ホーム

電子工作

腕ロボット

二足歩行ロボット

無線コントローラ

工作機械

電子工作動画

自作ソフト(C言語)

Webページ作成

Javascriptゲーム

FLASHとは!

自学自習のテキスト

その他

H8(3052)に戻る(2009年6月)
H8(3052)CPUボード
 前述したように、最初は何にも知らなかったときは「H8(3052)はでかすぎる!」と思いました。
 しかし、だんだんわかってくるとそのCPUボードは名刺大の大きさで、IOボードが学習用のためにでかいのだ。

「IOボードを小さくすれば使える。」
と思うようになりました。

そこで、約10cm四方ほどのRS232Cコネクタのパターンが付いているユニバーサル基盤を秋月で見つけ、 そのボードに3052のCPUボードを載せることにしました。

そうやって出来上がったのが左上で、右上がその裏面です。

なぜ3052に戻ったのかというと、左下にあるように3052のピン数は全部で100あります。H8タイニーの3664のほうはたかだかその半分ぐらいです。 ピン数が多ければ多いほど高機能なので、先々のことを考えてピン数が多いほうである3052に戻ることを考えました。

 3052の機能は、16ビットマイコンで、フラッシュROM512KB、SRAM8KB、パラレルI/O最大78本、A/D変換10ビット分解能8CH、 D/A変換8ビット分解能2CH、多機能タイマー5CH、シリアルポート2CH、25MHzクロック動作で高速に動作します。

コネクタはCN1からCN5までの全部で5個あります。

このコネクタのうちCN4だけピンヘッダー、ピンソケットをほかのコネクタとは逆向きにつけています(CN4はCPUボードの右上の位置)。
右にその拡大図を表示しています。

なぜCN4だけ逆向きにつけているのかというと、CN4には3052を動かすための最小限の端子である、POWER、GND、RES、5V、 プログラムを流すためのRS232C端子、ブート(書き込み)モード設定端子であるFWE・MD2があるからです。

このユニバーサル基盤をIOボードとして、9V乾電池、そこから電源を取れるように裏面で配線をし、このボード上に電源をON/OFFする ためのスライドスイッチ、そのそばに電源がONしたかを示すためのLED、リセットのためのタクトスイッチ、 ブート(書き込み)用のディップスイッチ用のピンヘッダー、5V電圧をとるためのピンヘッダー、GND用のピンヘッダー、また将来いろいろな機能に 分岐できるように8端子のディップスイッチを取り付けています。左にその部分の拡大図を表示しています。
右にCN4コネクタからのものをどう配線するのか、CN4からRS232Cにどうつなぐのかのイメージ図を示します。

ブート(プログラムの書き込み)モードは、
FWE=1、MD2=0
なので、ジャンパーピンによって短絡させることによって そうなるようにします。LEDの左のピンヘッダーがそれです。