2005年白馬トレッキング その3

2005.7.22

村営白馬尻荘を出発するとすぐに白馬尻小屋に到着。こちらは個人経営の山荘だろうか、それにしてもあまりに接近しているのはどうした訳だ。白馬尻荘で休憩したら、こちらは素通りする人もいるだろうに。 7時50分、我らは素通りはせず、ひたすら休憩する。腹ごしらえに、持参したパンをむさぼり食う。8時5分、小屋出発。

白馬尻小屋を発つとすぐに雪渓の入り口にさしかかり、ここでアイゼンを装着する。 我々が購入したアイゼンは1,000円の代物で、アイゼン本体には高級感を連想させるMIZUNOのマークがあるものの、ズックに装着するのはご覧のような紐である。次に使う機会はいつのことだろうか。

大雪渓を登るいざ大雪渓縦断へ。雪渓といっても雪面は砂や木ぎれで汚れていて、お世辞にもきれいとは言えない。

雪面に赤い目印の粉を蒔いてあり、その上を一列になって登るのである。写真では平らなように見えるが、これでもかなりの傾斜面なのである。
遙か彼方に白馬の山頂が見える。

ガスで霞む大雪渓大雪渓では刻々と気象が変化する。視界が開けて山頂が明瞭に見えたかと思うと、すぐにこのようにガスが覆ってきて景色を遮ってしまう。この辺りで標高2,000mはあろうか。

雪渓をなでるように風が吹いてくると、それこそ冷蔵庫のフリーザーのような涼しさを感じるが、無風状態だと蒸し風呂のような暑さである。

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