日 本 蜜 蜂 | 西 洋 蜜 蜂 | |
大昔から東北から九州までの広い地域に住んでいる野生の蜂です。大きい木の幹の空洞、石垣の隙間、お墓の下、天井裏、床下、お宮さんの祠などに巣を作り、案外たくさん住んでいる。やや小型。 | 特徴 | 外国産の蜂を輸入して、品種改良をした収蜜力の高い蜂です。少し大きい。 逃げて野性化したものがいる場合があるが非常に少ない |
おとなしいが、元来野生なのでなかなか人間の自由にならない。巣箱が気に入らぬと途中で逃げてしまう | 性格 | 闘争心は在来種より強い。品種改良をして家畜のようになっているので上手に扱えば比較的飼いやすい。 |
収蜜力が低いので営業的には魅力がないが、趣味として飼育?する人がほとんど。 病気、寄生虫などはほとんどない。 天敵はスズメ蜂。 |
能力 | 日本蜜蜂に比べて約10倍以上の収蜜力があるので、養蜂業者が飼うケースが多い。 病気、寄生虫に弱い。 天敵はスズメ蜂。 |
木製の空き箱を手作りするだけ(昔のリンゴ箱ぐらい)なので安上がり。杉の木の丸太の芯を抜いたものが理想的だが、手に入りにくいし重くて取り扱いが不自由。 | 費用 | 1セット(蜂1群、巣箱、巣枠、巣礎、遠心分離機…)15万円ぐらいですべて必要なものが手に入る。 |
蜂は殆んど購入できない。巣箱だけは購入可。 簡単に手作りができるので楽しい。 |
入手方法 | 蜂、巣箱、その他必要なものがセットで販売されているので簡単に入手できる。 |
1年に1回しか蜜が採れないので、いろいろな花の蜜がミックスされている。1つの巣箱から年1回8リットル採れる年もあるが、全くゼロの年もあり、不安定だがそれも楽しみの一つ | 採蜜 | 1ヶ月に2〜3回、れんげ蜜、アカシヤ蜜など一種類の花の蜜が採れる。 花を追いかければ比較的安定的に採取できる。 |
春に蜂が分封(分家)する時期に空き箱を置いて蜂が来るのを待つだけ。確率は約25%から40%ぐらい。 | 増殖 | 春に蜂が分封(分家)する時期に自分で新しい巣箱に誘導することが出来る。 |
明治初期まではハチミツと言えば日本ミツバチのもので、貴重な甘味品だった。 | 歴史 | 明治6年に外国から養蜂書と蜂が輸入された。エジプトのツタンカーメンの墓(3500年前のもの)から蜂蜜が腐らずに見つかった。 |
コスト高から国内産は2%以下。 産地は東北、信州、紀州、中国地方など樹木の多い所。 |
現在 | 98%が輸入蜜(中国産が多い)。 値段の安いものは水あめなどを混入したものがある。 |
下の写真は日本ミツバチの飼育に適した2つの場所です。右は銀座のビルの上で飼われている写真 をお借りしました。ミツバチの大敵スズメバチはいるのでしょうか?また、病気の面でも良いでしょね。 | |
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1 | 交配種5枚群(新巣箱入)(3号) | 1群 |
2 | 継箱(窓付)(3号) | 1個 |
3 | 10枚用隔王板 | 1枚 |
4 | くん煙器(トタン製) | 1個 |
5 | 金網式面布 | 1枚 |
6 | 巣礎枠組立完成品 | 5枚 |
7 | 円形蜜こし器(ステン) | 1個 |
8 | 蜂ブラシ(1行) | 1本 |
9 | 上等巣脾 | 5枚 |
10 | 木製給餌器 | 1個 |
11 | 蜜刀(上製) | 1本 |
12 | プラスチック製分離器 | 1台 |
13 | ハイブツール | 1個 |
14 | ゴム手袋 | 1双 |
15 | 養蜂のスタート | 1冊 |
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