骨折、打撲の診方


                ※詳細は研究会にて説明いたします


T、ベッドサイドにおける骨折、打撲、骨粗鬆症

  

 検査器具を使用しない実践的な方法を講義頂きました


U、椎体の圧迫骨折の修復過程
 臨床経験を踏まえての講義がありました。


V、筋の痛み
 筋膜、筋実質、腱、各損傷の鑑別について講義がありました 
        
肩の触圧覚刺激法

W、肩の治療のポイント

   

  肩関節の障害の起因を知る。
  ・頚部の問題
  ・背部の問題
  ・肩甲骨
  ・上部肋骨および下部肋骨の動き
  ・上部体幹および下部体幹の動き
  ・肋骨―椎体の動き(肋骨椎骨関節)
  ・上部体幹、下部体幹の動き
 

   



X、前腕・上腕屈筋トーンのについての解説



実技

9期生のみなさんには、肩関節(伸展、内旋、外旋、屈曲、外転)に対する
触圧覚刺激法の基本手技 
肘関節(屈曲・伸展・回外・回内)に対する触圧覚刺激法
今回偶然にも肋骨軟骨の骨折(受傷後5〜6週)をされた受講生がおられましたので、
骨折部位を叩打痛によって確定され、触圧覚刺激法をはじめとした一連の手技にて叩打痛の消失の確認まで数分で終了され、主訴である胸肋骨部の疼痛を消失され、今後の実地臨床においてもスグ実践できることをお教えいただいたことは非常に有益だったと思います。

経年会員
肩関節の触圧覚刺激法はモチロンですが、講義における肩関節の治療のポイントである
頚部・背部の問題を含め、肩甲骨を含む肋骨の動かし方、肋椎骨関節の動かし方、
肩甲骨を含む上部体幹から下部体幹の動かし方などを無駄なく、臨床で短時間に使えるように一貫してお教えいただきました。

頭頸部法
  

   

頭部、頚部に対する触圧覚刺激法、および中・後・前斜筋の緩め方
僧帽筋に対する触圧覚刺激法。

臨床実技

○脳梗塞による片麻痺
(右上下肢ウェルニッケマン肢位)60代 男性
主訴は「何処に力を入れたら手足が動くか分からない」

   




○手指の強度の挫傷による拘縮
主訴は、手指の疼痛・腫れと可動域制限

   


   

小林先生は、症状の原因と治療の手技を毎回説明されながら順序よく進めていかれます。
触圧覚刺激法が可動域・疼痛の改善に実施された各手技がどのように影響を与えるかを説明され、その結果どのような効果があるかを解剖、生理、運動学を説明されながら淡々と進められていきます。
今回は、手技の素晴らしさとともに、卓越した臨床話術についても学ぶことができたことも大きな収穫です。
この時間は、本当に臨床に直結し、ポイントも理解し易く、応用もできるので特別講習会の中でも非常に貴重な時間でもあり、実に楽しみな時間でもあります。

二日間の質疑応答のまとめ

1、肩関節の自発痛における原因と対処法
2、可動域と疼痛の関連性について
3、肩関節の関節包の内側のをストレッチするには?
4、脳梗塞後の脳の回復過程(CT・MRIの見方)
5、磁気刺激装置による治療の話
6、顔や舌の異常感覚への治療の仕方・ポイント
7、その他

今回も小林先生の直接の講演とご指導で、大変わかりやすく明日から私たちの臨床にすぐ役立つ手技療法ばかりでした。
臨床において触圧覚刺激法は、毎回バージョンアップされ応用範囲が益々広がります。
本当に非常にありがたく思っております。
そして、小林先生の恐ろしいまでの学術および臨床の凄さを改めて確認することができました。このような講習会を受講できたことは本当にありがたいことです。
私たち柔道整復師あるいは鍼灸師に惜し気もなく学術および臨床をお教えいただく
小林孝誌先生に感謝申し上げます。
少しでも私たちが小林先生に近づく事が出来るように、毎月の例会における反復練習はもちろん臨床において努力を続けなければならないと思いました。

初日は会場が閉じられる5時まで、二日目も新幹線の乗車時間を気にしながら時間ギリギリまでお教えいただきまして本当にありがとうございます。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。


次回の特別講演は11月13(日)の予定です。
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