紹介11
おもしろいですよぉ〜。NHKでドラマ化され話題となりましたが、
ドラマと原作はやはり少し(かなり)違います。
ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、
不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。
敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、
鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。
企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。
このハゲタカ=鷲津政彦がめちゃめちゃかっこいいです。
普段はあえて、地味な平凡な男に見せておいて、相手を油断さ
せる相手が、組やすしと思った瞬間からすでにもう鷲津の術中に
はまっている・・・・
鷲津政彦 ゴールデンイーグルの交渉術、しびれます。
金融界のプロ中のプロたちを相手に、そのプロたちも気づかない
突破口を見つけ無敵の戦略を練り上げる。
ハゲタカから連想される強引さよりも、鷲津のそれは、繊細で細心
それでいて豪快、ほんとしびれます。
こんな交渉術が自分の仕事や、プライベートで使いこなせたら・・・
モテモテだろうなぁ〜〜 話の中の鷲津もモテモテです。
他の登場人物も個性的、いつの間にか話に引き込まれてしまいます。
日本経済の状況を忠実に描写し、実在の企業をモデルにしているので、
ノンフィクションだけど、あれ?この話って・・・あの話だよな・・・
わかりにくい、金融の話がわかりやすく、またわからなくても
引き込まれる。
おもしろいですよぉ〜ぜひ読んでみてください。
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