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      番外編



仮装売買 馴合売買その2

 




















 N氏




マニアな仕手株投機






  仮装売買 馴合売買その2


 特定の株式等の売買状況に関し、第三者に誤解を生じさせる目的を
 もって、同一人物が、同時期に、同価格で、売りと買いの注文を行う
 権利の移転を目的としない売買を仮装売買といいます。 


 また、売主と買主が通謀して行う同様の売買を
 馴合い売買といいます。


 インターネット取引が普及したことにより、仮装売買、馴合売買が
 横行しているようです。


 また、ベンチャー市場が増えたことで板の薄い上場株式市場が
 生まれた事で以前と比べて、こうした取引がやりやすくなってきて
 いるのかもしれません。


 こうした売買は、自由でオープンな有価証券市場において、
 人為的な操作を行い、公正な価格形成を阻害し、一般の投資家
 に不測の損害をもたらすこととなるため、証券取引法により
 禁止されています。


 仕手筋は、取引量が多いことや価格が一定水準であるように見せか
 けるために、意図的に売買を行います。
 また人気サイトのランキングなどを利用して掲示板などに噂を書き込み
 デイトレーダーの注目をあつめます。


 最近あった事件では、下記のような事件がありました。


 仕手筋はナスダック・ジャパン(現・ヘラクレス)に上場していた
 情報通信サービス会社の株が活発に取引されているように一般投
 資家に誤解させ、取引に誘い込む目的で関連会社や知人ら架空口座
 などの約20の名義を使って情報通信サービス会社の株の仮装売買
 を頻繁に繰り返し、株価を不正に操作していた。


 この間にこの情報通信サービス会社の株は株価は
 29万6000円(終値)から38万6000円に上昇した。
 
  
 仕手筋たちは、主にインターネットを通じ、関連会社や関係者間で、
 同じ価格で売り注文と買い注文を同時に出して売買を成立させる


 「なれ合い売買」


 を繰り返し、市場の株価よりも高値で買い注文を出す手口を繰り
 返していたという。


 デイトレーダーの人気銘柄の裏ではこんなことが・・・
 





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