直線上に配置





栽培実験日記


リカステは暑さを嫌うので環境がもろに・・・・・・
エアコンが整備された温室のある趣味家だけしか・・・・・.
住宅が立て込んで風通しが悪いし、暑い。 エアコンの排熱が   温室はない。
このような環境でのリカステ栽培にトライしています。



 実験(1)
始めての入賞花

GALLERY
2022/01/07
更新しました
Top に戻る
 


4月の栽培実験日記


 


自己紹介


ミニ掲示板 「ここだけのはなし」

病気と害虫はこれで解決 2023/10/24 更新
植え込み材を準備しました 2021/12/25 更新
秋に植え替えませんか 2023/10/28 更新
リカステを仕立てます 2021/12/27 更新
フラスコ苗を育てます 2024/03/12 更新

   色々試しながらリカステと遊んでいます。

皐月  

準備中
  2024/05/01〜05/31
5月は新芽出しに注力、外に出して雨風に当てます。
光に当てます。(〜10000lx  強すぎは×)
害虫の駆除がポイントです。
春になると産み付けられた卵が孵ります。
スリップスもナメクジも食害を起こします。
噛まれた「傷口から病原菌が侵入」軟腐病や炭疽病に罹患します。
5月は春根が水を求めて盛んに伸びてきます。
「水を切らさない」管理をします。

卯月 
  2024/04/01〜04/30
桜が咲けば外栽培の準備をします。
関西は4月中旬〜5月初旬に「外だし」します。
それまでに栽培棚を整備します。
春先は50%遮光です。(照度<10000luxです)
光を株元にあて新芽を誘います。
花を切ってモルコ−トと発酵油粕を与えました。
500〜1000倍に薄めたハイタ−を月に1〜2回、鉢に潅注&散水
して害虫と菌類を抑制しています。
弥生 
  2024/03/01〜03/31
新年度の始まりです。新芽を促します。
植え替えは秋に済ませました。
遅くとも5月には新芽を見たいのです。
新芽を促すには花を切るのが第1です。
葉は切らずに残した方が好結果でした。
病虫害は1000倍希釈のハイタ−を2回/月与えて予防します。
それでも病気が発生すれば
病気と害虫はこれで解決。
深植えは花芽&新芽によくありません。
如月 
  2024/02/01〜02/29
2月は開花の最盛期ですが、「新芽だし」を始める時期です。
冬咲株は月末に花を切り、新芽を誘います。
秋に出来なかった株を植え替えます。
慣れれば開花していても植え替えられます。
植え替え&花を切り落とした株に少量置き肥を与えています。
引き続き、害虫駆除と病気予防が重要です。
送風機で風を送ると病気発生を抑えてくれます。
睦月 
  2024/01/01〜01/31
1〜2月は開花の最盛期です。
室温は10℃〜20℃で管理しています。
開花は基本隔年にしています。毎年咲かせると株が弱ってきます。
1〜2月に開花させ、3月中旬までに花を落としています。
葉が「ベタベタ」していればアブラムシを疑ってください。
スリップスやナメクジに食害されるとそこから菌が入ってきます。
軟腐病は数日でバルブが腐って
きます。
殺菌剤では治りません。
炭疽病はなかなか完治しません。
病気は
カビキラ−で(予防と消毒&治療)解決できます。
師走 
  2023/12/01〜12/31
12月になると開花が始まります。
開花予定株には肥料を与えません。水は十分に与えます。
リ−ドバルブを光の方向に向けています。
照度<10000luxで管理しています。
開花が始まる前に<5000luxに、咲けば<10000luxに戻します。
強いと花弁が反り過ぎます。花弁が割れることもあります。
暗い場所で長期間管理すると色が「くろずみ」ます。
引き続き、害虫駆除と病気予防が重要です
霜月 
  2023/11/01〜11/30
11月は室内栽培です。夜温が10℃を切る頃に取り込んでいます。
秋根の伸びが止まる頃にバルブの太りも緩慢になります。
この頃が植え替えの適期です。
「植え替え」に依る根痛みの心配も
なくなります。植え替えは11月末までに終わらせます。
室内は照度<10000luxで管理しています。
水は表面が乾けば十分に与えています。
伸びだした花芽は開花させたい方向から光をあてます。
引き続き、害虫駆除と病気予防が重要です。
 
神無月 
  2023/10/01〜10/31
10月は株を充実させバルブを太らせる好機です。
遮光を戻して光をあてます。(照度<10000luxは維持します。)
水を少し控え目にして秋根を誘います。
9月〜10月にフラワ−トップで花芽を誘います。
秋根が伸びてきてバルブが急に太りだします。
涼しくなると害虫が動きだします。病気も発生します。
石灰水と100倍希釈のカビキラ−、ベニカスプレ−、オルトラン
粒剤で病虫害を 防いでいます。
 
長月 
  2023/09/01〜09/30
9月は夏越しで弱った株の「回復誘導期間」です。
水は十分に与えます。棚の遮光は照度<10000lxを維持します。
涼しくなれば『苗』に肥料を与えます。
『開花株』には薄いリン/カリ肥料を1〜3回/月与えます。

窒素成分を多く含む肥料を与えると色彩が濁ります。
涼しくなると害虫が動きだします。病気も発生します。
石灰水と100倍希釈のカビキラ−、ベニカスプレ−、オルトラン粒剤で病虫害を防いでいます

葉月 
  2023/08/01〜08/31
8月は「夏越し本番」暑さ対策と病気予防と害虫駆除が重要です。
四方を遮光ネットで囲いミストを閉じ込めると8℃前後気温が下がります。気温が35度を超す日も安全に夏越しできます。
開花させる株は8月末に置肥が切れる様にします。
棚の遮光は照度<10000lxを維持します。
石灰水と100倍希釈のカビキラ−、ベニカスプレ−、オルトランで
病虫害を防いでいます。

文月 
  2023/07/01〜07/31
梅雨が明けると「夏越し」本番です。暑さ対策が第1です。
リカステは気温が30℃を超すと成長が鈍ります。
ミスト冷却で気温を下げて「夏越し」します。
真夏の強い日差しは
遮光して照度<10000lxを維持します。

引き続き、害虫駆除と病気の予防が大切です。
石灰水と100倍希釈のカビキラ−、ベニカスプレ−、オルトラン粒剤で病虫害を防きます。
水無月

4月末に削除します
  2023/06/01〜06/30
6月は新根が盛んに伸びています。
月始めから梅雨明けまで肥料を効かせます。

梅雨明けまで50%遮光です。
梅雨が明ければ遮光を増やして照度<10000lxを維持します。
適切な遮光で光に当てます。遮光が過ぎると徒長します。
成長期は新根が水を求めて盛んに伸びてきます。
「水を切らさない」管理をします。引き続き害虫駆除が大切です。




年間の栽培記録(改定中)



     

栽培実験の概要

2024年の研究テーマ
カビキラ−を用いた
予防、消毒、治療条件の適正化の検討。
フラスコ苗を育成する。
カビキラ−&ハイタ−の長期使用の検討。

2023年の研究テーマ

予防、消毒、治療の条件を設定する。
フラスコ苗の育成を引き続き検討する。
実験結果
カビキラ−&ハイタ−の殺菌殺虫効果を確認しました。
フラスコ苗へのハイタ−使用の安全性を確認しました。

2022年の研究テーマ
フラスコ苗を育成する。→フラスコ苗の育成は難しい。今年こそは何んとかする。

アイデアが浮かびカビキラ−による殺菌殺虫処理の検討をしました。
実験結果
フラスコ苗を育成には強力な殺菌殺虫処理法が必要との結論です。

急遽カビキラ−による強力な殺菌殺虫処理法について検討して予想以上の好結果が得られました。
蘭の栽培方法が変わるかも。


2021年の研究テーマ
フラスコ苗を育成する。→
フラスコ苗の育成は難しい。何んとか生育率を50%にしたい。

実験結果
フラスコ苗200株の22%をAサイズまで育成できました。凡そ目標の半分でした。
原因はナメクジに依る食害と遮光不足なのが判明しました。フラスコ苗は光に弱いことが判明しました。

2020年の研究テーマ
「冷凍保存した花粉で交配できるか」
実験結果
失敗しました。1年冷凍保存した花粉で受粉は不可でした。

フラスコ苗200株の22%をAサイズまで育成できました。凡そ目標の半分でした。
原因はナメクジに依る食害と遮光不足なのが判明しました。フラスコ苗は光に弱いことが判明しました。

2019年の研究テーマと結果
引き続きフラスコ苗を育成する。→育成中。単鉢に上げました。
もう1〜2リカステ(交配)に挑戦する。
→2種類交配しました。ラボでフラスコ作成中

2018年の研究テーマと結果
フラスコ苗を育成する。→10フラスコ育成中。単鉢に上げました。
自分だけのリカステ(交配)に挑戦する。→2種類交配しました。ラボでフラスコ作成中


2017年の研究テーマと結果
フラスコ苗の育成方法を検討する。
植え込み材料の適性を調べる。→ 植え込み材は「みずごけ」、集合植えが良い結果でした。
納豆菌の効果を検証する。→納豆菌の効果を確認しました。

2016年の研究テーマと結果
バイオゴ−ルドの効果を検証する。
洋蘭を趣味にする先達の方から発酵酵素肥料バイオゴ−ルドが洋蘭栽培に著効があるとの情報を得ました。
実際に使用されている方の株を拝見しましたが、バルブが巨大で花芽が多数ついていました。
2016年は効果を検証します。
実験結果
バイオゴ−ルドの効果が確認できました。
置き肥と薄い液肥を通年与えると生育&花付きが良くなりました。
成長期にモルコ−トを併用すると成長が促進されました。

2014〜2015年の研究テーマと結果
鉢内環境を整える。
洋蘭液肥の灌注→灌水→殺菌剤の灌注→灌水→石灰水の灌注→灌水→殺虫剤の灌注→灌水→洋蘭液肥の灌注
のサイクルで鉢内の糸状菌、細菌、微生物、線虫、虫の駆除&pH調節で鉢内環境を整えることを検討します。
実験結果
1/1000倍マラソン乳液に浸漬しても成長期、開花期を通じてリカステに障害がでないことを確認しました。
1時間浸漬しても大丈夫でした。実験数は400以上です。
マラソンに浸漬して害虫を駆除すると株の成長が良好になる傾向が見られました。
1/1000倍ダコニ−ルを灌中すると成長阻害、開花期では花芽が落ちる、ステムが伸びないなどの弊害がでました。
引き続き、用量と用法について検討を続けています。

2013年の研究テーマと結果
花を大きく、鮮やかにする。
何回も失敗している大鉢作りに挑戦します。
やはり根の伸びが却って悪くなりました。
大鉢に合った水の与え方を工夫する必要がありそうです。

2012年の研究テーマと結果
石灰水の投与方法を検討する。
実験例を増やす。
実験結果

夏場4回/月、冬場2回/月、投与して薬害は認められない結果でした。
全持ち株で実験して2011年と同等の効果を確認しました。
フラワートップとの併用で花芽&新芽分化促進効果が認められました。
石灰水と併用することで夏場の施肥が可能になりました。

2011年の研究テーマと結果
軟腐病に対抗できる方法を・・・・。
方法
石灰水を投与する。
実験結果
予防効果と治療効果が認められました。
発根促進効果、根腐れ防止効果、成長促進効果が認められました。
リカステへの毒性は認められない結果でした。
鉢についた藻が駆除されました。
反省:実験数が少ない。

2010年の研究テーマと結果
「温室なし栽培」で年末にリカステを開花させる。
方法:7月中旬から生育の良い株にフラワートップを施肥して花芽分化を促進させる。
実験結果:夏場にフラワートップを与えて開花を促進させることは可能でした。
反省:夏場にフラワートップを与えるのは無謀でした。
2010年夏の猛暑も重なり、かなりの株を失いました。





直線上に配置