＜徒然なるままに＞

２０１４年９月１６日

9月13日は第49回目のサタデーナイトロビーコンサートでした。１バンド目は初出場の「Sprits & Water」で、編成は、ギター＆ボーカルとドラムという変則的な構成でした。
初めに「オリジナル曲ばかりで、知らない曲で申し訳ありません。」とＭＣ。1曲目は、大切な人を思って作った歌で”Last Train”。ミディアムテンポで少し長めのギターのイントロで始まり、次に張りのある高い男性ボーカルが続きました。どこかMy Wayのコード進行を思わせる曲になっていました。ドラムはおとなしいリズムを刻み、ボーカルを支えているという感じでした。 2曲目は”too happy to know”という曲で、ＭＣで「幸せすぎて分からないという意味です。」と解説。軽い感じのギターのアルペジオで始まり、テーマの歌の後にブルースハープ（ハーモニカ）のソロが入りました。ドラムはスネアドラムを行進曲のようなビートで刻んでいました。何か幻想的な雰囲気を醸し出していましたね。「too happy to know、too happy to know、こんな、世の中じゃ、ダメだと」という終りのフレーズが印象的でした。3曲目は、ボーカルの方が現在鹿児島に単身赴任されている中で作られた”桜島”という曲です。ＭＣで、「今は桜島が毎日噴火しているので、観光には今がベスト」とＰＲされました。歌の中で桜島の情景を詠い、最後は「目の前に見える桜島。今、生きている。」と結びのフレーズが続きました。4曲目は、”笑顔で前を向いて走るために”。これは自分の息子さんが陸上部のクラブ活動をやっている時、レギュラーになれないけれど好きなことを笑顔で頑張っている姿を見て作った歌ということでした。イントロは、ギターとドラムが８ビートの軽快なリズムで始まり、”何度でも立ち上がって、笑顔で前を向いて走るために”と何回か絶叫！最後は大変盛り上がって終りました。

2番目のバンドは「コサージュハーモニーアンサンブル」で、4回目の出演になります。編成は、マンドリン4人、ギター4人、さらに指揮者と司会者がおられました。 司会の方が、「今年の夏は晴れの日が少なかったですね。その中でもいろいろな夏の思い出を作られたと思います。夜空をながめたり、海辺を歩いたり、何気ない時間も大切な思い出になりますね。これからお聴き頂く3曲に夏の風景を重ねて頂けたら幸いです」とＭＣ。 1曲目は、有名な”星に願いを”でした。イントロは、細やかなマンドリンのトレモロから始まり、メロディ部になるとがマンドリンのトレモロにギターの絶妙なハーモニーが重なりました。終りは、華麗なエンディングとなり、終わった途端、大きな拍手が送られました。
2曲目は”夏の日の恋”。初めは小さく、徐々に大きくなっていきました。裏旋律（オブリガート）も目立たないというものの見事に調和していました。やはり、指揮者の指揮によってコントロールされているのがよく分かりました。
3曲目の”浜辺の歌”では、さらにメリハリの効いた多彩な編曲になっており、観客の皆さんもうっとりと聴き入っておられたようです。
ここで、司会の方が登場し、「ここからはクラシックの名曲をお聴きいただきます」とＭＣ。 4曲目は、これも耳馴染みのある”カノン”です。マンドリンの繊細な旋律とゆったりした伴奏が優雅さを醸し出していました。徐々に大きくって最後はサラッと終り、大変おしゃれな感じがしました。 5曲目は”愛の挨拶”で、さわやかなマンドリンとギターの伴奏が見事にアレンジされていました。さらに、最後の6曲目は”カルメン組曲”となり今までとは一変し、リズミカルな合奏となりました。別のテーマ部のメロディになったと思ったら、また元のテーマに戻り、さらに次のまったく別のテーマ部になるというのを何度か繰り返し、最後にカルメンに戻りました。また、裏旋律が前に出たりメイン部が変奏されたり、さまざまなアレンジが施されていました。正に”大作”でした！演奏が終わった後、１呼吸置いて大きな拍手が送られました。。

なお、50回目は、本来11月開催ですが、50回開催を記念して、次のようなスケジュールで、”50回記念スペシャル”を開催します。
　１０月１１日（土）15:00-16:00　御津町公民館ホール
　　　　　　　（ゴスペルクワイア四季彩、白川ジャズ研究所）
　１１月１５日（土）15:00-16:00　新宮町公民館ホール
　　　　　　　（ヘルマンハープアンサンブル、太子高校Ｊコーラス）
　１２月２１日（日）16:00-19:00　赤とんぼ文化ホール　中ホール
　　　　　　　（龍野混声合唱団、ゴスペルクワイア四季彩、ウォーターレジ
　　　　　　　　ヘルスマーケット、ゴスペルクワイア Feelin'、華蓮）
すべて無料ですので、皆様、お時間がありましたらぜひお越し下さい。