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特別講習会の内容報告

 7月20日の講演

<講義>
星状神経に対する徒手的刺激法、特に上行線維の解剖と刺激法について
 
 




<モデル臨床実技> 
実際に症状を持っておられる方々へ治療しながらの解説

1.初期のパーキンソン病の徒手的治療法
  @運動抑制回路の説明
  A安静時震顫の鑑別
  B臨床症状の説明
  C自宅での運動療法  

  



2.CIDPに伴う足関節底背屈障害及び手指屈曲伸展障害
  ポイント 神経麻痺後の運動機能の回復には皮膚感覚が大きく関与する。
 @皮下の内圧のコントロールによって「動かし方」が分かって回復に向かう。
  (皮膚に対する触圧覚刺激法を行う)
 A手指関節屈曲伸展障害
  (体幹法・自律神経反射・鎖骨下〜手関節結合織マッサージを行う)

  



3.急性腰痛
 (重量物の移動とその後のクシャミによる症状悪化)
 Th7〜Th8体幹法・殿筋処置・骨盤調整




<実技> 
 @体幹法
 A上肢、肩甲帯への結合織マッサージ
 B三角筋、肩甲帯の筋群・大胸筋と鳥口突起付着筋へのアプローチ

  

 7月21日の講演

<講義>
1.頭頚部法(頚部法・頭部法)の接触点、方向などの操作方法。該当筋の解剖。
2.胸鎖乳突筋と星状神経との解剖的特徴及び刺激するときの注意点

  




<モデル臨床実技>
1.左肩関節拘縮
 肩関節の関節包の障害か筋腱の障害か結合織の障害かを弁別する事の重要性
 @体幹法
 A肩甲帯への結合織マッサージ
 B頭頚部法
 C肩関節への触圧覚刺激法+ルフィニ刺激
 D上腕前腕部結合織
 
  




2.右母指、手関節の疼痛
 痛みの責任部位がどこかを弁別する事が重要である
 先に腱鞘に障害が起こって痛み出したのか、上肢の自律神経障害の結果、手関節,
 手指の腫れが出たのかを演繹的に弁別する
 @体幹法
 A頭頚部法
 B肩甲帯への結合織マッサージ
 C斜角筋処置
 D大胸筋処置
 E鎖骨両端下際部結合織マッサージ
 F胸椎自律神経反射
 G骨盤調整
 H腰方形筋伸長
 I頚胸椎屈曲伸展回旋マニピュレーション
 J前腕結合織マッサージ
 K手指手関節触圧覚刺激法及びファッシアストレッチ
 L手指骨間筋・肩甲棘結合織マッサージ

  




<実技> 頭頚部法・斜角筋群・胸鎖乳突筋・大小後頭神経の場所





モデル臨床実技での上記症状に対して触圧覚刺激法と各処置との組み合わせで
速やかに症状の減少、緩和が実現、前回に引き続き触圧覚刺激法と結合織処置等を
組み合わせての臨床効果を実技を通して指導して下さいました。
(刺激点、刺激方向、圧のかけ方で効果が大きく変わり的確なのもでないと
 その効果は得られません。)
両日とも問診、診断、検証、治療という組み立てを丁寧な解説を交えて
指導して下さいました。

2014/07/20・21
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