直線上に配置





Gallery 82008に移動します

          
 8月の栽培実験日記 
     





 戻る



8月は外栽培です

 8月は「夏越し本番」
 暑さ対策と病気予防&害虫駆除が重要です。
 四方を遮光ネットで囲いミストを閉じ込めると8℃前後鉢温が下がります。
 気温が35度を超す日も安全に夏越しできます。
 開花させる株は8月末に置肥が切れる様にします。
 苗には引き続き置肥を効かせています。
 夏越し中は液肥を与えません。 9月になればリン/カリ系の液肥を与えます。
 棚の遮光は照度<10000lxを維持します。
 引き続き、害虫駆除と病気の予防が大切です。
 500~1000倍に薄めたハイタ-を月に2~3回、鉢に潅注&散水して
 害虫と菌類を抑制しています。
 殺虫殺菌剤は併用していません。 ナメクジは「物理的に遮断」しています。




2024/08/01~08/31

 日時





08/01
(木)

08/02
(金)

天気





外気温








猛暑
容赦ない暑さに
厳重警戒

37/24



猛暑
危険な暑さ続く
対策の徹底を

38/25

棚温度
最高/最低/ミスト




35/25/27
猛暑日
熱帯夜



36/26/28
猛暑日
熱帯夜



水やり





朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-18


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
13-18


薬剤/肥料

-
-



-
-
メモ蘭





暑さのピ-クです
弱る株が出始め
酷くなると
秋に枯れます
手入れで何とか

43060


幾つか夏越しで
効果のあった
「ギミック」と
「ノウハウ」を

ウンチク始める
わるい癖が・・



 日時
08/03
(土)

08/04
(日)

08/05
(月)

08/06
(火)

08/07
(水)
立秋

08/08
(木)

08/09
(金)

天気





外気温



猛暑/時々雲
急な雨が心配
危険な暑さに警戒

38/26



猛暑/夕方に雷雨
猛暑とゲリラ雷雨
に警戒

36/27



曇り
猛暑と急な
雷雨に警戒

35/26



猛暑/時々雲
厳しい暑さ
熱中症対策を

35/26



猛暑/時々雲
天気急変と
熱中症に注意

35/26



猛暑
強い日差しと
体にこたえる暑さ

36/23



猛暑
厳しい暑さと急な
空の変化に注意

36/24

棚温度
最高/最低/ミスト

36.5/28/28.5
猛暑日
熱帯夜



34/28.5/28
真夏日
熱帯夜



35/27/28
猛暑日
熱帯夜



33.5/27.5/28
真夏日
熱帯夜



34/27/26.5
真夏日
熱帯夜



33/24/26
真夏日



34/25/27
真夏日
熱帯夜



水やり


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-20




朝に噴霧で葉水
夕方に夕立ち
ミスト冷却は
14-17




朝に噴霧で葉水
ミスト冷却14-17
夕方に
ハイタ-潅注&
ジヨロで散布
水洗なし


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-17




朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-17




朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-17




朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
12-17




薬剤/肥料

-
-

1000倍希釈の
ハイタ-を潅中
&ジヨロで散布
鉢下の受け皿に
ハイタ-を追加

-
-
-
-
メモ蘭
平兵庵
PM6:00集合

暑さがピ-ク
週末まで要注意




暑いです



エアコンに避難中




水を沢山使うので
ハイタ-処理の
回数を増やして
ます
日射が弱くなる
夕方に作業します



オニヤンマの
実験しています
飛ぶ虫を
幾らかでも忌避
できたら




気温35℃↑↓で
1000倍希釈の
ハイタ-を潅中&
散水を5回実施
しました
問題なしです



オニヤンマ
案外効果がある
みたい・・
時間の経過と
共に蚊がいなく
なるみたい
追加で購入予定


「つくつく法師」
鳴きました

暑くても季節は
秋に向かって
います
もう少し
我慢です



 日時
08/10
(土)


08/11
(日)
山の日

08/12
(月)
振替休日

08/13
(火)


08/14
(水)


08/15
(木)


08/16
(金)


天気





外気温



猛暑
強い日差しと
厳しい暑さ

35/25



猛暑
厳しい暑さ続く
熱中症対策を

35/24



猛暑
続く厳しい暑さ
熱中症に警戒を

35/24



猛暑/時々雲
耐え難い暑さ
熱中症に要警戒

37/26



猛暑/時々雲
急な雨に注意
雨具の用意を

38/26



曇り/時々猛暑
厳しい暑さ
天気急変に注意

35/26



曇り/時々晴れ
厳しい暑さ
熱中症に要警戒

34/26

棚温度
最高/最低/ミスト

33/25/26
真夏日
熱帯夜



34/25/26
真夏日
熱帯夜



33/25/26
真夏日
熱帯夜



35/26/26
猛暑日
熱帯夜



36/26.5/27
猛暑日
熱帯夜



35/27/27
猛暑日
熱帯夜



33/27/26.5
真夏日
熱帯夜



水やり


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-17


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-17


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
14-17


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
13-17


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
13-18


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
13-18


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
13-18


薬剤/肥料

-
-
-
-
-

朝にに1000倍
希釈のハイタ-
をジヨロで散布
鉢下の受け皿に
ハイタ-を追加





花芽ができる」
頃です

この時期は肥料を
完全に切ります
液肥は7/4でなし
置き肥もなしです
涼しくなればP系の肥料を与えます

メモ蘭
暑いけど
峠は超えたのか
と・・・
リカステに
そろそろ障害が
出始めるころです
要注意


「暑い」

「我慢、我慢」
これだけ
これしかない




取り合えず
お盆まで
「我慢、我慢」
あとは惰性で
なんとか・・




暦は8月7日が
立秋、もう秋です
猛暑でも残暑です

ウンチク言っても
暑いのは暑い





孫来襲
お寺と重なり
いそがしい



この暑さは月末
まで続くみたい
でもまあ
あと半月なら
何とかなりそう
「我慢」します



暑さは漸く峠を
越しましたが
夏に育ちすぎた
リカステが弱る
ころです
根が大きさに
追いつきません



 日時
08/17
(土)

08/18
(日)

08/19
(月)

08/20
(火)

08/21
(水)

08/22
(木)

08/23
(金)

天気





外気温



曇り/のち晴れ
変わりやすい天気
熱中症に注意

33/27



猛暑
強い日差し
熱中症に警戒を

36/25



曇り/のち弱雨
急な雨に注意
雨具の用意を

31/25



雨/時々止む
 雨具をお伴に
ムシムシした体感

31/24



猛暑/のち雲り
強い日差し
急な雨に注意

35/25



猛暑/のち雲り
急な雨に注意
厳しい残暑

36/26



猛暑
日差しが届いて
厳しい残暑

36/26

棚温度
最高/最低/ミスト

32/27/26
真夏日
熱帯夜



33/25/27
真夏日
熱帯夜



31/26/-
真夏日
熱帯夜



30/23/-
真夏日



34/25.5/28
真夏日
熱帯夜



35/26.5/37
猛暑日
熱帯夜



35/27/27
猛暑日
熱帯夜



水やり


朝に噴霧で葉水
夕方も葉水
ミスト冷却は
15-17


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
15-17


朝に噴霧で葉水
夕方も葉水
ミスト冷却なし



あまざらし
ミスト冷却なし




あまざらし
夕方に潅水
ミスト冷却は
15-17


朝に噴霧で葉水
夕方にハイタ-
ミスト冷却は
14-17


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
12-17


薬剤/肥料

-
-
-
-
-

夕方に1000倍
希釈のハイタ-
をジヨロで散布
鉢下の受け皿に
ハイタ-を追加

-
メモ蘭
次亜塩素酸Naの
使用実績は
もうすぐ2年に
なります
処方も凡そ
決まりました



少し気温が下がり
始めたような・・
ミスト&散水を
「絞ろう」と考え
ていたのに・・




あと少しですが
これが厳しい
涼しくなった頃に
枯れるのが
あります




雨は凡そ1ヵ月
ぶりです(7/24)
猛暑日はお終い
(予定)
肥料切れの状態
で9月中旬まで
管理しています


もう猛暑日は
お終い
にしてください
「リカステ」が
そう言ってます




この時期病気
がでます
週1回の消毒で
予防しています
9月になれば
一安心です



暑い








 日時
08/24
(土)

08/25
(日)

08/26
(月)

08/27
(火)

08/28
(水)

08/29
(木)

08/30
(金)

天気





外気温



猛暑/のち雲り
雨具をお伴に
暑さに注意

35/27



曇り/一時雨
お出かけには
あいにくの空

33/26



晴れ/のち曇
空の変化に注意
台風への対策を

33/25



曇り

暑さ続く
 台風への備え

34/26



晴れ/のち曇

日差しが届いても
急な雨に注意

31/26



雨/時々止む
雨具が必須
台風への備えを

29/24



曇り/時々雨
スッキリしない空
急な雨に注意

34/24

棚温度
最高/最低/ミスト

35.5/27/27
猛暑日
熱帯夜



33/26/-
真夏日
熱帯夜



33/25/-
真夏日
熱帯夜



33/25/-
真夏日
熱帯夜


30/26/-
真夏日
熱帯夜


27/24/-
夏日



33/24/-
真夏日



水やり


朝に噴霧で葉水
夕方に潅水で冷却
ミスト冷却は
12-17


朝に噴霧で葉水
夕方も葉水
ミスト冷却はなし
あまざらし


朝に噴霧で葉水
夕立ちあり
夕方に散水
ミスト冷却なし


朝に噴霧で葉水
夕方に散水
ミスト冷却はなし



朝に噴霧で葉水
夕方に散水
ミスト冷却はなし


あまざらし
あまざらし
夕方に散水

薬剤/肥料

-
-
-
-
-
-
-
メモ蘭
後数日の我慢
なんだけど
この数日の暑さ
こたえます
毎年この時期の
ダメ-ジが
大きい


真夏の暑さに
戻ったみたい
ミスト&散水を
「絞る」どころで
ありません・・




クマゼミも
つくつく法師も
鳴きません
暑すぎます





少し風が
涼しいような
気がしなくも






いい加減に涼しく
なって欲しい
「9月になれば」と
おもうけれど
体力と気力の
限界近し



つくつく法師
鳴いたので涼しく
なります 
雨なので台風
の備えは明日
にします



台風は要りません
迷惑千万だけど
気温が下がるの
はOKです
熱帯夜から
漸く解放されます




 日時
08/31
(土)







天気





外気温



雨/時々止む
 台風の警戒続く
安全最優先に

28/25







棚温度
最高/最低/ミスト

27/25/-
夏日
熱帯夜








水やり

あまざらし







薬剤/肥料

-






メモ蘭
9月になれば
一息付けるの
ですが・・・
今年はまだ
続くみたい
































































春~秋栽培の温度履歴

栽培棚で管理しています。 04/17~**
最低気温が10℃を超えると外栽培です。今年は4月17日でした。
最高気温が30℃を超えると夏栽培です。ミストが活躍します。
遮光を6月15日に夏仕様にしました。遮光を7月5日に真夏仕様にしました。
「梅雨入り」は6月21日でした。去年より15日遅い。「梅雨明け」は7月21日でした。
去年の梅雨明けは7月20日でした。今年は梅雨が14日短かい。
今年は7月4日で液肥を止めて夏栽培に入りました。
7月5日にミスト冷却実験をしました。効果大です
「季節が変わる」と感じたのは8月26日です。涼しさを感じたのは8月30日です


  Key 最高気温 (℃)  最低気温 (℃)   棚(ミスト)温度 (℃)      
 栽培地8月の過去気象過去デ-タ- (大津1991~2020年)
 平均気温27.3℃ 日最高気温32.5 日最低気温23.5 平均風速1.7 日照時間159.5Hr 降水量202.9mm




   


直線上に配置



以下は編集用です。




  ほぼ「うんちく」です
リカステの夏越し対策
 

  (1)根を伸ばすのが大切です。
  ポイントは
  植え替は秋、根鉢を大きく崩さない。
  ハイタ-で鉢内環境を整える。
  伸びかけた根にダメ-ジを与えない。
  以下は「うんちく」

  『植え替は秋、根鉢を大きく崩さない』
  リカステの適正生育温度は15~30℃です。
  「温室&山上げ」なら休眠期がなく根は年中伸びます。
  「室内&外栽培」では夏と冬に休眠します。
  春先~梅雨明けまでと9月から11月までが成長期です。
  春に植え替えると「伸びかけた根」へのダメ-ジで「根張り」が遅れます。
  根張り不足で水揚げができず夏越しが困難になります。
  『ハイタ-で鉢内環境を整える』
  鉢内はカビ菌、細菌、害虫とその卵で汚れてきます。
  植え込み材の経年劣化で鉢内が酸性に傾きます。
  対策として2年に1回 植え込み材を全交換してきました。
  少なくない根へのダメ-ジは甘受するしかありませでした。
  ハイタ-で解決しました。


  (2)気温、遮光、通風の対策。
  ポイントは
  リカステは弱い光を好みます。強い光は×、枯れます。 『 これ重要 』
  強健種の親株なら<10000lux
  スキンネリ-の交配種(親株)なら<7000lux
  幼苗なら<5000lux
  フラスコ苗なら<2000lux
  弱い光に長時間あてるのが〇
  因みにリビングは<2000luxが快適です。
  「根張り」ができていて遮光が適切なら
  気温が35℃でも枯れません。成長は鈍ります。
  蒸れるのを嫌うので風は〇です。
  以下は「うんちく」
  
  リカステは「きれい」だけれど夏栽培が難しい。
  それは貴方の株が『 大輪のピンクかセミアルバ 』だからかも。
  『 大輪のピンク&セミアルバ 』の作出にスキンネリ-が必須です。
  スキンネリ-は『暑さに弱い』のでその交配種も暑さが×です。
  夏に強いのは
  大輪花より小輪、中輪
  ピンク/セミアルバより黄/赤です。
  なので「大輪の黄色」と「赤花」を交配しています。
  耐暑性のある大輪の黄弁/赤リップを目指しています。

 (3)病気と害虫の対策
  殆ど「うんちく」
  リカステが病気に罹患し易いのは水を好むから。
  病気の原因のカビ菌と細菌&害虫は水が無ければ死滅します
  乾物が腐らないのは乾燥しているから。木乃伊が腐らないのも同じ。
  乾燥気味に管理するカトレア、デンドロに病気が少ないのもそれが一因。
  「株が濡れている」「暑さで弱っている」「カビ菌/細菌&害虫に勢い」
  この条件が重なると病気が発生します。どれかを取り除く必要があります。
  リカステは乾燥に耐えられません。枯れてしまいます。「乾燥は×」です。
  なので涼しくするかカビ菌/細菌&害虫の勢いをなくすかです。
  
  「山上げかエアコン」で涼しくする。
  「涼しくする」→「自生地の環境」に近づけるで〇です。
  それができないなら
  「暑くて、株が濡れていても」→「カビ菌/細菌&害虫」に勢いがなければ〇です。
  山上げしなくてもリカステは元気になります。→ここでハイタ-の出番です。
  菌が全滅は△、抑えるのが〇。
  どれくらい・・・。   
  月に2回、夏場は3回、1000倍希釈したハイタ-を鉢に潅注、ジョロで散布すれば
  病気は殆どでない。これで適正レベルか実験中です。

 


    ミスト冷却実験結果 (2024/07/05) 
 
リカステの棚は全体を遮光ネットで囲っています。 『 風良く通ります 』
床面は不織布を張りっています。
その上にナメクジ避けのギミックを設置しています。
鉢はその上に置いています。
上部の遮光ネットは2段になっていてミストをネットの隙間に噴霧しています。
こうすることで風に乗ってミストが域外に拡散するのを軽減させています。
ミストはネットの隙間からリカステに降り注ぎます。
残りはネットに付着して水の膜になります。
上下左右のネットと濡れたリカステからの蒸発潜熱で空間とリカステを冷やします。
この仕様でミスト冷却の効果を検証をしました。

気温35℃の時にミストが直接かからない空間の温度は30℃でした。(冷却効果-5℃)
ミストがかかっているリカステの表面温度は24℃でした。(冷却効果-11℃)

 『 安心してください 』 ミスト効いてます。    
            



 
 
「マンションのベランダで栽培しているのでミストは×」でも                                       
  『夏越しは何とかなります 』   (2024/07/22)
正確にはスキンネリ-とその近縁以外なら幾つか方法があります。

(1)リカステが日射で熱くなるのを防ぎます。
広めに遮光ネットで覆い強光と熱を防ぎます
遮光ネットは銀色のタイプが光を反射するので好ましい。
遮光ネットは2重、重ねるのではなく少し隙間を空けます。

(2)蒸発潜熱で冷やします。
床面に発砲スチロ-ル板(厚さ:20~30mm)を敷きます。
日曜大工センタ-販売されています。
その上に人工芝(100均で売っています)を敷きます。
人工芝の上に不織布シ-ト(100均で売っています)を数枚重ねて敷きます。
押さえつけて人工芝に食い込ませて水を含む層を作ります。
水を含むものであれば良く、用意できればシ-ト状のスポンジが好ましい。
リカステの鉢ケ-スをこの上に置きます。
吸水層に水を「たっぷり」と含ませて蒸発潜熱で温度を下げます。
月に数回1000倍希釈のハイタ-でリカステと共に消毒すれば
病原菌/気害虫の発生が防げます。
「うんちく」
吸水層に含まれる水の1%が蒸発すれば残りの水が5.44℃下がります。(計算上)
送風機で風を送れば冷却効果が高まります。

(3)根を冷やします。
リカステは暑さを嫌います。なかでも根がダメ-ジを受けやすい。
外気が35℃↑でも根の温度が30℃↓なら夏越しできます。
暑くても根を守れば枯れません。
硬質黒プラ鉢にバ-ク植えなら
不織布に包んで半サイズ上のカトレア鉢に入ます。
これで蒸発潜熱で鉢内の温度を下げられます。
不織布で包むだけでも効果が期待できます。
不織布で包んで鉢ケ-スに入れて隙間に不織布を詰めれば更にOKです。
廻りが水で濡れている限り30℃↓が保てます。

(4)水の与え方。
水は夕方に大量に与えます。
真夏は鉢内の温度が上がります。
なので夕方に水で鉢内の温度が下がるまで潅水します。
鉢底から出てくる水が水温に下がるまで潅水します。
朝に水を与えると鉢内に残った水の温度が上がり根を傷めます。
朝は噴霧での葉水に止めます。


これで安全に夏越しできるのですが開花は3月頃になります。
花芽は株が成長期から休眠期になるときに分化します。
平地では晩秋です。開花は花芽が分化して4~5ヵ月後です。
なので
年末~1月の開花には「山上げかエアコン」が必要です。
親爺も年末~年始の蘭展用に少し山上げサ-ビスを受けています。

蛇足ですが
「平地栽培、山上げなし、エアコンなし、ミストなし」の条件でスキンネリ-と
その近縁種の夏越し→開花は難しい。良い方法があれば教えて下さい。

          


  夏越し中です。 (2024/08/19)
夏を乗り切った株は葉の「みどり」が濃くなってきます。
淡い黄緑からみどりになり柔らかくヘナヘナだった葉が硬くなってきます。
大きさも随分と大きくなります。
これは根が伸びて水を十分に葉に供給できる様になった証です。
この状態になれば無制限に与えていた水を少しづつ絞り始めます。

お盆過ぎに枯れます
何とか暑さが峠を越したと思う頃に枯れます。
開花サイズはまず大丈夫ですが小苗とフラスコ苗は要注意です。