比叡山系 比良山系 湖南山系 湖北山系 鈴鹿山系 京都東山 京都北山 京都西山 琵琶湖一周ウオーキング
北摂山系 南近畿山系 日本アルプス 北陸の山 東北の山 北海道の山 九州の山 大原野神社 中山道ウオーキング

東北の山歩き


白神岳 1235m
<2007/7/6(金) 曇>
同行:8名
日野林道駐車場8:03→二股コース(分岐)8:43→12:12白神岳12:37→蟶山コース(分岐)15:06→日野林道駐車場16:43
所要時間 8時間40分
白神岳頂上 頂上からの世界遺産白神山地 頂上からの尾根道
白神岳頂上
頂上からの世界遺産白神山地
頂上からの尾根道
登山口に駐車場、トイレあり。鬱蒼とした山道に分け入る感じである。やがて二股分岐に着き休憩。左折すると蟶山コースとなるが私達は直進する二股コースから登る。少し前まで通行困難なところ最近整備されたようだ。山道は狭く且つ急勾配となってくる。草は刈ってあるものの道に散乱し露に濡れ非常に滑りやすい歩きとなる。延々とロープが張ってありこれを掴んで登ることとなった。かなり厳しい登りだ。尾根に出たなと思うとそこが頂上だった。東側は山また山が重なり合った世界遺産のブナ林である。見えるはずの日本海側はガスで全くだめ。残念! 頂上から十二湖分岐に向け尾根道を行く。お花畑が続き厳しい登りだったことを癒してくれる景色だ。十二湖分岐から見る白神山地も期待に応えてくれる景色だ。ここで左折し蟶山コースにて下山する。

太平山 1170m
<2007/7/7(土)晴>
同行:8名
旭叉キャンプ場5:20→宝蔵岳→8:58太平山9:16→御手洗→御滝神社→旭叉キャンプ場11:57
所要時間 6時間37分
太平山 弟子還し上部より 太平山頂上 頂上から 登って来た宝蔵岳ルートを見る
太平山 弟子還し上部より
太平山頂上
頂上から 登って来た宝蔵岳ルートを見る
登山口は駐車場の前にあるもののルート幾つもありしかも標識紛らわしいので要注意。登りにつれ見事な秋田杉の大木が出現する。良く育ったものと感心する。杉林を抜け高度を上げていくと日本海や男鹿半島が眺められる。尾根を登りつめると宝蔵岳だ。ここから傾斜緩くなりほっと一息入れると突然崖が現れる。弟子還の難所だ。手足を使って攀じ登る。目の前に太平山が飛び込んでくる。ひと頑張りで頂上に着く。神社の鳥居とお宮がある。信仰の山なのだ。眺望は素晴らしい。登って来た尾根道が良く見える。降りは御手洗コースから。多くの人と行き違う。どうもこちらのコースが表参道のようだ。多くのお地蔵さんにも見守られながら無事下山する。

栗駒山 1627m
<2007/7/8(日)晴>
同行:8名
須川温泉4:03→昭和湖4:47→5:42栗駒山5:55→昭和湖→須川温泉7:26
所要時間 3時間23分
日の出を受け名残ケ原を歩く 頂上のびわ 鳥海山 頂上から
日の出を受け名残ケ原を歩く
頂上のびわ
鳥海山 頂上から
昨夜は須川高原温泉に泊まった。朝食前に登ろうということになりまだ暗い4時過ぎに出発する。石まじりの道を抜けると名残ケ原。木道が続く。日の出だ! 誠に神々しい。歩を止め観照に浸る。ゼッタ沢を渡り地獄谷の縁を歩く。昭和湖で休憩。立木が枯れている。火山ガスの影響だろう。なだらかな登山道だ。頂上では視界良好。鳥海山も良く見える。朝食バイキングに間に合うよう写真タイムもそこそこに下山する。明日は五葉山に登るので早めに移動しよう。

五葉山 1351m
<2007/7/9(月)晴>
同行:8名
赤坂峠7:40→畳石8:29→石楠花荘9:31→9:54五葉山10:56→石楠花荘11:10→畳石11:55→赤坂峠12:40
所要時間 5時間
赤坂峠の登山口 頂上近く日枝神社から三陸海岸を望む 三角岩横の大岩に立つびわと友人
赤坂峠の登山口
頂上近く日枝神社から三陸海岸を望む
三角岩横の大岩に立つびわと友人
赤坂峠に着くと北限に生息するという鹿が出迎えてくれた。途中の林道で救急車と出会う。山菜取りの人が熊に襲われ格闘の末怪我をしたのだという。この辺りに潜んでいるかもしれないが8名のパーテイなのでだれかを差し出しその間に登ろうなどと冗談を言いながら出発する。つつじに覆われた山道を行く。大きな石と出会う。畳石だ。石ころ道を抜けると感じの良い樹林帯に入る。何合目という標識が要所にあり安心して登れる。石楠花荘に着く。立派な山小屋で眺望も素晴らしい。湧き水で喉を潤す。冷たくて美味い。平坦で草原のような所を進む。日枝神社の鳥居が目に入る。三陸海岸がはっきりと見える。平坦道を頂上へと進む。眺望を楽しみながら写真を撮る。この先に三角岩があるという。突然景色が変り鬱蒼とした樹林帯となる。目の前に峻立する岩が現れる。三角岩だ。横にも大石があり登って写真を撮ってもらう。天気も良く気分爽快だ。登って来た道を下山。

焼石岳 1548m
<2007/7/10(火)晴>
同行:8名
中沼登山口5:33→中沼6:07→銀明水避難小屋7:38→姥石平8:50→9:22焼石岳9:42→11:00銀明水11:20→中沼12:16→中沼登山口12:50
所要時間 7時間17分
中沼にて 姥石平から焼石岳 焼石岳頂上
中沼にて
姥石平から焼石岳
焼石岳頂上
車で林道を延々と走ってきた。50台ぐらい停めれそうな広い駐車場がある。駐車場前の中沼登山口から出発する。約30分で中沼。朝食を摂る。木道が整備され周辺は色とりどりの花が咲いていた。登るにつれ多彩な花に出会う。写真の菖蒲やハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、ハクサンボウフ、ベニドウザン、ミズバショウ、ミヤマキンバイ、ミヤマウスユキソウ、ミヤマダイコンソウ、シラネアオイ、リュウキンカ、イワベンケイ等など。写真撮影に忙しい。
銀名水に着く。喉を潤す。冷たくがぶがぶと飲んでしまった。横岳斜面に大きな残雪だ。ザクザクと歩を進める。一気に高度を上げる。まもなく姥石平だ。本当に歩き易い平坦地で別世界のようだ。なだらかな焼石岳も目の前に現す。それでも頂上直下は傾斜あり最後の頑張りとなるもミヤマウスユキソウの群落が次から次に出現し見惚れているうちに頂上に着く。頂上の眺望は素晴らしいはずなのに近くの景色は見えるものの遠くはガスでダメ。 残念だ! それでも東焼石岳へと続くルートは鮮明に見え誘っているようだったが私達は来た道から下山する。

巻機山 1,967m
<2005/10/3(月)曇>
同行:4名
桜坂登山口5:30→6:36 5合目6:53→7:26 6合目展望台7:30→8:54ニセ巻機9合目9:03→9:32巻機山→9:39最高点9:48→巻機山10:15→11:03 8合目11:27→12:17 6合目12:27→桜坂13:48
所要時間 8時間18分
前夜は登山口近くの旅館に泊まった。車で登山口に移動する。厳しい登りということは調べていた。天気予報は雨だったが幸いにも時雨程度。歩き出したときには止んでいた。だが泥道だ。30分ほど歩くと急坂だ。あえぎながら前巻機山(ニセ巻機)に着くと景色は一変し最盛期の「草もみじ」が迎えてくれた。ガスが切れ視界良くなってきた。広々とした頂上付近を逍遥した後下山する。
会津駒ケ岳 2,132m
<2005/10/4(火)曇>
同行:4名
下ノ沢駐車場5:43→7:28 1,705m点(食事)7:52→8:41駒ノ小屋8:50→9:07会津駒ケ岳9:21→下ノ沢駐車場11:42
所要時間 5時間59分
前日巻機山下山後檜枝岐村の旅館に移動し宿泊。まだ暗い早朝、下の沢駐車場から歩き始める。直ぐ急登が始まる。予想以上にきつい傾斜道が続く。500mほど登ると樹林帯を抜け尾根道となり湿原と草モミジに敷かれた木道を歩く。頂上は残念ながらガスで視界不良。中門岳までの稜線歩きを楽しむ予定だったが眺望期待できないので下山することにした。下山後は奥会津の木賊温泉へ。 
至仏山 2,228m
<2005/8/13(土) 雨後曇>
同行:旅行会社主催登山に参加
鳩待峠登山口7:15→10:30至仏山10:45→鳩待峠登山口13:15
所要時間 6時間00分

鳩待峠の休憩所前 鳩待峠の至仏山登山口 登山道脇のお花畑
鳩待峠の休憩所前広場
下山後雨が止んだ時に撮影
鳩待峠の至仏山登山口
下山後雨が止んだ時に撮影
登山道脇のお花畑
雨中のしんどい歩きを癒してくれる
登山道 登山道から至仏山方面の山を見る 至仏山頂上の“びわ”
至仏山への木道
雨に濡れて滑りやすい
木道から至仏山方面を見る
至仏山はこの山の向うのようだ
至仏山頂上の“びわ”
ガスで視界きかず残念
東北地方の天気予報は強い雨とのこと。旅行会社にキャンセル料を払うのも面白くなくともかく京都から夜行バスに乗る。やはり登山口の鳩待峠は雨だ。小川状態の登山道を歩き始める。やがて木道にでる。てかてかになっていかにも滑りやすそうだ。慎重に歩く。小至仏山の手前あたりから岩稜となる。雨に濡れ滑りやすくペースが極端に落ちる。蛇紋岩だという。小至仏山を越えやっとの思いで至仏山に立つも視界ゼロ。この頃になり幸い雨は止みお握り1個食べる。本来なら山の鼻に下山することになっていたが滑って危険ということで往路で下ることになった。やれやれだ。麓や尾瀬ヶ原の歩き中も至仏山の山容を見ることが出来ず残念であった。

燧ケ岳 2,356m
<2005/8/14(日) 雨後曇>
同行:旅行会社主催登山に参加
見晴6:03→9:15柴安ー9:20→9:44俎ー10:15→尾瀬沼ビジターセンター12:55
所要時間 6時間52分

見晴の小屋に向う一行 燧ケ岳頂上柴安ー 柴安ーの“びわ”
見晴の小屋に向う一行
登山前日、尾瀬ヶ原から撮影
燧ケ岳頂上柴安ー
燧ケ岳5峰のうちの最高峰
柴安ーの“びわ”
この時もガスで視界きかず残念
俎ー頂上 俎ーから尾瀬沼を望む 尾瀬沼から燧ケ岳を望む
俎ー頂上
標高2,346mだ
俎ーから尾瀬沼を望む
一瞬ガスが切れる ラッキー!
尾瀬沼から燧ケ岳を望む
登って来た山を眺めるのは爽快だ
至仏山から尾瀬ヶ原を縦断し見晴の小屋で宿泊する。驚いたことに小さいながらも風呂があった。さっぱりしたところで冷えた生ビールでリフレッシュする。明日の天気予報は曇後雨という。降り出さない内に登りたいと願いながら就寝する。
翌朝外を見ると降ってない。ラッキー! と、ところがである。出発間際になって降ってきたしかも激しい。きっとこのパーテイに雨男か女が紛れているのだ! この雨に恐れをなしたのかご一行のうち半数近くは燧ケ岳登山を断念し麓で散策するという。残留組に見送られ見晴新道から登る。濡れた道は泥に覆われ気分爽快とはいかない歩きだ。しかし緑は濃く新鮮な空気を供給してくれていそうな樹木に癒される。徐々に登り厳しくなる。ガスが立ちこめ幻想的な雰囲気となる。石ころ道に変わるも至仏山と違いこちらは滑らない。近くにありながら燧ケ岳は火山で至仏山は海底から隆起したとのことで地質が違っているのだ。森林限界を越えハイマツが現れる頃には雨は止んでいた。さらに急登の後頂上の柴安ーに着く。視界利かず。小休憩後俎ー(まないたぐら)へ。急降下し登り返したところである。お握りの朝食後下山しようとすると一瞬ガスが切れた。あわてて尾瀬沼の写真を撮る。意外に大きい沼だ。長英新道から下山する。尾瀬沼で休憩し泥まみれの靴、スパッツを洗う。ついでに喉を潤す。湧き水のようで冷たくて美味い。三平峠に向う途中燧ケ岳がくっきりと見える。あ〜登って来たのだという感激に浸りながら歩く。

飯豊山 2,105m
<2005/8/3・4(水・木) 晴>
同行:6名
8月3日:川入キャンプ場4:25→横嶺小屋跡6:49→地蔵山分岐7:40→剣ヶ峰8:20→三国岳8:55→10:40切合小屋11:09→13:25飯豊本山(2,105m)13:37→切合小屋15:59
所要時間 11時間34分

8月4日:切合小屋4:15→川入キャンプ場9:45
所要時間 5時間30分

川入キャンプ駐車場 長坂 剣ヶ峰
川入キャンプ駐車場で出発準備
まだ暗い4時過ぎ点灯し出発する
急登が続く上十五里で休憩
長坂という名前に偽りなしだ
剣ヶ峰の岩峰で一休み
越える向うにまた岩峰で疲れる
草履塚 草履塚周辺から飯豊本山方面を望む 飯豊本山頂上
草履塚からの飯豊本山方面
本山小屋周辺から飯豊本山方面
飯豊本山頂上
パーテイは60数歳から70数歳の定年退職者の仲間で構成されている。
長時間の歩きとなることから各自それなりの準備と覚悟もしている。
昨日、京都から車で宿“いいでのゆ”に入る。3日早朝車で川入キャンプ登山口に移動し4時25分歩き始める。まだ暗くライトを点ける。御沢小屋跡を過ぎると急登が続く。下、中、上十五里と続く長坂である。この頃になると太陽が顔を出し急激に蒸し暑くなり早くも大量の汗にまみれる。幸い途中に水場があり一息つく。地蔵山を迂回し三国山に懸かる。慎重に剣ヶ峰の岩稜を越える。三国岳に着くも小屋守からペース遅いと指摘されここは休憩なしで先に向う。この先は岩稜が続く厳しい登りである。ひとつ越えるとまた出てくるという繰り返しである。暑さと登りで疲労するも落伍するものなくペースを守って11時過ぎ切合小屋に着く。ここからサブザックで飯豊本山を目指す。雪上を越えるとまた落ち込み返しが厳しい。御秘所という岩稜を越え登りきるとやっと本山小屋に出る。ここから頂上へは見晴らしを楽しむ余裕も出て快調に頂上に到着する。健闘を称えつつ展望を堪能した後下山する。

大朝日岳 1870m
<2005/8/5(金) 晴>
同行:6名
古寺鉱泉4:08→小朝日岳8:00→大朝日岳10:22→古寺鉱泉15:20
所要時間 11時間12分


古寺鉱泉宿前 古寺山山頂 大朝日小屋方面を望む
古寺鉱泉宿前の出発準備中
古寺山の眺望は素晴らしい
尾根道から大朝日小屋方面
大朝日小屋前から大朝日岳を望む 大朝日小屋前から西朝日岳を望む 小朝日岳
大朝日小屋前から大朝日岳を望む
大朝日小屋前から西朝日岳を望む
切立った岩肌が荒々しい小朝日岳
昨日の飯豊山に続いての朝日連峰登山である。
天気予報は梅雨が明け快晴とのことである。まだ暗い4時過ぎに出発する。ブナ林に囲まれた道を登り尾根に出た頃に日の出だ。美しい。ヒメコマツの大木が多い。一服清水という水場で朝食のお握りを食べる。古寺山への登りはしんどい。だが頂上の眺望は素晴らしかった。朝日連峰が目の前に飛び込んでくる。ここから下って小朝日岳への登り返しだ。小朝日岳の眺望も良かったが折角登った2百メートル程を下る。しかも急坂である。いよいよ大朝日岳に取り付く。日差し強く水分補給するもたちまち汗に変わる。途中の水場“銀玉水”は冷たく美味しかった。たらふく飲む。雪渓を右に見ながら階段状の道を登る。この頃になると大朝日小屋や頂上が手に取るように見え足取りも軽くなってきたようだ。お花も増え観賞する余裕も出てきた。なだらかな登山道を登りつめると大朝日岳であった。連峰を縦走する道が至る所に見えまた来いよと誘っているようであった。

このページの先頭へ

topボタン