■ 契約書の主旨 |
● 弊事務所におきましては,ご照会からお見積書の提示を経て,内容
を確認をした後に,委任契約書を締結してから業務に取り掛かるよ
うにしています。ある時,親しい友人の紹介で公正証書遺言の作成
サポートの依頼があり,早速弊事務所へご来所頂き打合せを行い,
その席で,概算の金額を申上げご納得して頂いたつもりでした。や
がて公証役場にて遺言が完成する段となり,金額を申上げると自分
の思惑と違うと主張され困惑したことがありました。
● 口頭での契約は原則的に有効です。即ち,「売ります」「買います」
で契約は成立です。しかし,大事な契約はやはり書面で残す必要が
あります。後日のためということもありますが,契約内容の確認は
慎重を期すことが肝要です。
※ 民法第3編第2章《契約》の条文はこちらからご覧下さい。
■ 契約書の種類 |
* 民法に規定されている典型契約は以下のものです。
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* 典型契約以外の契約(無名契約)⇒ 民法の規定にないもの
民法の規定になくても法的には有効
例 秘密保持契約,旅館(ホテル)の宿泊契約,リース契約,業務提携
契約等があります。
■ 代表的な契約とその主眼点 |
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■ 契約書書式例 |
● 主な契約書の書式例は以下のとおりです。参考に供することができ
れば幸甚です。
E 不動産贈与契約書 E 死因贈与契約書
E 土地交換契約書 E 金銭消費貸借契約書
E 債務承認並びに弁済契約書 E 遺産分割協議書
E 合意書 E 示談書

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