シンスプリントと呼ばれるもののほとんどは、脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)を指し、ふくらはぎ内側 
							1/3辺りに痛みが発生する事を特徴とします。
							
							痛みは脛骨(すねの骨)に沿ってうずくような鈍痛で始まります。
							
							ある一点に集中する痛み(この場合は疲労骨折の可能性)とは違い、筋肉が骨に付着するラインに沿って起こります。
							
							     
     
							
							多くの場合、不快感は運動開始時に現れ、そのあと消えて運動が終了するとまた戻ってきたりします。
							
							症状が進むにつれ、不快感は段々ひどくなり、運動している最中はずっと持続するようになります。
							
							そして最終的には、日常生活の他の動作の最中にも痛みが伴う様になってしまいます。
							
							
							この障害はランナーに多くみられますが、どんなスポーツでも、シーズンの始めや新学期に新入部員がハードなトレーニングを集中的 
							に行った場合に頻発します。
							
							硬い地面の上を繰り返しランニングする、足部を背屈させる(つま先を上げる)筋肉を過剰に使いすぎる、などが原因となります。 
							
							
							春先にかけてのシーズン前のコンディショニングは、屋内の硬い地面(コンクリートなど)の上で行われたりもします。
							
							シーズン入りする前に十分なトレーニングをしていない選手は筋力が弱く、こうした環境も手伝って、障害の発生に拍車をかけてしま 
							うのです。
							
							
							人間の足は上からのし掛かる体重に耐えています。
							
							通常は筋肉と骨が共同して上からの力に耐えていますが、何らかの理由でどちらかが役目を果たせなくなると、 
							もう一方がそれを補わなければならなくなります。
							
							足部にはアーチ(土踏まず)と呼ばれるものがあり、 これが機能すれば衝撃を吸収してくれますが、 
							このアーチが潰れてしまうと衝撃吸収がしっかりとできなくなり、 
							さらに骨の配列が崩れ、足底から関節、下腿部の骨や筋肉に大きな負担がかかります。
							
 
							
							このような状態が長時間続くと筋肉や骨は徐々に異常を訴え始めます。
							
							異常の訴えは「痛み」としてスネの内側などに現れます。
							
							
							小、中学生でのスポーツは、心身の健康のためであるべきで、健康を害したりしない程度が一番です。
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