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記念すべき第1号について第2号ではこのように書かれています…「OKAMA研究会機関誌Tresure Chest of Musty Dusties創刊号は全て売り切れました。本誌は市販誌的性質のものではないので、当初市販の予定はありませんでしたが、一部の熱心なファンの方へ特別におわけすることになりました(以下略)」。またお便り紹介コーナーでは映画 American Graffityについて触れられています。さらにあとがきには「OKAMA研究会機関誌としてスタートした本誌も、前回試験的に雑誌形式にして発刊したところ…(中略)…第1号では主に会員の皆さんのコミュニケートを目的として発刊しましたが…(中略)…従来の方針では皆さんにも参加していただいてR&B・Soul について我々ファン・クラブなりにより多くの意見や感想を集めて楽しんでいただこうと…(後略)」と書かれています。ということで第1号以前にもOKAMA研究会の会報らしきものが存在していたと想像できるのですが、ブラック・ミュージックに関する記事が掲載されていたのかどうかまではやはり不明であります。しかし本誌を読む限りかなり当時としてもマニアックなブラック・ミュージック専門のミニコミ誌ではなかったかと推測されます。とにかくこの第1号より以降に続く本誌の版型(雑誌のサイズ)となって登場し、第2号より(狭域ながらも)市販されるようになったという経緯のようです。
のちに桜井ユタカ・湯村輝彦・長井博といったSoul On執筆陣も記事を提供していくようになります。