2005年白馬トレッキング 最終章

2005.7.24

たくさんの愛読者の期待と聞こえざる感動の声に支えられ書き綴ってきた白馬岳ハイキングレポートも、いよいよ最終章となった。時同じくして映画スターウォーズ3の「シスの復讐」が、シリーズの締めくくりとして上映されているのは何かの因縁であろうか(関係ないっつうの!と自分で突っ込みを入れる)。
14:15、ロープウェイ駅を出発し、最後に旅の汗を流し疲れを癒すため、近くの「倉下の湯」に向かった。
ここは浴槽が室内になくて、屋根のついた露天となっている。夏の日差しを浴びての入浴はほんとに気持ちよかである。浴室内が撮影できないのが残念だ。
他府県のナンバーをぶら下げたリッターバイクも一風呂浴びに立ち寄っている。ライダーの端くれである筆者は、思わずシャッターを切る。
しかし筆者は見た!休憩所で缶ビールを飲んでいるライダーを。350ml一本くらい酒を飲んだ部類に入らないと思っているのだったら、即刻単車から降りろと言いたい。
倉下の湯 倉下の湯の前の単車群

旅のレポートはこの写真で締めくくりとしたい。
この表情が、この夏の白馬岳制覇という大イベントを完遂した安堵と至福感を象徴するものである。
まさに声が聞こえてきそうである、「いやぁ〜、最高やった」と。
この後、また白馬市街まで戻り土産物を買い、もと来た道をひたすら走るのみである。
17:45、駒ヶ岳SAで夕食とし、東名、名神と乗り継いで21:30JR伊丹駅で解散となった。
編集後記
倉下の湯を出たところ こうして車中一泊、宿2泊の白馬岳トレッキングは、全員けがもなく2005年の夏の思い出として幕を閉じた。しかしこの後、8月の上旬に白馬岳では頂上付近で大規模な崩落があり、数名の犠牲者とけが人が出た。それを思うと、中年族に人気の白馬ツアーも、危険と隣り合わせのトレッキングであることを実感した。白馬を侮る事なかれである。
また今回は真夏なのに雪道を歩くという初めての経験をした。これは白馬ならではのことである。しかも雪道なのに暑くて汗だらだらになるのも白馬である。
白馬岳の二日目はあいにくのガス模様で視界が悪かったのは残念であるが、初日は我々を歓迎するかのような晴天であったのは本当に有り難かった。
我々が去った後の白馬は、それ以降曇天続きだったと聞く。それを思うと、ラッキーな旅程であった。
最後まで熱心に飽きもせず読んで下さった定期購読者の皆様に感謝する次第である。
次回のツーレポ、ハイクレポがいつになるのか、これは筆者も分からない。できるだけ早く次回作をアップしたいと考えている。乞うご期待!

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