仕手株ファンド
「継続企業の前提に関する注記」、が書かれている企業の
MSCBを引き受け、大株主に名を連ねていたかと思えば、
右から左へすぐに売却し大株主から消える外資系ファンドもあれば、
(右から左に受け流すムーディーもいる)
なかにはそのまま大株主に名を連ねたままの引き受け先もあるようです。
会社の事業、経営に参画したり、他事業を行ったり、資金を注入して
株価を上げ、時価総額を膨らまし株式交換にそって
また企業を買収したり・・・(ライブドアは捕まりましたが・・・)
社名変更や別事業などを起こし、企業イメージを変え
ボロ株がまともな企業に再生される。
これが本当なら
もう仕手筋ではなく、再生ファンドに変身!!
仕手筋といっても、仕手戦や株価操作で、市場でうまく売り逃げて
儲けを得るのは難しく、リスクも多い。
それよりも確実に利益の得られるMSCBなどの有利な
条件をつけて、それを利用して確実に儲けるほうがリスクが少ない。
そして安い価格で大量に取得した株を持って会社の中から、中身の
有る会社へ変身させる。
バブルがはじけたあと、弱った日本にやってきた、ハゲタカファンド
がやっていたような手法を行っているような仕手筋がいるようです。
売り逃げるチャンスをうかがい、潜んでいるのか?
本当にその企業を再生させることにより利益を得ようとしているのか?
いやいや、代表権を得て会社をのっとり資産を売ってしまうのかも・・・・
これで本当にボロ株が再生していい企業になれば
もう仕手筋ではなく、再生ファンド?なのかもしれませんね。
MSCBを引き受け、その後も株主に名前を連ねている銘柄の
今後の株価に注目してみるのも面白いかもしれません。
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