2005年白馬トレッキング その4

2005.7.22

雪渓のクレバス雪渓を横断するクレバス。こんな雪渓の割れ目に落ちるたわけ者はいないが、ショートカットしようとルートを外れて登る無謀者がクレバスに行く手を阻まれている姿を見つけた。どこでもあまのじゃくはいるもんだ。


雪渓を横断大雪渓の途中でこのように横断する箇所がある。一見簡単そうに見えるが、左手は急斜面なため、万一足を滑らすと一気に数百メートルは大滑降となる。
今までの苦労が水泡に帰するとのんきなことは言っておれない。命にかかわる事態となる。慎重に歩みを進めるのであった。

標高2,000メートルを超えているとはいえ、日差しは強烈である。日焼けを気にするガラではないが、やはり紫外線は皮膚に良くないことは重々承知している。したがって、顔を覆うため、名付けて「ビルマの竪琴」装束となる。 高山植物が繁茂しているという通称「お花畑」。けど、我々そんな趣味もないし興味もないので、粛々と通過するのみであった。

ご覧のように、トレッカーには妙齢のご婦人が多い。彼女らのどこにこの急斜面を登るパワーがあるのだろうか。まだまだ若いと自認している筆者には、おばはんパワーに負ける訳にはいかない。 とはいっても、しんどいものはしんどい。皆が休んでいる所では同じように休むことにする。団体行動に逆らってはいけないのだ。

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