Miku_FD

初音ミクと痛車の説明は他に任せるとして、今回の本来の目的は自作デカールをマスターする、というのが課題。いわゆるインクジェットプリンタで制作できるデカールなのですが、クリアの吹き具合、貼り方などに結構コツが要ります。この辺りは感覚によるところが大きいので、集中的に身につけてしまおうか、というのが制作動機。
　初音ミクがヤマハのシンセサイザーDX-7にインスパイアされている、という記事を見て、車をRX-7にしました。安易な理由ですが、RX-7は好きだし、いつかは作ろうと思っていたので、よい経験になりました。
　デカールの黒の部分はプリンタで印刷、ボディカラーは調色なしでも大丈夫でした。ただ、デカールの縁からプリンタインクが溶け出すことに気づかず、結果的に縁を面相筆でレタッチしてからクリアで吹いています。
　デカールを耐水性にするためにクリアを吹きますが、吹き足りないと印刷が溶けるし、吹きすぎると伸縮性が悪くなってデカールが厚くなるので、塩梅が難しいですね。次作のプジョー206鏡音リン仕様でこの辺りはもう少し突っ込んでみます。
　ブラックのボディなので、クリアがけ、磨き上げはやればやるほど光ります。磨き甲斐もありますが、前述のようにデカールの厚みの関係でクリアがいつもより厚く、微妙にもっさりしたのが残念です。