特別講習会の内容報告

 7月14日の講演

1.結合織・自律神経障害の治療

 @肩関節周囲炎の症状
 A肩関節周囲炎による皮膚・筋・関節包の短縮と硬結
 B肩関節周囲炎の結合織の伸張と短縮障害

  



<モデル患者への臨床実技>

1.腰部体幹筋を使った下肢減圧法

目的
 @下肢リンパ浮腫の除去
 A関節可動域制限の改善
 B腹腔内圧の減圧

   




2.自律神経反射を使った結合織の治療

目的◎結合織の伸展短縮障害の除去(大腿部〜下腿部) 

  
                膝人工関節で屈曲可動域制限




<実技>腰部体幹筋、臀筋群、腹直筋、肩関節周囲筋、顔面筋
 
  
  
  
  
 7月15日の講演

<モデル患者への臨床実技>

1.左膝脛骨軟骨損傷による膝関節外側部の腫脹の取り方
  
  @自律神経反射と筋連結を使っての治療
   
   広背筋・最長筋・腰方形筋→骨盤調整
   →大腿内外側広筋→前脛骨筋→仙結節靭帯→内側ハムストリングス→小殿筋



2.右肩関節唇損傷による異常可動性の調整と指導

  @下制筋群が早目に働きやすいようにすること
   
  体幹→臀部筋群→腰方形筋・最長筋→大小胸筋→頭頸部法

  



3.圧迫骨折をともなった高齢者の治療とガイドライン

  @円背があるので背筋をしっかり伸ばせるようにしてあげること

  棘筋・最長筋・腰方形筋→胸郭操作→大腿部結合織
  →臀部結合織→股関節伸展
  ※この時点で背臥位になることができるようになる
  胸椎ストレッチ→頚椎回旋モビリゼーション→頚椎結合織→頭頸部法→骨盤調整

  
                                      治療後



<実技>頭頚部法、中斜角筋、後斜角筋


<質疑応答>
 1.産後1年の女性の腰痛と右下肢へのシビレについて。
 2.膝蓋上嚢の癒着による膝関節屈曲障害について

 この二日間、触圧覚刺激法を主に腰部体幹筋を使った下肢の減圧法と
 自律神経反射を使った結合織の伸張、短縮障害の改善方法を学びました。

    
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