時間 |
-業界トップクラスの合格率を生み出す- 福澤 繁樹 講師 |
画面にテキストを表示して解説 | フルカラー(冊子+Web) | 冊子+Web | 講義 テキスト・問題集 問題演習 |
54.1%の合格率 (2022年) 200名の合格者を輩出 (2021年) |
メールによる質問対応(回数制限あり バリューセット3:25回) | 90点 |
No.3 スタディング |
行政書士 合格コース(コンプリート)【2023年向け】 | 59,400円 | 合格お祝い金1万円 | in:48時間 out:36時間 合計:84時間 |
-受験指導界のカリスマ講師- 竹原健講師 |
大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 | フルカラー(Web) ※オプションで冊子版も |
Web | 講義 テキスト・問題集 問題演習 |
160名の合格者の声 (2022年) |
メールによる質問対応※1質問につき2,000円の別料金 ※勉強仲間機能(SNS)あり |
85点 |
No.4 クレアール |
行政書士 完全合格カレッジコース【2023年向け】 | 76,050円 |
合格お祝い金2万円 教育訓練給付金対象 |
in:219時間 out:46時間 合計:265時間 |
-確かな試験分析力と情熱的な講義- 杉田 徹 講師 |
背景にスライドを表示して解説 | 2色刷(冊子+PDF) | 冊子+PDF | 講義 PDFテキスト・問題集 問題演習 |
125名の合格者を輩出 (2022年) |
メール、FAXによる質問対応(回数無制限) | 80点 |
No.5 資格スクエア |
行政書士 森Tの速習合格講座【2023年向け】 | 108,900円 | 合格お祝い金1万円 | 合計:確認中 | -圧倒的に分かりやすい講義- 森 広志 講師 |
画面にテキストを表示して解説 | フルカラー(冊子+PDF) | 冊子+PDF | 講義 PDFテキスト・問題集 問題演習 |
2022年新規開講 | ・メールによる質問対応(回数無制限) ・月1回、森TとのZOOM相談会(7〜11月の計5回) |
80点 |
No.6 ユーキャン |
行政書士講座【2023年向け】 | 63,000円 | 教育訓練給付金対象 | in:30時間 out:8時間 合計:38時間 |
-ユーキャン行政書士講座主任講師- 海野高弘講師 |
大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 | フルカラー(冊子+Web) | 冊子+Web | 講義 テキスト・問題集 問題演習 |
233名の合格者を輩出 (2021年) |
・メール、郵便による質問対応(回数無制限) ・7回の添削課題 |
80点 |
No.7 伊藤塾 |
行政書士合格講座 スタンダードコース【2023年向け】 | 208,000円 | -- | in:166時間 out:31時間 合計:197時間 |
-受験指導に革命をもたらす風雲児!!- 平林 勉 講師 |
適宜、画面に資料を表示して解説 | 白黒(冊子) | 冊子 | 講義 | 107名の合格者の声 (2021年) |
・メールによる質問対応(年365件まで) ・学習継続サポート ・スクーリング(全5回) ・オンライン質問会(全5回) ・パーソナルトレーナー ・カウンセリング制度 |
75点 |
No.8 LEC |
行政書士 パーフェクトコースSP【2023年向け】 | 255,000円 | ※「パーフェクトコース」は教育訓練給付金対象 | in:194時間 out:22時間 合計:216時間 |
-超前向き合格ナビゲーター - 横溝 慎一郎 講師 |
画面にテキストを表示して解説 | 白黒(冊子) | 冊子 | 講義 | 公開模試を3回受験し、1回以上180点を超えた受講生の合格率53.8%) (2021年) |
メールによる質問対応(回数無制限) | 70点 |
No.9 東京法経学院 |
行政書士 新・最短合格講座 総合コース【2023年向け】 | 56,460円 |
合格者全額返金 | in:80時間 out:24時間 合計:108時間 |
-網羅性とわかりやすさを両立させた講義- 寺本 康之 講師 |
ホワイトボードの前に立ち、板書して解説 | 白黒(冊子) | 冊子 | 講義 | 4名の合格体験記 (2019年) |
メール・FAXによる質問対応(回数無制限) | 70点 |
No.10 TAC |
行政書士 プレミアム本科生【2023年向け】 | 242,000円 | 教育訓練給付金対象 | in:137時間 out:52時間 合計:189時間 |
神田 理生 講師 | 黒板の前に立ち、板書して解説 | 白黒(冊子) | 冊子 | 講義 | 118名の合格者を輩出 (2021年) |
メール・FAXによる質問対応(回数無制限) | 70点 |
では、上記の比較一覧表のなかから、費用の安さや合格率の高さ、サポートの充実度などをピックアップして、項目別におすすめの行政書士通信講座をご紹介していきたいと思います。
安さを比較!費用を抑えたい方へ
自分に合った、より良い通信講座を選ぼうと思っても、どうしても金銭的に難しい場合もありますよね。
いくら講座内容が良くても、手が出せないような価格では購入できませんからね。。ここは、ご自身の財布と相談が必要になってきます。
大手予備校と通信教育会社の費用の違い
受講料に関しては、LEC・TAC・伊藤塾などの大手資格予備校は教室運営のコストがかかるため、20万円を超えるような高額な受講料となっています。
一方、スタディング・フォーサイト・ユーキャンなどの通信教育会社は教室運営のコストがかからないため、5万円〜10万円と非常に低価格です。
LEC・TACなどの大手予備校は受講料は高額ですが、知名度も実績もあり、優れた講座であることは、わかりきっています。
しかし、スタディング・フォーサイトなどの通信教育会社は、受講料は安く、知名度も低いですが、果たして大手資格予備校よりも劣っているのでしょうか?
そんなことはありません。価格が高いか安いかは、教室運営をしているかどうか(地代家賃、人件費など)で違いが出てくるだけです。
つまり、講義、教材、カリキュラム、サポートなど、それぞれの講座内容で比較し、それが同じレベルなら、迷わず安い方を選べば良い。というのが私の考え方です。
通信教育会社は、大手資格予備校に遜色のない合格実績を築き上げているわけですから、通信講座を選ぶ際には、敢えて大手資格予備校から選ぶ必要はありません。通信教育会社の中から安心して選んでください。
料金を安い順に比較
ということで、費用が安い順に、行政書士通信講座を並べてみました。
ただし、安いだけで質を伴わないものをおススメするわけにはいきませんので、当ページのおすすめ上位6社に絞り、その中でも各社の初心者向けの主力講座(オールインワンのパック講座)で比較しています。
通信講座名 | コース名 | 講義時間 | 受講料 |
---|---|---|---|
スタディング | 行政書士 合格コース(コンプリート)【2023年向け】 | 84時間 | 59,400円 ※合格お祝い金1万円 |
ユーキャン | 行政書士講座【2023年向け】 | 38時間 | 63,000円 ※教育訓練給付金対象 |
クレアール | 行政書士 完全合格カレッジコース【2023年向け】 | 265時間 | 5月末まで→ 76,050円 ※合格お祝い金2万円 ※教育訓練給付金対象 |
フォーサイト | 行政書士スピード合格講座(バリューセット3)【2023年向け】 | 69時間 | セット価格→ 94,800円 ※不合格者全額返金 ※教育訓練給付金対象 |
資格スクエア | 行政書士 森Tの速習合格講座【2023年向け】 | 230時間 | 108,900円 ※合格お祝い金1万円 |
アガルート | 行政書士 速習カリキュラム【2023年向け】 | 186時間 | 162,800円 ※合格者全額返金 or お祝い金5万円 |
最安値は、スタディング・クレアール・ユーキャンが、6万円前後の価格帯で、ほぼ横並びに続きます。
スタディングは、質問サポートをつけないことや、製本版テキストをつけないことで、この安さを実現しています。ですので、質問サポートが不要な方、スマホだけで勉強しようとしている方には、超おススメですね!
クレアールは、特に人気講師やすぐれた教材があるわけではありませんが、丁寧な講義が魅力です。大手予備校並みの充実の講義がこの安さで受講できるわけですから、安さと丁寧さを求める方に、おすすめです!
ユーキャンは、講義が少ないことから、教材を中心とした学習になってきます。ある程度の自己学習ができる方は、効率的に勉強できますので、おすすめですね。
一方、次の価格帯は、10万円〜15万円程度のフォーサイト・アガルート・資格スクエアです。
この辺りの価格帯になってくると、全額返金やお祝い金の特典をつけることで金銭的な負担を軽減させているのがわかりますね。
- 最安値は、スタディング・クレアール・ユーキャン
- スタディングは、質問サポートが不要な方、スマホだけで勉強したい方におすすめ!
- クレアールは、安さと丁寧さを求める方におすすめ!
- ユーキャンは、教材中心に効率的に勉強したい方におすすめ!
- 少し高めの価格帯のフォーサイト・アガルート・資格スクエアは、全額返金やお祝い金で負担を軽減!
なお、 行政書士の通信講座14社の受講料について、【安い順ランキング!】行政書士の通信教育を費用(料金)で徹底比較!のページで徹底比較していますので、興味のある方はそちらもご覧ください。
合格率の高さを比較!どうしても合格したい方へ
絶対に合格したい!合格できないと困る!なにがなんでも合格したい!という場合は、とにかく「合格率(合格実績)」が高い講座を選ぶという方法もあります。
ただし、合格率や合格実績については、講座によって公表方法が異なるため、同列で比較することは難しいのが現状です。
各社で公表している合格実績について、おすすめの上位6社で比較してみると、以下の表のようになります。
通信講座名 | 合格者数 or 合格者の声 | 合格率 |
---|---|---|
アガルート | 296名の合格者を輩出(2022年度) | 56.17%の合格率(全国平均12.1%の4.63倍)(2022年度) |
フォーサイト | −−−(2022年度) ※2021年度は200名 |
54.1%の合格率(全国平均12.1%の4.46倍)(2022年度) |
ユーキャン | 233名の合格者を輩出(2021年度) | −−− |
スタディング | 160名の合格者の声を掲載(2022年度) | −−− |
クレアール | 125名の合格者を輩出(2022年度) | −−− |
資格スクエア | −−− | −−− |
このように、合格実績として、「合格率」を公表している講座と、「合格者数」を公表している講座、そして、「合格者の声」をホームページに掲載している講座、とそれぞれ公表方法が異なっています。
合格率を公表する講座が少ないのは、通信講座の特性上、把握するのが難しいというのが理由としてあります。
とはいえ、アガルートとフォーサイトにおいては、アンケート調査によって合格率を把握できるよう企業努力を行い、その数値を公表しています。
さらに、「合格者の人数」及び「合格率の高さ」のいずれの数値も公表し、かつ、いずれもトップのアガルートの実績は、間違いなくナンバーワンといえますね!
とにかく合格にこだわる方には、アガルートがおすすめです!
- 合格率・合格者数ともに公表しているのは、アガルートとフォーサイトのみ
- いずれもトップのアガルートは実績ナンバーワン!
- 合格にこだわる方には、アガルートがおすすめ!
サポートの充実度を比較!挫折しがちな方へ
独学と違って、サポートが受けられるというのも、通信講座のメリットのひとつですね。
通信講座のサポートは、勉強中に疑問点が湧いてきたときに、それを解消してくれるのはもちろんのことですが、勉強のモチベーションアップにも効果的です。
そこで、おすすめ通信講座の上位5社のサポート体制を比較し、サポートが充実している順に並べると、以下の表のようになります。
通信講座名 | サポート内容 |
---|---|
アガルート | ・Facebookグループによるスピーディーで回数無制限の質問対応(講師が直接回答)、他の受講生の質問・回答も閲覧可能 ・毎月1回のホームルーム(毎月のアンケートに基づくYoutubeを使った動画配信) |
資格スクエア | ・Webによる回数無制限の質問対応、他の受講生の質問・回答も閲覧可能 ・毎月1回、森TとのZOOM相談会(7〜11月の計5回) |
ユーキャン | ・Web、郵便による回数無制限の質問対応(1日3問まで) ・7回の添削課題あり |
クレアール | Eメール、FAXによる回数無制限の質問対応 |
フォーサイト | Webによる質問対応(回数制限あり⇒バリューセット3:25回、バリューセット2:15回、バリューセット1:10回) |
スタディング | Webによる質問対応 ※1質問につき2,000円の別料金 ※ 学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 ※ 勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持 |
ご覧のとおり、サポートの充実度でいえば、アガルートが圧倒的で、次いで資格スクエア、ユーキャン、クレアールと続きますね。
スタディングは、圧倒的な低価格ですので、質問サポートが別料金なのは、やむを得ないのかもしれません。その代わり、システム面で受講生をサポートできるように工夫がなされていますね。
とにかく、サポートで選ぶなら、アガルートがナンバーワンです!
- サポートの充実度は、アガルートが圧倒的!
- 次いで、資格スクエア・ユーキャン・クレアール
- サポートで選ぶなら、アガルートがナンバーワン!
初心者におすすめの行政書士通信講座を学習スタイルで選ぶ!
上記では、おすすめの行政書士通信講座を各項目ごとに比較してきましたが、通信講座には、受講料や講義、テキスト、カリキュラム、サポートなど様々な要素があります。
こっちの講座は講義は良いけれどテキストがちょっと、、こっちの講座はテキストは良いけれどカリキュラムがちょっと、、など結局どれを選べばいいのかわからない、、と途方に暮れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、こういった方のために、初心者向けのおすすめ行政書士講座を学習スタイルで比較してご紹介したいと思いますので、参考にしてみてください。
理解重視で勉強するならアガルート
まずは、机に向かって勉強時間を確保できる方におすすめの行政書士通信講座です。
机に向かって勉強する場合におススメの通信講座は2つあります。
まずは「理解重視」で勉強したい方へのおすすめ講座です。
- 机に向かって「理解重視」で勉強するならアガルート!
- 266時間(速習カリキュラムでは186時間)の充実した講義!
- カリスマ講師による丁寧な指導!
- 視覚的に理解しやすいフルカラーテキスト!
アガルートは、総講義時間266時間という充実した講義(速習カリキュラムでは186時間)で、大手資格予備校LECで10年以上にわたり講師を務めたカリスマ講師「豊村慶太」先生に丁寧に教えてもらうという学習スタイルになります。
このため、机に向かって”理解重視”で勉強したい方に最適です!
テキストも、視覚的に理解しやすいフルカラーテキストが使用されます!
行政書士の試験勉強では、どうしても暗記が必要になりますが、単純に暗記するのは苦痛でしかありません。
しかし、しっかりと理解しながら勉強すれば簡単に記憶することができますので、「理解重視」の勉強は、王道の勉強法といえますね。
効率重視で勉強するならフォーサイト
次は、机に向かって「効率重視」で勉強したい方へのおすすめ通信講座です。
- 机に向かって「効率重視」で勉強するならフォーサイト!
- コンパクトな講義!
- 凝縮されたフルカラーテキスト!
- 次世代eラーニングでスキマ時間を有効活用!
フォーサイトは、総講義時間69時間というコンパクトな講義と、無駄を徹底的に省き、イラスト・図解により凝縮されたフルカラーテキストを使って学習を進めるというスタイルになります。
このため、机に向かって”効率重視”で勉強したい方に最適です!
さらに、次世代eラーニングシステムで、スキマ時間を効率的に使って勉強することも可能です!
通信講座名/受講料 |
フォーサイト 行政書士スピード合格講座(バリューセット3)【2023年試験向け】 ※「不合格者」には全額返金! |
講義時間数 |
69時間 |
テキスト |
フルカラー(冊子版+Web) |
公式サイト | ![]() |
スマホでスキマ時間に勉強するならスタディング
次は、机に向かってまとまった勉強時間を確保することができないため、スキマ時間を使ってスマホやタブレットで勉強しようと考えている方におすすめの通信講座です。
- スキマ時間にスマホで勉強するならスタディング!
- カリスマ講師のコンパクトな講義!
- アプリ(Web問題集)でサクサク勉強できる!
- すべての学習をスマホだけで完結させることができる!
スタディングは、クレアールやヒューマンアカデミーなどで受験指導歴20年以上のカリスマ講師「竹原 健」先生による総講義時間84時間というコンパクトな講義と、Web問題集でサクサク問題演習を進めることができます。
そしてなんと、すべての学習をスマホだけで完結させることができますので、スキマ時間を使った学習スタイルに最適です!
通信講座名/受講料 |
スタディング 行政書士 合格コース(コンプリート) 【2023年試験向け】 ※合格者にはお祝い金1万円! |
講義時間数 |
84時間 |
テキスト |
フルカラー(Web版) |
公式サイト | ![]() |
初心者向けおすすめ行政書士講座まとめ
以上、勉強スタイル別のおすすめ行政書士講座をまとめると、以下のようになりますね。
- 「理解重視」で机に向かって勉強⇒ アガルート行政書士講座
- 「効率重視」で机に向かって勉強⇒ フォーサイト行政書士講座
- 「スマホ」でスキマ時間に勉強⇒ スタディング行政書士講座
【ランキングの基準】行政書士通信講座のおすすめな選び方
それでは次は、行政書士通信講座のおすすめな選び方について、ご紹介したいと思います。
これはつまり、当ページのおすすめランキングの基準にもなっているもので、以下の5項目で評価しています。
- 講義・講師(講義のわかりやすさ、講義時間数、講義スタイル)
- 教材(テキスト・問題集、eラーニングなど)
- 合格実績(合格率、合格者数、合格者の声など)
- サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
- 受講料(安さ、返金制度など)
それでは順に、各項目について解説していきます。
選び方@:講義・講師(講師のわかりやすさ、講義時間数、講義スタイル)
行政書士通信講座を受講する最大のメリットは「講義」です。
つまり、講義・講師は通信講座を選ぶ際に、最も重要な要素のひとつと言えますね。
講師のわかりやすさ
わかりやすい講義かどうかのポイントは、大きく分けて以下の2点です。
- 重要度に応じてメリハリをつけたうえで、噛み砕いて解説してくれるか
- 受講生のやる気を起こさせる熱意や、聞き手を惹き付けて退屈させない話術も重要
カリスマ講師と呼ばれるような講師や高い実績を築き上げている講師は、こういった特徴を備えていますよね。
少なくとも、聞いていて退屈するような講義やメリハリのない講義、淡々とテキストを読み上げるだけのような講義は、あまりおすすめできませんね。
この辺りは、サンプル講義を聴いたうえで判断してみてください。
講義時間数
講義時間数の関係でいうと、以下の2つに分かれます。
- コンパクトに要点を絞った講義(50時間程度のものもある)
- 丁寧で充実した講義(200時間を超えるものもある)
これは、どちらが良いとは一概には言えません。コンパクトさを売りにする場合もありますし、丁寧さを売りにする場合も、いずれもあり得ます。
解説講義は要点だけで、あとは自分でテキストを読めば理解できるような方は、コンパクトな講義が効率的ですね。
一方、自分でテキストを読むのが苦手な方は、丁寧な講義でしっかりと教えてもらいながら勉強できる方がいいですね。
また、スキマ時間を活用するなら、テーマごとに短時間で刻んで収録してある講義が便利です。(通学講座も開講している資格予備校は、1講義2時間30分のものがあるため注意)
講義スタイル
また、講義スタイルも、講義のわかりやすさに影響を与えますので注意が必要です。
講義スタイルには、以下の3種類があります。
- テキストを画面に映し出して解説
- スライドを画面に表示して解説
- ホワイトボードや黒板に板書しながら解説
個人的には、テキストを画面に映し出して解説するスタイルが、一番わかりやすいと感じますね。
知識はすべてテキストに集約していくわけですから、テキストに基づく解説の方がメモ書きもしやすいですし、記憶にも残りやすいと思います。
テキストとは別のスライドを使う場合は、確かにその時はわかりやすいですが、そのスライドを印刷してテキストに貼り付けたり、全部メモ書きしたり、色々と手間がかかるので私はあまり好きではありません。
選び方A:教材(テキスト・eラーニング)
通信講座は、教材(テキスト)に基づいて講師が解説(eラーニングの講義)しますし、復習の際も教材(テキスト・問題集・eラーニングの問題演習)を使います。そして、知識を集約していくのは教材(テキスト)です。
ということで、教材は、勉強の始まりから終わりまで、常に使い続けるものですので、上記の講義と並んで、最も重要な要素のひとつです。
テキスト
テキスト選びのポイントは、次の3点です。
- フルカラーに越したことはないが、できれば2色刷り以上を
- 無駄を省いた効率的なテキストになっているか
- メリハリをつけた記述(解説と暗記事項の区別、図表・イラスト)がなされているか
フルカラーにこだわる必要はありませんが、フルカラーは、とっつきやすく、記憶に残りやすいといったメリットがあります。
とはいえ、2色刷りや配色の少ないテキストは、マーカーを引きやすいというメリットもありますので、サンプルテキストを見て、自分が使いやすいと感じるものを選ぶのがいいですね。
eラーニング
次は、eラーニングのポイントです。
- テキスト・問題集をスマホで参照できるか
- 問題演習機能・アプリがついているか
まず、講義に関しては、どこの講座も、スマホでも受講できるようになっています。
違いが出てくるのは、テキスト・問題集をスマホで参照できるようなデジタルデータが提供されているかどうか、そして、問題演習機能(アプリ)があるかどうか、という点ですね。
外出先などのスキマ時間に勉強する場合は、やはり紙ベースの教材よりもスマホの方が勉強しやすいですので、スキマ時間の勉強を想定する場合は、この辺りの機能には注意が必要です。
選び方B:合格実績(合格率、合格者数、合格者の声など)
通信講座の合格実績としては、合格率や合格者数を公表している講座もありますし、そのような具体的な数字は出さず、合格者の声をホームページに掲載している場合もあります。
- 合格率を公表
- 合格者の人数を公表
- 合格者の声を掲載
このように、それぞれ把握できる指標が異なりますので、合格実績を同列で比較するのは難しいのが実状です。
ですので、合格実績に捉われ過ぎる必要はありませんし、合格実績だけで講座の良し悪しを判断できるものでもありません。
とはいえ、高い合格率が公表されていることや、合格者数(合格者の声)が多いことは、安心して受講できる材料になるのは確かですので、把握できる範囲で確認しておくべきですね。
選び方C:サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
質問サポートなどのフォロー制度は、通信講座を受講する大きなメリットのひとつですね。
まずは、質問サポートの有無、質問回数の制限の有無がチェックポイントです。
- 質問サポートがあるか
- 回数無制限で質問できるか
そこからさらに、サポートに力を入れている講座は、SNSやYoutube動画配信、添削課題、カウンセリングなど様々な工夫がなされています。
独学で挫折しがちな人は、サポートが充実した講座を選ぶのがおすすめです。
ただし、基本的に、質問サポートなどのフォロー体制は、マンパワーを要するものが多く、人件費に関わってきますので、受講料の安さに影響してきます。
ですので、サポートを取るか、安さを取るか、どちらを取るかの判断も必要になってきますね。
選び方D:受講料(安さ、返金制度など)
最終的に、その通信講座を申し込むかどうかの決め手になってくるのが、受講料ですね。
上記の@〜Cは、その講座の中身ですが、その中身と料金とを比較検討しながら講座を選ぶことになります。
安いに越したことはありませんが、安ければいいというものでもありません。
行政書士通信講座の受講料(初心者向けの主力講座)は、通信教育専門校では、6万円〜10万円あたりが相場です。
通学スクールも開講している大手予備校では、15万円を超えてきますので、通信講座を受講するなら、通信教育専門校で選ぶのがおすすめです。
- 通信教育専門校の相場:6万円〜10万円
- 大手予備校の相場:15万円〜25万円
料金が安いものは、安い理由(質問サポートがないなど)をきちんと把握したうえで、購入すべきですね。
逆に、高いものは、独自性が高いもの、優れた教材、優れた講師、充実のサポートなど、それぞれの理由に納得したうえで購入すべきです。
また、料金そのものは少し高めの設定になっていても、合格者(又は不合格者)への全額返金制度が用意されている場合は、費用負担が帳消しできる可能性もあります。
通信講座のおすすめな選び方まとめ
以上、行政書士通信講座のおすすめな選び方(おすすめランキングの基準)をご紹介しました。
当ページのおすすめランキングでは、これらのポイントを踏まえてランク付けしていますので、上位でご紹介している通信講座なら、どれを選んでも安心して受講していただけるはずです!
行政書士試験の日程・難易度
行政書士試験の日程や試験内容・難易度など、試験に関する基礎情報をご紹介します。
行政書士の試験日はいつ?受験資格は?
まずは、行政書士試験の試験日程や受験資格といった概要です。
11月の第2日曜日に実施される
行政書士試験は、総務大臣の指定試験機関として都道府県知事から委任を受けた「一般財団法人 行政書士試験研究センター」が実施しており、毎年1回、11月の第2日曜日に実施されます。
2023年度の試験日程は、以下のとおりです。なお、この実施日程は、7月3日の公示により確定します。
申し込み期間 | <郵送> 令和5年7月24日(月)〜8月25日(金) ※消印有効 |
<インターネット> 令和5年7月24日(月)午前9時〜8月22日(火)午後5時 |
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試験日時 | 令和5年11月12日(日) 午後1時〜午後4時(3時間) |
合格発表 | 令和6年1月31日(水) |
受験料 | 10,400円 ※令和3年度までは7,000円でしたが、令和4年度以降10,400円に改定されています。 |
受験資格はなく誰でも受験可能
行政書士試験には、年齢、学歴、国籍などの制約はありませんので、どなたでも受験できます。
行政書士試験はどんな問題が出題される?
行政書士試験は、法令知識と一般知識について問われる筆記試験で、マークシート(五肢択一式・多肢選択式)と記述式(40字程度)で実施されます。
出題数は、マークシートが57問で、記述式が3問の合計60問です。
科目区分 | 試験科目 | 五肢択一式 | 多肢選択式 | 記述式 |
法令科目 | 憲法、行政法、民法、商法(会社法)、基礎法学 | 40問 | 3問 | 3問 |
一般知識 | 政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解 | 14問 | -- | -- |
行政書士試験はどれぐらい難しい?合格率は?
次は、行政書士試験の難易度についてご紹介します。
合格率は10%前後の難関資格
行政書士試験の合格率は、例年、おおむね10%程度で推移しており、難関資格とされています。
合格点は6割の正解
行政書士試験は、国家資格では珍しく「絶対評価」が採用されており、合格点が定められています。
「法令科目」が50%以上、かつ、「一般知識」が40%以上、かつ、全体で60%以上を正解すると合格となります。
つまり、合計点で60%以上が合格ラインですが、ただし、足切りが設けられており、法令科目で50%と一般知識で40%は得点しておかないといけないということになります。
行政書士試験に合格するには何時間勉強すればいい?
一般的に、初心者が行政書士試験に合格するためには、500時間(〜800時間)程度の勉強時間が必要といわれています。
例えば、1日に3時間の勉強時間が確保できる方であれば、半年程度の期間になりますし、1日に2時間の方なら8ヶ月程度、1日に1時間しか勉強できない方であれば、1年半程度の期間が必要になると考えていただければよいかと思います。
ただし、これは完全な初学者の話ですので、既に何らかの予備知識があるような場合は話は別です。
例えば私の場合は、先に宅建試験に合格してから行政書士を受験しましたので、一般的に必要とされる約半分の勉強時間(約250時間)で合格することができました。
行政書士試験はどこで受験できる?
行政書士試験は、居住地にかかわらず、全国どこの試験会場でも受験することができ、都道府県ごとに1ヶ所以上の試験会場が設けられます。
試験会場の多くは、大学や専門学校、高校など、教室型の部屋が確保できる施設になっています。
行政書士は独学でも合格できる?
行政書士試験は、独学でも合格することは可能です。私自身も、行政書士試験には独学で合格しました。
ただし、独学には多くのデメリット(壁)がありますので、それを自力で乗り越えないといけません。
- 自力でテキストを読み進めないといけない。
- 教材を自分でひとつずつ選ばないといけない。
- 自分で勉強方法やスケジュールを考えないといけない。
- わからなくても質問できない。
- モチベーションを維持するのが大変。
などなど、挙げればキリがないほど数多くの壁(デメリット)が存在していますが、通信講座を利用すれば、これらのデメリットはすべて払拭できますので、独学に自身がない方・不安な方は、通信講座を積極的に利用するのがおすすめです。
行政書士に関するよくある質問
最後に、 行政書士に関するよくある質問について、お答えします。
行政書士とは?どんな仕事をする資格?
行政書士とは、市役所や県庁などの官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類の作成や提出手続の代理・相談を行う資格です。
この業務の中で、行政書士の最も代表的・中心的な業務は、官公署への許認可の申請業務ですね。
許認可の申請とは、例えば、建設業の許可や飲食店の営業許可、旅館業の営業許可、開発許可、農地転用許可、外国人在留許可、自動車登録申請・車庫証明などの申請業務が挙げられます。
つまり、行政書士は、「行政手続」の専門家であり、許認可のプロフェッショナルといえますね。
司法書士と行政書士はどう違う?
司法書士と行政書士は、どちらも「書士」という名前がついていますので、よく混同されますね。
行政書士は、上述のとおり、行政手続の専門家であり、「許認可のプロフェッショナル」です。国の管轄でいうと、「総務省」の管轄になります。
一方、司法書士は、法律事務の専門家であり、「身近なくらしの法律家」と呼ばれています。国の管轄でいうと、「法務省」の管轄になります。
司法書士の仕事内容は、登記・供託に関する手続の代理、法務局や裁判所・検察庁に提出する書類の作成、簡易裁判所での代理人業務などです。
行政書士と司法書士は、実務上も密接に関連する部分がありますので、ダブルライセンスとして、おススメですね。
サイト名 | 内容 |
総務省(行政書士制度) | 行政書士を所管する省庁である「総務省」の行政書士制度のページです。 |
一般財団法人 行政書士試験研究センター | 一般財団法人 行政書士試験研究センター(総務大臣の指定試験機関として、都道府県知事より試験事務の委任を受け、行政書士試験を実施している公益法人)のホームページです。行政書士試験の案内や試験結果などの情報が掲載されています。 |
日本行政書士会連合会 | 日本行政書士会連合会(全国の行政書士会によって組織されている行政書士法上の法人)の公式サイトです。 |