第1回サマーコンサート

インフォメーション

 日時 2000年7月2日(日) 
 場所 ひこね市文化プラザグランドホール
 指揮 清水 宏之
 曲目 ブラームス 交響曲第2番
     シューベルト 未完成 
     ベルディ 運命の力 序曲
9
 指揮者 清水宏之

奈良市出身、15歳で渡米。インターラーケン芸術アカデミーを経て、 1987年、マネス音楽大学クラリネット科卒業。1989年、エール大学大学院音楽学部指揮科修了後、エールフィルハーモニア管弦楽団の指揮研究員となり、ギュンター・ヘルビッヒ氏、アンドレ・ブレヴィン氏等の指導を受け、同大学院よりアーティスト・ディプロマを授与される。その後、北米を中心に指揮活動を行い、1997年帰国。関西フィルハーモニー交響楽団、奈良フィルハーモニー管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪シンフォニカー、テレマン室内管弦楽団、名古屋フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、東京吹奏楽団などを指揮。第4回ディヌ・ニクレスク国際指揮コンクール優勝。(ルーマニア)第1回マタチッチ国際指揮コンクール4位入賞(一位なし)、併せてクロアチア作曲家連盟特別賞受賞。第5回フィテルベルク国際指揮コンクール4位入賞、併せてルストワフスキー特別賞および楽員投票による国立シレジア・アカデミー管弦楽団賞を受賞。1999年まで、ドイツ、フンディスブルク・アカデミー管弦楽団およびブラジル、エレアザール・カヴァリオ音楽祭管弦楽団指揮者をつとめる。現在、青山学院管弦楽団常任指揮者、山口国際交流芸術祭常任指揮者のポストに加え、全国のオーケストラの客演指揮者として活躍中。

 清水先生は、第一回の第九のときの副指揮者としてご指導いただきました。私たちは初対面ではありませんでしたので、4/23日の初練習から、大変情熱的に、こう歌うんだと指示されました。時には絶叫しながら、情熱的にオーケストラを振っていただきました。日曜日の夜の3時間という限られた時間を、一時も無駄にしない練習だったように感じました。
 運命の力は、アマオケには難曲です。ベルディのドラマチックな要素が凝縮された曲です。イタリアオペラの、劇場での演奏のされ方とか、イタリア人の気質などを熱く語りながら、私たちをまるでどこかの劇場のオーケストラの ように仕立て上げようとされているようでした。未完成は快速なテンポの中に、シューベルトがどうして100年進んでいたか?したがってそれはどう演奏され るべきか?抒情に流されることなく、古典でありながら、時代の先端を行っていたシューベルトをかいま見るようでした。10年ぶりに聞いてみても、よい演奏と感じました。
 清水先生のタクトのもと、8回という限られた練習回数でしたが、私たちのオー ケストラにとって、新たな第一歩となる練習をさせていただいて、本番にのぞめたと思います。

練習日程
柴田 2月13日(日)メッセホール 総会
柴田 2月20日(日)エコーホール
嶋田 3月12日(日)エコーホール
嶋田 3月26日(日)エコーホール
嶋田 4月 2日(日)エコーホール
清水 4月23日(日)エコーホール
清水 4月30日(日)エコーホール
嶋田 5月 7日(日)エコーホール 分奏
清水 5月14日(日)エコーホール
清水 6月 4日(日)エコーホール
清水 6月11日(日)エコーホール
清水 6月18日(日)グランドホール 午後1時から午後8時40分まで
清水 6月25日(日)エコーホール
清水 7月 1日(土)グランドホール リハーサル
清水 7月 2日(日)グランドホール 本番

7月2日(日)グランドホール 2時 演奏会本番 (当日のアンケートに寄せられた声から)

オーケストラがすごく身近に感じられました。後半に行くに従ってパワフルな演奏になり良かった。 市民手作りの親近感がある。今後も長く続けて欲しい。来年の「第九」もぜったい聴きにきます。

年令層は巾広くても、まとまっていてすごく良かったと思います。 団員全員の統一があり、聞き手の心に残るえんそうでした。過去2回(第九、ベルリン)で合唱団としてご一緒させていただいた時より、かなり腕をあげていて ぴっくりしました。演奏者のみなさんの熱い思いがよく伝わってきました。 回を重ねるごとに、大変上手になられているのが分ります。

オーケストラを初めて聞いたのですが、生の演奏はすばらしいと思いました。 初めて生のオーケストラをききました。最後の第4楽章が素晴らしかった。 生のえんそうを聴く機会にめぐりあえた。難しい曲にいどまれて、弦の響きがよく感心いたしました。 バイオリンの響きがとてもステキで鳥肌がたち、感激で涙が出そうになりました。地元にこんな素晴らしい人がいるなんてスゴイ!また、何回でもこのような演奏会を開いてほしいです。 今回初めてでしたが、心がなごみました。また来たいと思います。

クラシックの公演は初めて破きにきましたが楽しかったです。今度CDを 買ってきいてみます。 大学時代演奏したかった運命の力をきけたこと。カヴァレリア、ハンガリー5番の2曲のアンコールはすごく得した 気分です。また、指揮者の方も熱心で良かった。 指揮者が良かった。「未完成」を久しぶりに聞き、感動しました。指揮者が魔法を使っているようだ。感激した。

なかなか演奏会を聞く機会がないのですが知人のさそいでひさしぶりに心がなごみました。子供がブラスバンドにはいっています。いつもハラハラで聞いているのですが、今日はゆっくり楽しめました。ビオラとチェロ、バスの中低音がきれいで良かったです。(特にブラームス) ホルンの高音やフルートもきれいでした。 テンポがよくて聞きやすかった。低弦がよくそろっていたと思いました。1

コンダクターの動きに皆揃って演奏ていて感激。オーケストラは好きで時々聞きますが、何度聞いても感動が伝わって来ます。やわらかく、又感情の高まりもあり良かった。 一生懸命がよかった。 アンサンブルがよかった。 今後の上達がたのしみ。ダブルアンコールは良かった。 音響はすばらしい。 音の響きがいいですね。グランドホールには初めて入ったので鷺きました。 次回楽しみにしています。


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