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熊野古道


中辺路
<2006/3/6(月) 曇>
参加:単独
ルート:JR那智駅11.32→浜ノ宮王子11:35→大門坂夫婦杉12:55→那智山バス停13:13
旧社地大齋原の世界遺産石碑 西大津の自宅を早朝4時40分車で出発。国道24号線と168号線で熊野本宮に9時16分着く。郵便局横の駐車場に留置く。
新宮へのバス10時まで熊野本宮大社旧社地「大斎原(おおゆのはら)」近辺を散策する。大きな鳥居と広場がある。明治時代熊野川の氾濫で現在の高台に移転されたとのこと。
バスで新宮へJRに乗換え那智11:27着。いよいよ那智駅前から歩きのスタートだ。国道を渡るとすぐ浜ノ宮王子でその奥に補陀洛山寺がある。補陀洛船が展示してあった。曼荼羅の道の石碑が示す道を辿って車道から別れて小道に入る。歩いている人は見かけない。尼将軍供養塔、市野々王子を通って1時間ほど歩くと大門坂(写真下右)が見えてきた。

尊勝院宿坊 観光名所になっている大門坂に入ると流石に人に出会うようになってきた。手前に駐車場がある。バスや自家用車で来てここから歩いているようだ。
きれいな石段と見事な杉林が続く。景色を楽しみながらゆっくりと歩く。登りきると那智山バス停に出た。みやげ物屋さんの食堂で昼食にする。今日の宿泊は那智山青岸渡寺の「尊勝院宿坊」だが予定より早いので熊野那智大社、那智山青岸渡寺、那智の滝を見てまわる。写真上は宿坊の入口で手入れの行き届いた庭木で清々しい。

<2006/3/7(火) 晴時々雪>
ルート:尊勝院宿坊7:00→7:34那智高原公園7:38→登立茶屋跡8:12→8:53舟見峠9:05→10:40地蔵茶屋10:54→11:15道標番号11点(昼食)11:33→楠の久保旅籠跡13:07→円座石13:40→14:05小口自然の家
早めの朝食をお願いし宿坊を7時に出る。古道を味わいながらユックリと歩きたいのだ。登山口は昨日調べておいたので迷わず歩き出す。ここからもよく整備された石段が続く。本当に歴史を感じさせる参詣道で保存状態も良く世界遺産に登録されたことに納得する。登立茶屋跡を過ぎる頃から小雪が舞ってきた。風もあり猛烈に寒い。舟見峠で熊野灘などの眺望を楽しみにしていたがいつのまにか本降りとなり視界なしだ。残念!小休憩後歩き出すと下りが続き凍てついた道はつるつる滑りやむなく一段とペースを落とす。

左の写真は越前峠。大雲取越道で一番の難所と言われ標高870m。しかし道は整備されており全く危険な箇所なし。峠を越えると長い下り坂が本日の宿泊地の小口まで続く。小口の標高は64mなので800mを一気に下ることになる。小口自然の家は元学校を改造した施設である。冷え切った身体を入浴で温める。宿泊者は小生を含め5名とのことで10畳以上の広い部屋に一人ゆったりと時間を過す。   小口自然の家
<2006/3/8(水)晴>
ルート:小口自然の家5:43→桜茶屋跡6:56→賽の河原地蔵7:41→8:08百間ぐら8:13→請川9:29
今日は小雲取越で本宮町の請川まで歩き渡瀬温泉入浴後西大津に日の明るいうちに帰る予定である。会計は前日にすまし朝食をお握りにしてもらい早朝まだ暗い5時43分に出立した。古道は左写真のような道標が500m間隔であるので迷う心配ない。大雲取越と違いアップダウンさほどなく歩き易い道が続く。百間ぐらからの眺望(写真下左)は心癒される。名前も知らない熊野の山々を観賞する。この先尾根歩きをしながらだんだんと高度を下げていく。熊野川が見えたら直ぐ請川だった。
 うまい具合にバスは10分ほどの待ち時間だ。大社へは車の往来が激しい国道を100分ほど歩かねばならないのでバスに乗ることにした。大社前で“びわ”の記念写真を撮ってもらい神社でお札500円を頂き御礼のお参りしたあと留置きの車で渡瀬温泉へ。10分もかからない近くにある。有名な大露天風呂で大小5つほどある。700円だ。リフレッシュして帰宅の途に就く。富田林近くから高速に乗り4時35分に自宅に着く。空は晴れて明るかった。
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