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投資マンションの管理委託状況・診断結果(その2) ・・・スラム化・多滞納金・大規模修繕もしていないマンションを救う ツイッターでつぶやけば世界中にツイートする ![]() |
コンセプト(これでマンションの投資効果を上げ家賃収入を増やす)
管理費削減・管理品質向上・日常修繕費の削減・大規模修繕費の削減・徴収管理費や修繕費の適正化・最新設備導入
投資マンションの管理は危ない | 顧問契約、理事長代行に投資してマンションを変える | |
無料診断・・・・投資型マンションの管理委託状況(その1) | 無料診断・・・・投資型マンションの管理委託状況(その2) |
1、マンション名
△△△スカイハイツ
2、所 在 地
神戸市中央区
3、建 物
RC構造地上12階住戸(1DK平均35u)62戸
建築年平成6年(築15年)
4、所 見
概 論
現段階ではこのマンションの管理委託は、極悪です。早急に管理会社の変更(見直し)を要します。
マンションがスラム化寸前であり、家賃収入に影響が出ることが懸念されます。
最大の問題点は、投資マンション特有の、オーナーが非居住で家賃収入にのみ敏感で、マンションの管理委託には
無頓着に実態です。
マンション保険の証書を保険代理店の、K管理会社が保管し、有ろうことか、それを紛失、そしてそのまま放置状態。
明らかな違法状態です。
マンションの管理委託契約違反による解約要件でもあります。
また、何を何回たのんでも何時もいい加減な、管理会社の担当者の無責任な業務内容が拍車を掛けている。
管理費の赤字を修繕積立金で補填できるように、同一通帳による預金管理を行い、財務状況も逼迫しており、
マンションの管理組合の運営の健全化が急務である。
永年にわたり善良な管理を行っていないマンション管理会社の変更(見直し)を実施し、投資マンション管理組合の財務
逼迫の原因と考えられる以下の事項の改善を至急講じる必要を認めます。
そのために、マンション管理会社の変更(見直し)と併せて、管理費削減を至急実施すべきです。
[財務逼迫の原因]
管理費会計の修繕のほとんどをマンション管理会社が1社独占で受注、工事費は競争性もないため、当然にかなりの
割高。 便益を考えた週6日のごみ収集、修繕積立金の異常な少額、不適正な大規模修繕の契約による無駄な出費、
割高なエレベーターや機械式駐車場の点検整備、すべてが割高な管理委託契約
1)管理業務資料
総会資料はあるものの、定期的に理事会を開催していないので、各年次ごとに2〜3回分しかない。
修繕記録はまともなものがなく、あっても1社見積もりで、管理会社が受注している。
またそれ以外の資料も、各年次にわたり全てが揃ってなく、バラバラな書類がたまたま残っているという状況です。
2)管理費等の滞納問題
平成21年6月現在の滞納額が、3,600,000円余りある。
*督促状も見当たらなく、管理会社はノラリクラリの言い訳。
理事長は始めて知る感じ。
*弁護士に相談する前に当事務所が司法書士による次の法的措置をお勧めします。
支払い督促制度
小額訴訟制度
3)ごみ処理費は民間処理収集で、神戸市のゴミ収集を未利用
年間60万円近い支出になっている・・週5日の夜間収集のため便利だった民間の清掃業者
神戸市のごみ収集を利用して経費削減を図る・・日常のごみ収集は無料
粗大ごみ200〜1000円
収集日週2回のルール
*早急に世間並みの収集に変更すべき。理事長による神戸市環境局への申請ガ必要
4)修繕積立金が殆ど積み立てられてない。
1200円/戸・月の修繕積立金で、過去に1回修繕1時金で、屋上の防水工事をしているが、
雨の翌日に滞水しているところがあり、施工不良である。
現在の積立金は400万円しかない
5)修繕積立金の預金残高400万前後と僅少
・マンション入居後屋上以外の大規模修繕を行っていない。
・外壁、給排水設備、塗装その他の大規模修繕の費用不足
・最低限1,600万円近い費用が不足している
(100万/戸×35u/85u×62戸−400万)÷62戸=26.5万円/戸
26.5万/戸×62戸=1,643万円
*近未来の大規模修繕のために、早急に財務体質の改善を要す。
6)エレベーターの維持管理(別契約)
○○○株式会社でフルメンテ契約・・月額66,000円×12回=792,000円
*独立系のPOG契約を要検討
*浪速マンション管理士事務所の昇降機検査資格者が、エレベーターの点検整備やリニューアルの指導を行えます。
7)機械式駐車場(別契約)
4台 4ヶ月に1回の点検整備32,500円×3回=97,500円
*他の独立系を要検討
*当事務所の昇降機検査資格者が、機械式駐車場の点検整備やリニューアルの指導を行えます。
8)マンションの保険
この投資型マンションの損害保険は小修繕の費用が担保されていない商品です。
エレベーターの点検整備を無駄のないPOG契約に切り替える機会に、建物や設備の日常に発生する小修繕等に
対して、保険金支払いが受けれる等の有利な商品の検討をお勧めします。
なお、マンションのエレベーターの場合、フルメンテナンス契約では、保険金が支払いできません。
9)管理規約
投資型マンションの性格から、管理規約の内容が、国土交通省の標準マンション管理規約と大きく異なっています。
しかし、違法性が認められないので、管理組合の建て直しを鑑みての改正をお勧めします。
10)マンション管理会社への委託
・契約期間
契約期間がエンドレス(異議なき場合は自動更新)になっている。
・管理委託料(税込み)
事務管理業務 90,000円
清掃委託業務(定期清掃) 88,000円 1回/2ヶ月
管理員業務費 180,000円 週5回(AM3H) 清掃込み
建築・設備管理業務費 67,000円 建築、設備、消火器程度、水槽清掃
24時間監視業務費 44,500円
合 計 月 469,500円
*管理委託料が200%の割高模様ですので、マンション管理会社変更(見直し)と併せて管理費削減をお勧めします。
5、投資マンションの分散管理委託の勧め
築15年のこの小規模マンションは大規模修繕を控えて、財務体質が弱い。
従来の割り高な一括管理委託を取りやめ、管理組合から直接に業者へ委託する分散管理を増やす。
公開募集で談合を排除する発注方式を取り入れ、マンション管理会社の中間マージンやバックマージンの無駄を無く
すべきでしょう。
また事務管理業務(会計・出納・総会支援・理事会支援)は最も、根幹的な重要業務ですので、特に慎重に業者決定
をしなければなりません。
また今後のマンション管理会社の不適正業務を無くすためにも、管理組合役員による積極的な監視等が求められが、
このような非居住の投資マンションの性格上、オーナーの積極的な監視もできないのが現状でしょう。
役員の負担を軽減しながら、管理組合の運営を健全化し、マンション管理の危機を乗り越えかつ管理の適正化を維
持し、投資マンションで少ない投資で資産価値の向上を図るには、以下の事例も提案できます。
1)管理者の委託(法的にマンションの最高責任者=理事長)
居住していても、一般的には適正なマンション管理ができないのに、投資マンションは非居住でスラム化にもなりかねない。
また、財務状況も修繕費や委託費の無駄な出費等で、大規模修繕もできないのは、通常の状態で、よりスラム化が
進行。 ある日唐突に、マンション管理会社が大幅な修繕費の値上げを勧告。
よく耳にしませんか。
倫理観のある、資質の高いマンション管理士等の専門家に安い委託費で依頼し、数倍の経費の節約ができます。
200円×戸数+30,000円が顧問料、それの3倍程度が理事長代行費用です。(業務報酬費の詳細はこちら)
機械式駐車場やエレベーターの管理委託料、修繕費等の30〜50%の削減が普通です。
大規模修繕では大幅な削減ができます。
@1回目大規模修繕工事費(築12〜13年後) 50万/戸×戸数×30〜50%の削減
A以降の25年目前後の2回目大規模修繕では70万〜80万/戸数(早い目のエレベーターのリニューアルをする
なら50万/戸が加算される。
Aその後の35年目前後の3回目にはエレベーターのリニューアルをしなければならないので、大規模修繕工事費は
150万/戸もありうる。
2)理事長代行(業務の執行責任者で印鑑を持たない)で投資マンションは立ち直れる
修繕や委託の必要性のチェック、工事費や委託費の自らの積算によるチャック、監督、検査等全て実施します。
3)専門家とのコンサルタント契約(顧問契約)による、管理業務の代行や日々のマンション問題の解決
新築ならまだしも、築年数の多い投資マンションには多種多様な法的、技術的な問題が山積しています。
オーナーの目が行き届かないことをいいことに、管理会社がいい加減に処理していた投資マンションの管理等。
それらのマンション問題を積極的に解決いたします。
投資マンションの管理委託を健全化する方法 1、管理会社任せにしない・・・投資マンションは投資家のオーナーが居住しないのが普通なので特に必要。 2、管理会社はマンション購入時に1社独占で、選択の余地のない企業であり相手の言い値の管理費を削減する。 3、複数の管理会社による管理の質を落とさない、公開の一般競争入札で管理委託先を決定。 4、マンションの管理費を30%〜40%は削減出来る。 5、修繕工事も1社見積もりで割高になっている。 これも、マンションの管理費を無駄に使っている事になる。 6、非居住の方がほとんどですので、マンションの管理委託状況が良く分からないので、管理会社のやりたい放題。 7、少ない投資で、第三者の専門家による理事長代行か、顧問契約で投資マンションの資産価値の向上を図る。 8、管理委託先への無駄な出費より、はるかに安い投資で、健全なマンションの管理委託が可能。 |
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技術系マンション管理士が建築士や建築工事施工管理技士とのコラボで管理組合の目線で大規模修繕工事を成功させる |
元公共工事の検査官であるマンション管理士(技術系)が建築士等の協力を得て複視監理を行い、管理組合のために談合高値で手抜きの大規模修繕を根絶させる。 |
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マンション、大規模修繕、大規模改修工事、計画修繕、日常修繕、談合高値、手抜き、欠陥工事、長期修繕計画、修繕積立金、管理費削減、管理委託費削減、顧問業務 |
参考になる専門機関
(財)マンション管理センター・大阪府マンション管理士会・南大阪マンション管理士会・豊中マンション管理士会・京都マンション管理士会・兵庫県マンション管理士会
・奈良県マンション管理士会・住宅金融支援機構(マンションすまい・る債)
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