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<徒然なるままに>
2015年以降の出来事は、小生のFacebookをご覧下さい。
2014年12月31日
今年も大みそかになってしまいました。そこで、小生の今年の主な出来事を振り返ってみました。
まず、直近の大きな出来事は、サタデーナイトロビーコンサート(ロビコン)の50回記念スペシャルです。
赤とんぼ文化ホールと共同で開催しているロビコンは、2006年(平成18年)6月に第1回目を開催して以来、毎回多くの市民の方にいろんなジャンルのライブ音楽を楽しんで頂くことが出来ました。お陰様で2014年11月に第50回目を迎えることとなり、それを記念して新宮町や御津町の公民館、そして赤とんぼ文化ホールの中ホールで記念ライブを計3回開催しました。
その時の模様は、「たつのへようきたったなぁ」のサイトの中の「TCCとは」⇒「赤とんぼ文化ホール・サタデーナイトロビーコンサートの模様」のページで9バンドの動画を掲載していますのでご覧下さい。
出演は、10/11の御津町公民館ホールでは、ゴスペルクワイア四季彩、白川ジャズ研究所、11/15の新宮町公民館では、ヘルマンハープアンサンブル、太子高校Jコーラス部、さらに12/21の赤とんぼ文化ホール・中ホールでは、龍野混声合唱団、ゴスペルクワイア四季彩、ウォーターレジ、ヘルスマーケット、ゴスペルクワイア Feelin'、華蓮の皆さんでした。
どのバンドも素晴らしい演奏で大変感動しました。お客さんも大変楽しんで頂けたのではないかと思います。1/10には次の51回目を開催しますが、出演を希望されるバンドがある限り、何とか続けたいと思っています。”何とか”という表現にしたのは、9年間実施してきましたが、なかなか続けるのは難しいというのが実感だからです。我々たつの文化活動促進運営委員会(通称TCC)は、アマチュアバンドの出演機会を作ってサポートするという目的で発足したグループですか、最近は仕事や孫守り等の個人的事情で最低必要人数(8人)を維持するのが難しくなっています。音響関係以外の会場設営等は誰でも出来ることですので、お手伝いして頂ける方を募っています。第30回の時に制作したロビコンの運営概要のビデオをご覧頂き、”手伝ってもいいよ”と思われた方がおられましたら、小生宛ご連絡頂けるとありがたいです。(電話;080-5343-7461)
2番目は”龍野おと巡り2014”が開催出来たことです。これは、龍野地区は、古い醤油蔵や旧城下町の風情が残っている地域ですので、レトロな街並みを楽しんで頂きながら色んなジャンルの音楽が楽しめる”龍野おと巡り”を2013年から始めました。6会場で24バンドが出演し、ゲストとして、たつの市出身者が所属するJ―POPのボーカル5人のグループ「JAY‘S GARDEN」をお招きしました。これは、地元出身の若手を支援しようということですが、地元のバンドの出演機会を作ることも大きな目的の1つです。
桜と紅葉の季節以外は人通りが少ない地域ですので、出来るだけ市内外からお客様に来て頂き、少しでも活性化に役立てたらと思います。今年は三木露風の生誕祭(6/22)と同時開催しました。午前中は雨模様でしたが、雨が止んだ後は各会場ともたくさんお客さんがお見えになりました。特に、JAY‘S GARDENのライブ(上の写真の右上)は東京からのファンや地元の同級生等のお陰で大変盛り上がりました。その模様はコチラのビデオをご覧下さい。
来年の”龍野おと巡り2015”は5/10(日)に6会場で行ない、18バンドに出演して頂く予定です。また、ゲストとしては、たつの市出身のご夫婦のバンド”ケチャップマヨネーズ?”と屋外でPA無しでもにぎやかに演奏して頂けるブルーグラスのウエスタンバンド”スライスチーズ”をお招きします。もちろん”入場無料!”。またホームページやfacebookでご案内しますのでよろしくお願い致します。
3番目は、「赤トンボ(アキアカネ)の復活の可能性が出てきたこと」です。9/23の日経新聞・全国版に「アキアカネが激減し、環境省が調査に乗り出す」という記事が掲載されました。しかし、私たちは8年前から危機感を抱き、三木露風(たつの市出身)の「赤とんぼ」に詠われたような赤トンボが数多く飛んでいる風景の再現を目指して活動してきました。そして、”絶滅から救うには人工飼育しかない”と考え、人工飼育を試みました。しかし初めの数年間は卵の孵化すら出来ず、失敗続きでした。ようやくH23年に15匹の羽化に成功し、、H24年68匹、H25年95匹、そして今年は99匹羽化させることが出来ました。
この日経新聞の影響かと思いますが、10月にはテレビ局が2社、ほぼ同時進行で取材がありました。1社は毎日放送、もう1社はテレビ大阪です。地元の小学校で赤トンボの調査をしたのですが、その時のテレビの取材の1シーンが右下の写真です。
今年は、我々の実験拠点であるトンボ池(全体で約10,000u)に大きな飼育小屋が完成し、さらにシカ・イノシシ対策の電気柵を設置したり、大きな案内看板を整備することが出来ました。ここには68種類の生き物が確認されていますので、ここを使ってアキアカネ&昆虫観察会や、植物観察会、竹とんぼ・針金トンボのイベントも開催し、子供たちや保護者の方々にも喜んで頂きました。
一方、アキアカネは田んぼで卵を産み、田んぼで育ちますので、今後自然にアキアカネが育つよう、県民局や地元の農家にご協力頂いて、その農法の開発にも力を注ぎました。その結果、兵庫県の推奨ブランドの減農薬・減化学肥料の基準もクリアすることも出来ましたので、来年は、その農法で栽培したお米を”赤とんぼ米”として一般市場に販売したいと考えています。
そのようなことで、今年1年は私にとって”超忙しい”充実した1年でした。これらのことは小生1人で出来たことではなく、バンドや農家、地域の方々、そして一緒に考え、行動して頂いた方々のお陰で出来たことです。本当にありがとうございました。では、皆様にとっても来年は良い年でありますように!再見!