2005年白馬トレッキング その11 | |
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2005.7.23 | |
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12:50、苦難の岩場下りを過ぎ、天狗原に至る湿地帯を歩く。足下を安定させるためか植生を守るためか、板敷きの上を進んでいく。 | 13:00、天狗原到着。ここでも標高2,000mちょいあるだろうか。なんで「天狗原」なのだろう。天狗といえば高い杉木立に住んでいる妖怪様をイメージさせるが、ここにはそんな高木は一本もない。 |
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この後、ルートは下る一方。ふくらはぎと太ももはパンパンになって、全員会話する元気もなく、夢遊病者のようにただひたすら前に進む意思だけで動いているようなものである。 13:50、栂池自然園前到着。「もう、一歩たりとも動けん!」 |
案内所前の栂池自然園の案内板。 白馬からケーブルカーで栂池まで上って、ここを拠点に栂池散策というコースもある。 これは次のチャンスにとっておこう(いつのことやら)。 |
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自然園の喫茶店で休憩した後、14:15すぐ下のロープウェイ駅まで歩く。ここからは自分の足ではなく、機械様に乗せてもらうのだ。標高1,800mから栂池の玄関口まで1,000mの落差をを一気に下る。 ロープウェイのゴンドラに乗るのに行列ができているが、5分間隔で運行しているため、ストレスなくすぐに乗れる。 |
ゴンドラは4人乗りであるが、むさい男衆4人乗るのは辛いものがある。したがって二人ずつの乗車となる。 途中の駅でゴン別のドラに乗り換え、ずんずんと下っていく。ほぼ1,000mの落差を何の苦労もなくロープウェイが運んでくれる。我らが汗水流して登ったあの山を、いとも簡単に降りていけるとは、機械と電力の威力を実感することしきりであった。 |
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15:00、栂池のロープウェイ終点。 今夜の宿の主が車で迎えにきてくれるというので、待ち時間を利用して栂池観光センター横の「栂の足湯」に浸かることにする。下の写真のちょうど左隅にある。 |
ちょうどこんな案配で足を浸す。循環しているのかどうか、お湯の中にはゴミが漂っている。 温泉も足湯も、浸かったところで急いで温泉の効能が出現するわけではない。それに無料の足湯は、あくまで有料の温泉宿へ誘うための小道具である。足湯だけ体験して温泉に入ったなどとは夢にも思うなかれ。 |
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