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更新日 2009-05-30 | 作成日 2008-01-17

廃物利用の乾燥ブースを作ってみた

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昨年まで冬場はあまりプラモを製作しなかったのですが、最近は年間を通じて数台製作しているような状況です。低温多湿な日本海岸型気候な我が家において、冬場の塗装はあまりやりたくないのが本音です。乾燥が遅い、艶が出ない、ホコリが入りやすい等々、ストレスの原因でもありました。専用の乾燥機もありますが結構な値段だし、なかなかそれ専用に買うというのも....そこで、廃物を利用して乾燥ブースを自作してみました。
 用意した物
 使わなくなった布団乾燥機(たぶん10年くらい使っていない)
 古いペイントブースから取り外したシロッコファン
 割れてしまった透明衣装ボックス
 隙間テープ、ねじ類

布団乾燥機はタイマー付きの物で、10年くらい使っていないような代物。シロッコファンは前に使っていたタミヤのペイントブースから取り外して掃除しました。透明衣装ケースに温風の吹き出し口にあわせてドリルで穴を開けます。反対側にも排気口を開け、シロッコファンを取り付けます。衣装ケースが劣化してたので割れがひどくなってしまいました。強度を持たせるためにマゲイタで挟み込むように取り付けます。フィットさせるために衣装ケースとファンの間は隙間テープで塞ぎます。

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作業の邪魔にならないようにするため、塗装ブースの下に設置します。ちょうど作業台の下のスペースに収まってくれました。左の布団乾燥機から温風が入り、右のシロッコファンから排気されるきわめて簡単な構造です。使うときには蓋をします。

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早速使ってみましたが、これが結構効果絶大で良い感じです。乾燥が早い上に熱くなりすぎない、タイマー使用で最長2時間というのがなかなか良い感じです。布団乾燥機、シロッコファンのみでも使用できるので外気温や湿度に合わせて使い分けができます。市販品より深さがあるので、ペイント台(瓶)のまま入れられるのが良いです。