特別講習会の内容報告 |
骨膜リリースを用いた臨床、が今回のテーマでした。 触圧覚刺激法を使うことにより 短時間で表層筋スパズムおよび連結筋のスパズムを除去し 当該箇所へ直接骨膜リリースを行うことにより主訴を除去する。 実技でその方法を実演していただきました。 ※前回まで骨筋膜伸長手技と呼んでいましたが今回から「骨膜リリース」としております。 ![]() ![]() モデル患者1 両側変形性股関節症 79歳 女性 (臼蓋形成不全が有ったと推察される) 左股関節は手術を予定しており、術前後のケアの仕方を希望。 @股関節痛の部位による該当患部の判断の仕方 A骨盤傾斜と荷重域の変化について B実技の進め方 ![]() ![]() モデル患者2 ジストニア 女性 40代 幼少期の交通事故により頸椎、腰痛に変形があり 成人後、綱引きの際に尻餅をつきその後ストレスなどでジストニアを発症 @全身性ジストニアと局所ジストニア Aジストニアに対する筋肉へのアプローチの仕方 B抗重力筋のトレーニングの仕方 ![]() ![]() モデル患者3(前年度より継続治療) 2014年6月に内側半月板損傷 30代 女性 本症例は内側半月板損傷の症状は軽快しているが、 屈曲障害が残存し、装具を常用する必要がある症例 @膝への骨膜リリースの仕方 ・膝蓋骨周辺への骨膜リリース ・関節列隙周辺への骨膜リリース ![]() ![]() モデル患者4 足底筋膜炎 30代 男性 3種類のアプローチを実技しながら教えていただきました ![]() ![]() モデル患者5 左腱板損傷(棘上筋損傷) 50代 男性 @上部体幹法(Th12まで) 挙上痛を確認して A短縮痛部の治療 挙上痛を確認して B検査関節包周辺への骨膜リリース 挙上痛を確認して C棘上筋付着部への骨膜リリース 挙上痛を確認して D三角巾後部繊維への骨膜リリース 挙上痛を確認して E肩甲下筋 F棘上筋起始部 |
特別講習会の内容報告2日目 |
実技前にモデル患者のCOPDについての講演 @スライドによる説明 @頭頸部法の実技指導 A中斜角筋、後斜角筋の手技 B前斜角筋への手技 ![]() ![]() モデル患者1 COPD(慢性閉塞性肺疾患) 80代 男性 体幹筋、呼吸関連筋への触圧覚刺激法、骨膜リリース 星状神経節に対する手技などにて症状の改善を計る。 ![]() ![]() モデル患者2 前十字靱帯損傷 20代 女性 治療およびテーピング方法 ![]() ![]() ![]() |
2015/07/19・20 |
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