行政書士試験に独学で合格するためのテキストを徹底的に比較してご紹介します!

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行政書士のテキスト
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行政書士の独学におすすめのテキスト【人気テキスト徹底比較!】

更新日:2019年10月2日

行政書士の各社のテキストを並べた画像

 行政書士試験に『独学』で合格しようとしたときに一番悩むのが、テキストなどの教材とその使用方法だと思います。

 ここでは、私が独学で行政書士試験に合格した際に実際に使用した教材を含め、行政書士の独学におすすめのテキスト(基本テキスト・要点整理テキスト)や六法とその使い方、勉強方法などをご紹介しますので、独学で学習する際の参考にしてください。

 また、行政書士のテキストは様々なものが出版されていますので、私のおすすめ以外の人気テキストについても、その特徴などを徹底的に比較してご紹介したいと思います。

 なお、行政書士の問題集等については、行政書士の独学におすすめの問題集【人気問題集徹底比較!】のページでご紹介しています。

行政書士の独学におすすめのテキスト【基本書】

 行政書士のテキストについては、これまで、私が行政書士試験に合格した当時(平成19年)に使用していた「うかるぞ行政書士 基本テキスト」(週刊住宅新聞社)をおすすめのテキストとして紹介してきました。

 しかし、それから早10年が経過し、このテキストも絶版となってしまいましたので、各社から出版されている行政書士のテキストを実際に購入して読み比べたうえで、改めて、現時点での行政書士のおすすめテキストを、ここでご紹介したいと思います。(各社のテキストの比較については後述します。)

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行政書士のおすすめテキスト!
うかる!行政書士 総合テキスト(伊藤塾)

 私が、各社の行政書士のテキストを読み比べた結果、最もおすすめしたいテキストは、伊藤塾の「うかる!行政書士 総合テキスト」です。

 まず、この行政書士総合テキストの見た目の特徴としては、緑系の2色刷りとなっていることと(2019年版からフルカラーになりました!)、別冊で六法がついているという点です。(さらに、2019年版からは、重要な語句を赤シートで隠して覚えることもできるようになりました。)

 別冊の六法については、憲法、民法、行政法など、行政書士試験に必要となる法令が収録されていますので、これがあれば、別途、六法を購入する必要はないかと思います。また、必要な法令のみが掲載されているため(判例の収録なし)、非常にコンパクトで使いやすいと思います。

 次に、構成上の特徴としては、章ごとに一問一答式の確認問題(ファイナルチェック)が設けられているため、理解度を確認しながら学習を進められるようになっています。

 そして、最も重要な本文についてですが、まず、行政書士の試験科目のうち、憲法を学習するうえで最も大切な「判例」については、事件名、争点、結論、判旨に分けて端的に記載されており、見やすくなっています。
 そして、内容をしっかりと理解する必要のある民法行政法などは、詳しく丁寧な解説が記載されています。法の意義、要件も整理されており、事例も交えて説明があるため、非常に理解しやすくなっています。

 また、理解しにくく難解なテーマでは、「Festina lente(ゆっくり急げ)」という囲み記事でウサギさんが語りかけてくるのですが、その難解なテーマの考え方や理解の助けとなるポイントが記載されており、他社の行政書士のテキストにはない秀逸なコメントが記載されています。

 そして、他社の行政書士のテキストと読み比べるとその違いがよくわかるのですが、欄外の記事が最小限に抑えてあります。欄外はあくまでも参考記事として本文から逸れて参考に読み、本論の内容は、本文を順に読んでいけばよいので、非常に読みやすいと思います。

 ということで、私が各社の行政書士のテキストを読み比べた結果「うかる!行政書士 総合テキスト」(伊藤塾)を一番におすすめします!

※ ただし、法律を学ぶのが初めてで、法律に馴染める自信がないという方は、フルカラーでとっつきやすい「合格革命 行政書士 基本テキスト」を選択してもよいかもしれません(後述の「行政書士の人気テキストを徹底比較!」でご紹介しています)。

 なお、各社とも、基本テキストの学習を始める前に、導入の学習のため行政書士入門テキストのようなものが用意されています。この伊藤塾の「うかる!行政書士」のシリーズでは、「うかる!行政書士 入門ゼミ」というものになりますが、私自身は、行政書士の受験前に、既に宅建試験で民法を学習済みだったこともあり、入門テキストは使用しませんでしたが、法律の学習がまったくの初めての場合は、このような入門テキストから始めてみる方がよいかと思います。

 この行政書士入門ゼミを読んでおけば、行政書士の試験範囲の全体像を把握することができますので、総合テキストに入る前の基礎固めとなり、総合テキストが、より理解しやすくなると思います。

 内容は 、憲法、民法、行政法などの各科目について、具体例を交えながら易しく解説してくれており、行政書士試験の各科目のイメージを掴むことができるようになっています。

 ちなみに、この行政書士入門ゼミのガイダンスでは、「最低2回は通読してください」と書かれていますが、大雑把にイメージを掴むだけで十分だと思いますので、1度、サーっと目を通す程度にしておいた方がよいと思います。じっくり読むのは総合テキストに入ってからにした方が効率的だと思います。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
テキスト うかる! 行政書士 総合テキスト(2019年度版)

著者: 伊藤塾
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2018/12/20
サイズ: 21 x 15.2 x 4.6 cm
ページ数: 816ページ

価格:
3,300円 (送料無料)
入門ゼミ うかる!行政書士 入門ゼミ(2019年度版)

著者: 伊藤塾
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2018/11/20
サイズ: 21.2 x 15 x 1.6 cm
ページ数: 256ページ

価格:
1,760円 (送料無料)

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行政書士の人気テキスト【基本書】を徹底比較!

 私が行政書士試験に合格したのは平成19年度でしたので、それから早10年が経過しました。ここで改めて、現在各社から出版されている行政書士のテキストで、上記で紹介した「うかる!行政書士 総合テキスト」以外のテキストについて、私が実際に購入し、比較検証した記事を掲載しておきたいと思います。

 それでは、以下、順に、

  • 合格革命 行政書士 基本テキスト(早稲田経営出版)
  • みんなが欲しかった!行政書士の教科書(TAC出版)
  • 出る順行政書士 合格基本書(LEC)
  • スッキリわかる 行政書士(TAC出版)
  • うかるぞ行政書士 基本テキスト(週刊住宅新聞社)

について、比較しながらご紹介していきたいと思います。

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行政書士のテキストの比較 その1
合格革命 行政書士 基本テキスト(早稲田経営出版)

 まずは、「合格革命 行政書士 基本テキスト」です。

 このテキストは、フルカラーとなっているため、とっつきやすいテキストかと思います。ネットの口コミ等を見ても、最も人気が高いように見受けられます。

 特徴としては、各テーマごとに「確認テスト」が設けられており、理解度の確認をしながら学習を進められるという点は、「うかる!行政書士 総合テキスト」と同様です。また、豊富な図表やイラストでわかりやすく整理されていることも特徴的で、優れていると思います。
 そして、2019年版から、重要事項等を赤シートで隠して覚えられるようになりました。

 行政書士の試験科目のうち憲法では、判例が、事件名・事案・結論・判旨に分かれて記述されており、見やすくてわかりやすいと思います。

 しかし、民法では、事例をベースに解説されており、一見わかりやすそうな印象を受けます、行政書士試験では、法を理解することが大切です。しかし、このテキストでは法の解説が淡白なところがあり、十分な理解が得られない場合があるのではないかと感じました。

 ただし、行政法では、条文学習が大切となる項目では条文を掲載し、判例が大切な項目では判例を掲載するなど、工夫された構成となっており、なかなかの好印象です。民法の法の解説が若干薄いという点を除けば、全体として優れたテキストだと思いますので、伊藤塾の「うかる!行政書士 総合テキスト」の次に、おすすめしたいテキストです。

 法律を学ぶのが初めてで、法律に馴染める自信がないという方は、伊藤塾のテキストでは挫折してしまう恐れがありますので、フルカラーでとっつきやすいこちらの「合格革命 行政書士 基本テキスト」を選択してもよいかもしれません。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
テキスト 合格革命 行政書士 基本テキスト(2019年度)

著者: 行政書士試験研究会
出版社: 早稲田経営出版
発売日: 2018/12/21
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 833ページ

価格:
3,300円 (送料無料)

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行政書士のテキストの比較 その2
みんなが欲しかった!行政書士の教科書(TAC出版)

 次は、TACの「みんなが欲しかった!行政書士の教科書」です。

 これは、2016年版まで「行政書士 合格テキスト(行政書士一発合格シリーズ)」として販売されていたものが、2017年版からフルリニューアルされたものです。

 この行政書士のテキストは、合格革命と同様、フルカラーとなっています。また、本文は4分冊できるようになっているため、持ち運びにも便利というメリットがあり、2018年版から5分冊目として、「ミニ行政書士試験六法」も付属するようになりました(伊藤塾に追随)。

 そして、各テーマごとに、例題として過去問が掲載されており、理解度の確認ができるようになっています。

 行政書士の試験科目のうち、まず憲法については、判例は、事件名、事案、判旨に分けて記載されており、わかりやすいと思います。また、イラストで図解もしてあり、争点をイメージしやすくなっています。

 しかし、このテキストの最大の特徴である、図表とイラストを中心とした構成についてですが、非常にカラフルで、とっつきやすい体裁になっていますが、そこに書かれている内容は、結論だけを整理して並べ、そこに注釈で説明を入れるという感じで、いわゆる「要点整理テキスト」に近い構成になっています。

 とにかく丁寧な解説がなされていないため、行政書士試験にとって大切な「法の理解」という面で、初学者が一から勉強をしていくには、厳しいように感じます。逆に言えば、ある程度の基礎知識がある方が、重要なポイント、覚えるべきポイントを図表で整理しながら記憶していくという使い方には適しているように思います。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
テキスト みんなが欲しかった! 行政書士の教科書(2019年度)

著者: TAC行政書士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2018/12/21
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm

価格:
3,300円 (送料無料)

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行政書士のテキストの比較 その3
出る順行政書士 合格基本書(LEC)

 次は、LECの「出る順行政書士 合格基本書」です。

 このテキストは、青系の2色刷りとなっています。

 特徴としては、項目ごとに見開きで完結するようにページが配置されており、学習しやすくなっていますが、他社のテキストのような各テーマごとの確認問題の掲載はありません。
 2019年版から、別冊で「行政書士試験コンパクト六法」が付属するようになりました。(伊藤塾に追随)

 行政書士の試験科目のうち、まず憲法では、判例は、事件名、事案、判旨が記載されていますが、事案や判旨といった見出しがなくズラズラと記載されているため、重要なポイントがわかりにくいと思います。

 民法などは、法の意義や要件などについては、しっかり解説してありますが、その一方で、事例を交えた解説が少ないため、理解が進みにくい可能性があります。

 また、見開きで完結させるように無理やり配置した関係からか、欄外の記載が非常に多くなっており、理解する上でとても大切になる具体例が欄外に追いやられているケースが多くなっています。

 ということで、テキストとしては、あまりおすすめできないテキストということになります。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
基本書 出る順行政書士 合格基本書(2019年版)

著者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所 行政書士試験部
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2018/12/20
サイズ: 20.8 x 15.2 x 4.6 cm
ページ数: 1022ページ

価格:
3,300円 (送料無料)

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行政書士のテキストの比較 その4
スッキリわかる行政書士(TAC出版)

 次は、TACの「スッキリわかる 行政書士」です。

 このテキストは、赤系の2色刷りとなっています。また、2017年版から別冊として「スッキリ行政書士試験六法 」が追加されました。

 そして、各テーマごとに、「確認ミニテスト」が掲載されており、理解度の確認をしながら学習を進められるようになっています。

 「図表とイラストで楽しく読める」というのがこのテキストの売りで、かわいらしいパンダさんやコアラさんのイラストや吹き出しで、ほのぼのとした雰囲気を醸し出していますが、図表やイラストを駆使してフルカラーの見やすいテキストに仕上げている上記の「合格革命」や「みんなが欲しかった」に比べると、読みやすさは劣っていると言わざるを得ません。

 行政書士の試験科目のうち、まず憲法については、判例は、事件名と判旨のみの記載で、他社のテキストに比べて不十分です。

 民法についても、ひとつひとつの項目がかなり省略した解説となっており、不十分です。行政法についても、同様です。

 このテキストは、はっきり言って、基本書としては使い物にならないように思います。おそらくこのテキストは、とにかくテキストをサラッと読み切ることを目標に、その後の過去問演習を通じて知識を補充していくという使い方になるのではないかと思います。

 このテキストのガイダンスでは、本試験の合格ラインである「6割」を取るために無駄なことをすべて省いた書籍だと書いてありますので、この内容の薄さにも納得できますが、正直、最初から6割のみを取ることを目指して学習をし、本試験で本当に6割を取れるものなのか、、、疑問です。。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
テキスト スッキリわかる行政書士(2019年度)

著者: TAC行政書士講座
出版社: TAC出版
発売日: 2018/12/20
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 564ページ

価格:
3,300円 (送料無料)

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行政書士のテキストの比較 その5
うかるぞ行政書士 基本テキスト(週刊住宅新聞社)【絶版】

 そして最後は、かつて、このサイトで最もおすすめの行政書士のテキストとして紹介していた「うかるぞ行政書士 基本テキスト」です。私が使用していた平成2007年度版からは、著者も変わり、内容もすっかり様変わりしてしまっています(2017年版を最後に絶版となりました。元々は「週刊住宅新聞社」から出版されていましたが、2016年版から資格スクエアの通信講座のテキストとして、著者も変わり、資格スクエアに出版が移り、2018年版から書籍タイトルが「挫折知らず! コンパクト行政書士 基本テキスト」に改題されましたので、元々の「うかるぞ行政書士 基本テキスト」は絶版となったという理解で問題ないかと思います)。

 このテキストは、緑系の2色刷りとなっています。

 行政書士の試験科目のうち、まず憲法は、判旨のみの掲載で、わかりにくいですし、そもそも判例の掲載も少ないです。私が使用していた当時とはまったく様変わりしてしまっていました。

 民法などは、そもそも解説が少なく、また、事例を交えた説明も少ないため、これでは十分な理解は得られないと感じました。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
2017年版を最後に絶版
うかるぞ行政書士 基本テキスト(2017年版)

著者: 資格スクエア/大内 容子
出版社: 週刊住宅新聞社
発売日: 2016/12/7
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 672ページ

価格: 3,024円 (送料無料)

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行政書士のテキストの比較 まとめ

 以上のように、様々な行政書士のテキストを比べてみると、やはり伊藤塾の「うかる!行政書士 総合テキスト」は、他のテキストとは一線を画していて、非常にわかりやすいテキストだと改めて感じます。

 行政書士試験における法律の学習は、暗記するだけでなく、理解することが重要です。法を事例に当てはめる際に、十分な理解がなければ、適切な判断をすることができません。このため、法の趣旨などの丁寧な解説が省かれているテキストでは、合否の分かれ道になるような大切な問題を落とすことになってしまいます。

 見やすさ、とっつきやすさも確かに大切ですが、それだけでは合格できません。伊藤塾の「うかる!行政書士 総合テキスト」は、フルカラーで十分な見やすさを確保していることに加えて、法の意義、考え方などの丁寧な解説も兼ね備えています。

 したがいまして、行政書士の独学に適したテキストとして、私は、伊藤塾の「うかる!行政書士 総合テキスト」を、一番におすすめします!

 法律を学ぶのが初めてで、法律に馴染める自信がないという方は、伊藤塾のテキストでは挫折してしまう恐れがありますので、フルカラーでとっつきやすい「合格革命 行政書士 基本テキスト」を選択してもよいと思います。

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行政書士の独学におすすめのテキストの使用方法

 では次に、これらのテキストを使用した行政書士試験の勉強方法についてご紹介したいと思います。

 まず始めに、法律を学ぶのが初めての方は、入門テキストをさっと通読します。この入門テキストでは、あまり引っかからずに、全体像を把握する程度の読み方にしておくのがよいと思います。

 そして、基本テキストの、行政書士試験の法令科目について、テキストを一通り読みます。この際、テキストに出てくる条文は必ず六法で確認し、線を引くようにします(私は黒鉛筆で引いていました)。

 その後、もう一度、テキストを章ごとに読み、そこに対応する問題集(過去問)を解きます。このとき、問題集の解説を読みながら、参照すべき条文を六法で引いたり、六法だけではわからない部分については、テキストの該当部分を読んだりしながら学習を進めます。(おすすめの問題集については、「行政書士の独学におすすめの問題集」のページでご紹介しています。)

 このようにして、テキストと過去問の平行学習が終わったら、次は、問題集のみを解いていきます。解くときの要領は、上記と同様です。この問題集については、3回程度繰り返し解けばよいと思います。

 ちなみに、一般知識については、試験の2週間前ぐらいからテキストを読みましたが、問題集は解きませんでした。一般知識の対策に無駄に時間を費やすことは避けるべきですので、試験直前期に、最後の詰め込み学習として、「政治経済社会」、「情報通信・個人情報保護」、「文章理解」のうち、「情報通信・個人情報保護」の分野を中心に、テキストを読み込んで、なんとか最低限の対応ができるようにしておけばよいと思います。もちろん、日ごろから社会に関心をもって、ニュースなどで情報取集をしておくというのが一番の対策だとは思いますが。。。

 なお、行政書士の独学におすすめの問題集(過去問)や、40字記述対策などについては、「行政書士の独学におすすめの問題集」のページで詳しくご紹介していますので、そちらをご参照ください。

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行政書士の独学におすすめのテキスト【要点整理】

 ここまでは、行政書士のテキストの中で、教科書とでも言うべき「基本テキスト」についてご紹介してきましたが、次は、その基本テキストを使って一通り学習を終えた方が、直前期に知識を総整理するために使用する「要点整理テキスト」についてご紹介したいと思います。

 私自身は、このような要点整理テキストを使用するような時間的余裕もなかったため使用しませんでしたが、勉強期間に余裕がある方は、このようなテキストを使って知識を整理すれば、万全の態勢で本試験を迎えることができるかと思います。

 逆に、勉強時間が十分に確保できないまま本試験に突入しなければならなくなった場合に、基本テキストを読み直す時間も、過去問を解きなおす時間もない、、、と途方に暮れたときに、このような要点整理テキストで一気に総復習を済ませるという方法もあります。(私自身、他の資格試験で陥ったパターンですが、案外うまくいきました。)

 また、例えば1年目の受験で残念ながら合格できず、2年目に再チャレンジするような場合に、基本テキストをまた一から読み直すのではなく、このような要点整理テキストを使って学習を始めるという方法も効率的だと思います。

 さらに、机に向かって学習する時間とは別に、このようなコンパクトな要点整理テキストを持ち運んで、外出先や通勤時間などスキマ時間を利用した暗記用の学習に活用するという方法もあります。(要点整理テキストは、厚みも薄く、本のサイズ自体もハンディサイズ(概ねB6版)になっています。)

要点整理テキストの使い方
  • 直前期に知識を総整理して万全の態勢で本試験を迎えるために
  • 復習時間が確保できない場合に一気に総復習を済ませるために
  • 2年目の再チャレンジの基本テキストとして
  • 外出先や通勤時間などスキマ時間での暗記用に

 なお、こういった要点整理テキストは、基本的には理由や趣旨などの説明は省略してコンパクトに結論を整理したものとなりますので、詳しい解説を確認したい場合は基本テキストに立ち返って確認する必要があります。このため、基本的には、要点整理テキストを購入する場合は、同シリーズで揃えるようにした方がよいと思います。

 ということで、各社から出版されている要点整理テキストについて、実際に購入して読み比べてみましたので、順にご紹介していきたいと思います。

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行政書士の要点整理テキスト その1
うかる!行政書士 新・必修項目115(伊藤塾)

 まずは、おすすめNo.1の基本テキスト「うかる!行政書士 総合テキスト」(伊藤塾)と同シリーズの要点整理テキスト「うかる!行政書士 新・必修項目115」です。

 このテキストは、合格に必要な最重要ランクのテーマ115項目について、図表を使ってわかりやすく簡潔に整理した要点整理テキストとなっています。

 また、重要ポイントはわかりやすくビジュアルで表現し、重要なキーワードは赤シートで目隠しできるようになっているほか、語呂合わせなども掲載されているなど、とても便利な1冊です。

 今回ご紹介している3冊の要点整理テキストの中では、標準的な仕上がりになっており、「うかる!行政書士 総合テキスト」とセットで問題なく使えるものと思います。

 なお、総合テキストの該当箇所の章項番号が明記されてリンクしていますので、詳しい解説を確認したい場合は、素早く参照することができるようになっています。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
テキスト うかる! 行政書士 新・必修項目115(2019年度版)

著者: 志水 晋介/伊藤塾
出版社: 日本経済新聞出版社
発売日: 2019/3/9
サイズ: 18.8 x 13 x 2.2 cm
ページ数: 386ページ

価格:
1,650円 (送料無料)

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行政書士の要点整理テキスト その2
みんなが欲しかった! 行政書士の最重要論点150(TAC)

 次は、基本テキスト「みんなが欲しかった!行政書士の教科書」(TAC)と同シリーズの要点整理テキスト「みんなが欲しかった!行政書士の最重要論点150」です。

 このテキストは、本試験での出題頻度が高い重要論点150項目について、図表を中心にしてまとめた要点整理テキストです。また、目隠し用の赤シート対応で、重要語句などを隠して暗記できるようになっています。

 基本テキストの「みんなが欲しかった!行政書士の教科書」は、図表とイラストを中心として、要点整理テキストに近い構成になっているにもかかわらず、こちらの要点整理テキストは、表形式で整理しているとはいえ、逆に、文字がズラズラと並んでいて、決して要点がコンパクトに整理されたものとは言い難い仕上がりになっています。一体、どうなっているのでしょうか。。

 なお、基本テキストの該当箇所とのリンクが掲載されており、素早く参照できるようになっています。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
テキスト みんなが欲しかった! 行政書士の最重要論点150(2019年度)

著者: TAC行政書士講座/神田 理生
出版社: TAC出版
発売日: 2019/1/17
サイズ: 18.2 x 12.8 x 2 cm
ページ数: 336ページ

価格:
1,650円 (送料無料)

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行政書士の要点整理テキスト その3
出る順行政書士 最重要論点250(LEC)

 次は、基本テキスト「出る順行政書士 合格基本書」(LEC)と同シリーズの要点整理テキスト「出る順行政書士 最重要論点250」です。(2019年版で、「重要事項総まとめ」から「最重要論点250」に改題されました)

 このテキストは、図表を豊富に使って重要知識をコンパクトに整理し、イラストでビジュアル的にも理解しやすく作られています。また、重要なキーワードは赤シートで目隠しできるようになっています。

 正直言って、要点整理テキストとしては、このLECの「最重要論点250」が、一番完成度が高く、よくできていると思います。LECの「合格基本書」は、無理やり見開きで完結させるために情報が窮屈に押し込まれていましたが、こちらの要点整理テキストは、非常に綺麗に要点が整理されており、わかりやすくできています。LECは、司法試験用の「完全整理 択一六法」のシリーズなど、要点整理テキストには非常に優れていますので、流石という感じです。

 基本的には、基本テキストと要点整理テキストは揃えた方がよいと思いますが、問題集については、LECの「出る順行政書士ウォーク問」を一番におすすめしていますので(「行政書士の独学におすすめの問題集」のページ参照)、問題集と揃えるという意味で、要点整理テキストはLECの「出る順行政書士 最重要論点250」を選択してもよいのではないかと思います。

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
テキスト 出る順行政書士 最重要論点250(2019年版)

著者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所 行政書士試験部
出版社: 東京リーガルマインド
発売日: 2019/5/12
サイズ: 18 x 12.8 x 2 cm
ページ数: 361ページ

価格:
1,650円 (送料無料)

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行政書士の独学におすすめの六法

 行政書士試験の六法については、できるだけ最小限の、、という思いから、LEC「行政書士合格六法」をまず最初に購入しました。※ 平成22年3月11日、2010年版の発売時期についてLECへ問い合わせたところ、2010年版から一般販売は行わず、LECの行政書士講座の受講生に限り、その使用教材として提供することとなりましたとの回答がありました。残念です。。しかし、伊藤塾の「うかる!行政書士 総合テキスト」に付属している六法が、このLECの行政書士合格六法に近い内容ですので、伊藤塾の総合テキストを購入すれば、バッチリです!

 このLECの行政書士合格六法は、まさしく必要最小限の法律と判例のみが掲載されており、コンパクトで、条文を引くにはとても便利でしたが、もう少し判例が充実しているものも必要と思い、次に、ダイエックスの六法「行政書士マスター六法&判例」を購入しました。しかし、このダイエックスの六法についても、2014年度版を最後に絶版となってしまったため、以下に紹介する東京法令出版の「行政書士受験六法」が現時点でのおすすめの六法になります。

 使用方法としては、条文を引くときは条文に素早く辿り着けるようにLECの六法(今なら、伊藤塾の総合テキストに付属する六法)を使用し、判例を引くときにのみ、ダイエックスの六法(今なら、東京法令出版の「行政書士受験六法」)を使用しました。

 ダイエックスの六法には、各ページの端に、インデックスとして「第○条」という表示がなかったことから、条文を引きにくかったのですが、この点については、ダイエックスの六法と並んで定評のあった東京法令出版の六法「行政書士受験六法」は、各ページの上部に「第○条」という記載があり、引きやすいと思います。さらに、東京法令出版の六法は横書き2段組となっているため見やすいです(今は購入できなくなってしまったLECの「行政書士合格六法」と同様)

 六法は、テキストや過去問の解説に出てくる条文は必ず確認するようにし、鉛筆で線を引くようにしていました。(ラインマーカーなどでカラフルに線を引くという方法もありますが、私は、黒鉛筆で十分と思います。)

※画像・書籍タイトルは、Amazonへリンクしています。
六法 行政書士受験六法(平成31年対応版 )

著者: 行政書士六法編集委員会
出版社: 東京法令出版
発売日: 2018/11/13
サイズ: 21 x 14.8 x 2.5 cm
ページ数: 1248ページ

価格:
3,740円 (送料無料)

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※ 行政書士の問題集等については、行政書士の独学におすすめの問題集【人気問題集徹底比較!】のページへどうぞ。

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