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<徒然なるままに>

2014年5月13日

5月10日は第47回目のサタデーナイトロビーコンサートでした。今回は片方のバンドが市外のバンドでしたので、お客さんの入りが心配でしたが、今回もたくさんのお客様がお見えになり、ホッとしました。
今回のロビーコンサートは、1バンド目はベテラン揃いの”山田バンド”で、何と、第2回目のロビコン以来の出演です。楽器パートは、男性ボーカル&スチールギター、女性ボーカル&パーカッション、キーボード&トランペット、ギターという編成でした。
1曲目は、懐かしいラテンの”ベサメムーチョ”です。イントロがルンバのリズムで始まり、ゆったりとした男性ボーカルの甘い歌声が響きました。会場は、正に”夜の大人の雰囲気”となり、その後スチールギターがさらに雰囲気を盛り上げ、ビールが欲しくなりました。その後、ギターのアドリブ、それから、さっきまでキーボードを弾いていた方が、いきなりトランペットに持ち替え、素晴らしいアドリブソロを聴かせて頂きました。さすが、ウン十年のキャリアですね。
2曲目は”鈴懸の径”です。今度は、マリンバのバッキングにベースが軽快な4ビートを刻み、それにソフトなボーカルがサラッと乗って、大変スイング感が出ていました。そして曲が終わった途端客席からも大きな拍手が沸き起こりました。
3曲目は”ろくでなし”。ここからは、女性ボーカルがフロントになり、歌いながら手振りと軽快なステップを踏んで、お客さんにアピール。お客さんもそれに手拍子で応えていました。そして、次の4曲目も女性ボーカルで、伸びのある声で”テネシーワルツ”。ボーカルの後はゆったりとした感じのギターソロが続き、キーボードソロへとつながりました。それぞれのパートがベテランの味を発揮し、場数を踏んでおられるなぁと感心しました。
この曲が終わった時、メインの司会者がステージに現われ、「ここからは”リクエストタイム”です。どなたか、聴いてみたい曲を言って下さい」と呼びかけました。なかなかお客さんから声が出ませんでしたが、どなたかから”カミンホームベィビー”という声が上がり、すぐにその曲が始まりました。これも”さすが!”ですね。この曲は、かなり古い曲で、8ビートのワンコードの曲ですが、トランペットのアドリブの途中で「暴れん坊将軍」のメロディが出てきたりして、客席もノリノリになり、ラストの曲にふさわしい終りになりました。

2番目は「シンクロ」というギター&ボーカルの男性2人編成です。関西を中心にライブハウスやイベントで活躍されているそうです。
1曲目は、”パラレル”という曲です。シンコペーションとテンションコードのアコースティクギターの独特のリズムでスタート。スガシカオ的な不協和音の使い方でなかなか難しい曲で、エンディングも特徴的な終わり方でした。
2曲目は”slowly day”というミディアムテンポの曲で、ギターのイントロの後ボーカルが交互に歌うスタイルの曲になっていました、なかなかホッコリする曲になっていたように思います。途中にハイトーンを使ったギターソロも印象的でした。曲の後のMCでは、”普段は神戸を中心に活動していて、龍野は初めてです。”とのことでしたが、その後”オータムフェスタに来たことあります”とのこと。もちろんライブとして龍野で演奏するのは初めてということのようでした。もう一人の方が、”間違っていたらスミマセンが「龍野は醤油の町」ですか?”という問い掛けがあり、客席から拍手が起こりました。そして次に”何か、年齢層がいつもより少しお兄さん、お姉さんが多いかな?ちょっとだけ、ちょっとだけ”とMC。客席からは苦笑の笑い声が起こりました。
3曲目の”room”という曲は、ひとりで呟くようなどこか昔の学生時代の匂いがする大変良い感じの曲でした。途中のギターソロの部分も曲想にピッタリで、エンディングもバッチリ決まりました。続く5曲目の”オレンジ”はデュエットの曲で、綺麗なハーモニーで聴きごたえのある曲になっていました。そして曲が進むにつれてお客さんの拍手もだんだん大きくなってきました。
最後の曲は”口笛”は、二人の熱演にお客さんが手拍子で応えるという大変良い終り方になりました。我々も若い人のイキの良い歌声に元気をもらったような気がします。ありがとうございました!