マニアな株式投資HP   
      番外編



仕手筋の相場哲学

 




















 N氏




マニアな仕手株投機







  仕手筋の相場哲学


 仕手筋の目的は、「儲ける事」、儲けるには、安値で買って高値で売る
 ことです。


 その差額が儲けになる事は、投資家ならだれもが知っている当たり
 前のことです。


 仕手筋は、みずから株価を高くします。


 その為に仕手筋は、市場に出ている売り玉を、次々に買い集め無け
 ればなりません。


 すると、需給関係のバランスが壊れて株価は高くなります。


 その大量に集めた株を高値で売り抜けてこそ、大きな儲けになるのです。


 仕手筋は言います。


 「安値で買った株は、高値で売り抜けてこそ意味がある。」


 この言葉は、当たり前のことを言っているようですが、高値で売り逃げる
 ことがいかにむずかしいことであるかを言っている言葉なのです。


 必要な資金さえ準備できるのであれば、株を買い占めることは
 株初心者にもできることです。


 しかし、買い集めた株を株価を下げないように高値で、含み益の
 乗った状態で全部売ることは、とても難しい行為です。


 簡単にできたらみんなが大金持ちです。


 いかに売り逃げるか、これが最大の問題です。


 仕手筋が買い上がった株の株価は、PER、PBRなんて「ものさし
 ではかってみても、割高な手出し無用な株としか評価されません。


 その異常値にある割高な高値圏の株を、単純に市場に売りに出すと、
 その売り物に押されて株価は暴落してしまいます。


 自分で大量に買い集めた株を、大量に売りに出して株価を暴落させて
 いたら、いったい何をしていることかわかりません。


 儲かるのは、手数料収入を得る証券会社だけです。


 いかにうまく売り逃げるか、テクニックが必要になります。


 誰の目にも高値圏とわかる株を大量に売るのだからこの行為を単純に
 「売る」とは言わずに、「売り抜ける」とか「売り逃げる」と表現します。

 
 売り逃げのテクニック、騙し(ダマシ)、嵌め込み(ハメコミ)・・・・


 仕手筋は言います。


 「株式相場なんてしょせんは、騙しあい、売る投資家がいるから、
 買う投資家もいる。」


 「売るものと買うものは、その売買行為の瞬間、どちらかがミスを
 犯したことになる。」


 「それが相場だ」


 これが、仕手筋の相場哲学です。




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