ジェロントロジー・高齢社会の人間学をテーマにしています        老いと時間(時間予算)

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            マーク    「老いと時間」     マーク

  この世に生を受けて時間は動き始め、この世を去る時に時間は止まる。
 しかし、時間が止まった後に残された人々のこころの中で生き続けるような時間を
 過ごしたいものと考えます。時間は自ずから限度があり色々な予算を考えてみたいと
 思います。多くの夢を実現したいものです。

  高齢期となり、会社など経済的な団体より離れることで自分の時間を自由に使用できる
 環境を持つことが出来ます。それを有効に利用することの大切さを認識したいものです。
 自分の時間を持つことでこころと身体がつながるようです。


マーク  学ぶ時間

    就職し仕事に追われて自由な時間にあこがれていましたが、やっと自分の時間を自由にできる環境が
  やってきました。もう一度学ぶ時間を考えてみたら如何でしょうか。本当に自分に合ったことを学ぶ
  ためには、時間がかかると思います。まず何を勉強すればいいのか、何を求めているのかさえも仕事
  人間であった私は判りませんでした。

   色々と講座やイベントに参加してみました。そうするうちに仕事に関係にない(利害関係のない)
  友人ができグループの仲間に入ることが出来ました。
  楽しく、抵抗なく、これからの高齢期の生活に役立つものは何かなどなど見えてきました。
  ジェロントロジー学の高齢者心理・高齢者の日常・高齢者施設・成年後見制度の勉強を始めました。
  これらは全て私自身の為と考えております。これからの生活に役立つものと確信しています。

  これら学ぶ時間がたっぷりとあり自由に使えて、その時間が楽しみに変わる時が必ずやってきます。
  学び楽しみ自らの将来に役立ち素晴らしい時間を持つことが出来ます。

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仕事と稼ぐ時間

   仕事をしながら、高齢者問題の勉強を始めましたが、仕事の時間が80%から85%で残りの15%
  を自分の時間として土日際日に講座やイベントに参加してきました。

   定年後に高齢期の勉強を始めることも大切ですが、やはり、お金を稼ぐ時間を少し減らして、
  自分自身のための高齢期の過ごし方の勉強を始めておけば20年以上もある定年後の人生の基礎が
  できるような気がします。定年後始めようと考えている方は定年後中々勉強を始めることが大儀に
  なるようです(取敢えずゆっくりとしたい気持ち)。グループに入り難いように見受けられます。

   仕事を辞める前に考え実行した方はスムースに社会に入っているように思えます。その訳は仕事を
  しながら社会参加することはあくまでわき役的なものであり、第三者的な冷静な目で観察することが
  出来ます。退職即活動は無理な行動になりやすいと思います。徐々に参加が大切でしょう。

   定年までの仕事は、定年後の準備期間と考えています。稼ぐ時間はあまり気にしません。
  (定年という言葉は嫌いです。仕事から離れて初めて人生が始まるとも考えています)

マーク 社会貢献の時間

   準備ができたとは何時が来ても思えません。勉強に際限がありません。ある程度の時間を
  かけて勉強したと思えたら地域に出てゆくことを考えたらいいような気がします。
  社会貢献(ボランティア)をする為には大変な努力が必要と思います。

   仕事中の役職など何の関係もありません。草木は、短い時間の花を咲かせるために1年もかけて
  準備しております。社会貢献の準備も大変ですが、楽しみを見つけることだと考えています。

   今、社会貢献に力を注ぐことは将来必ず自分の身に返ってくると思っています。
  ボランティア預託制度を取り入れているNPOがありますが、素晴らしい構想だと思います。
  自分自身が体も気力も衰えた場合には今の社会貢献が必ず自分に返ってくることでしょう。
  
少しだけでも他人のために時間を使ってみましょう。
  素晴らしい何かを得ることができることでしょう。


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真実の自分の時間

   学び仕事をし、社会貢献に励み体力も知力も衰えてきた場合にでも自分でできることは自分でし、
  できない事は地域で助けていただき最終章を迎えたいと考えています。多くのことは望みません。

   時々は空気に触れさせてもらえること、食べたくない時には無理に食べさせなく空腹まで待って
  くれること、小さな小さな望みをかなえてくれましたら、老人施設、在宅どこでもいいのです。

   学び、稼ぎ、社会貢献に勤めること、これらは全て最終章のための準備と考えています。
  体の動き、知力などなど自分でできることは最終章のその時まで出来る環境の中で生活できたら
  最高に幸せと考えています。
  最終章が本当に自分の時間として過ごすことが出来るように努力を重ねて生きて生き抜きたいと
  考え、日々準備し日常を送っています。

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航跡を残す時間  マーク 

   自分の航跡とは、自分で決められるものでなく、この世を去り、残った人々が決めてくれる
  ものと考えています。
  しかし、人が思い出してくれるような何かを残したいと日々努力するつもりです。
  多くの夢を実現したいものです。

                          シニア ライフ アドバイザー 岡島 貞雄

                             

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