情報その4
仕手株売買が好きな個人投資家がハマってしまいがちなのが
あれも買いたい、これも買いたい、「買いたい病」です。
「買いたい病」の症状は、雑誌や新聞で話題の銘柄、投資顧問の
推奨銘柄情報、掲示板で話題の銘柄などなどいい材料、「情報」が
聞こえてくると買いたくなります。
しかし、買ったら下がる・・・違う銘柄に乗り換えたら、また下がる・・・
本人は、話題の銘柄の情報をいち早く仕入れて、俊敏に乗り換えてい
るつもりなのですが、買う銘柄、買う銘柄が値下がりしてしまいます・・・
「買いたい病」におかされると「解体病」にもかかってしまいます。
動いているから、話題の銘柄だからと、銘柄を変えて売買しても損が損
を呼ぶ悪循環にハマってしまいます。
このような人を「買いたい病」の末期症状、「曲がり屋」といいます。
大切な資金をいい加減、思いつきで突っ込んでもうまくいきません。
華やかに騒がれている話題の銘柄を、話題になってからその銘柄の
ことを調べたところで、いい材料しかでてきません。
いい材料しか見えてこないから騰がっているのであって、それを見て
買い向かう買いたい病の人がいるから騰がっているのです。
事前に仕込んだ人たちや、少しでも早く買った人たちは、これから
買いに来る人に向かって、好材料を出しまくります。
それが、投資顧問の推奨であったり、掲示板での煽りカキコです。
悪い情報はあまり見えてこず、その銘柄にとっていい情報ばかりが
見えてきます。
今話題のこの銘柄に飛び乗りたい、目移りするのが常ですが、自分は
この銘柄で勝負すると決めて、売買する銘柄を絞り込んだほうが勝率
が上がります。
「知らないものには手を出すな」です。
騰がってから、流れる情報は、その銘柄を仕込んでいる人が流しまくるから
広がるのです。
そんな情報にのってはいけません。
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