目次:

 (人間種/妖精種/獣人種/昆虫種/菌類種/機甲種/霊体種



概要:
 ここで紹介する種族は標準的な世界観を反映したサンプルです。
 プレイヤーがゲームに慣れるまで簡単にキャラクターを作る手助けになります。
 またオリジナルの種族を創造するときの手助けになれば幸いです。


目次に戻る


人間種:



平原の王国民
 (人間種/秩序/封建的な統治/歴戦のリーダー/戦闘訓練の義務/盾の戦術/兵法の心得)
 属性(秩序4/自然2/暗黒1)/個性(4)
 能力値(MHP95/MMP95/MLP65/行動速度100)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具3/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(盾を着用時に防御の威力+1)
 解説:
  肥沃な平原の穀倉地帯を支配する王国の民。
  周辺地域からの侵略者に対抗するため民衆は兵役が課せられる。
  彼らの盾を使った集団戦法は合戦において無類の強さを発揮するという。
  この軍事強国の王は自ら戦場に立つことも珍しくない。
  武勇に優れた王はそのカリスマ性をいかんなく発揮するだろう。


食人族
 (人間種/自然/儀式的な人食い/恐怖による統治/健康体/成人の儀式/狂化の儀式)
 属性(自然5/魔導1/暗黒1)/個性(2)
 能力値(MHP85/MMP100/MLP85/行動速度90)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具3/乗り物1)
 一般能力(労働能力2/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(攻撃の威力+1/防御の威力-1)
 解説:
  王国の人々から最も恐れられている蛮族がこの食人族である。
  食人族は哀れな犠牲者を生きたまま連れ去り、四肢から順番に食べていくのである。
  食人族の長は優秀な呪術師が選ばれる。血塗られた儀式によって狂戦士を生み出すのだ。


自由都市の市民
 (人間種/工業/自由を求める放浪者/都市連合/動物の相棒/大工房のコネ/錬金術の知識)
 属性(秩序1/自然1/工業5)/個性(3)
 能力値(MHP165/MMP65/MLP55/行動速度55)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具4/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力2/盗賊技能2)
 特殊能力1(乗り物を着用時に移動の威力+1/乗り物ティア2から1つ選択して無償で獲得する)
 特殊能力2(町で市販されている装備品は通常よりティア+1される)
 解説:
  荒地に点在する商人連合が支配する自由都市の市民。
  自由都市では多くの富を生むことが美徳だ。
  市民の多くは成人すると商人として世界を旅することになる。
  そのため子供たちは親の仕事道具である家畜の世話をすることが多い。
  暴力はあまり好まず、護衛が必要なときは他種族の傭兵を雇うことが多い。


古代人の末裔
 (人間種/魔導/組織的な育成/知識の集積/薬草の知識/錬金術の知識/呪われた血)
 属性(秩序1/工業1/魔導5)/個性(2)
 能力値(MHP80/MMP135/MLP40/行動速度75)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具4/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力3/盗賊技能1)
 特殊能力(魔法の威力+1/回復の威力+1)
 解説:
  深い霧に覆われた迷いの森の奥にある隠者の秘境で暮らす人々。
  滅びた古代文明をルーツとする古代人の末裔たち。すでに多くの古代知識は失われている。
  残された知識を書物に書き残すことで何とか現代文明を陰から支えている。
  普段は秘境に籠っているが、書物を世に広めるために行商人として出てくることがある。
  古代文明を敵視しているハイエルフなどからは“ブックワーム”という蔑称で呼ばれることがある。


常夜の帝国人
 (人間種/暗黒/組織的な育成/盗賊の台頭/夜目/盗賊の掟/呪われた血)
 属性(工業2/魔導1/暗黒4)/個性(3)
 能力値(MHP90/MMP65/MLP80/行動速度100)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具3/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能3)
 特殊能力(暗視能力/魔法の威力+1)
 解説:
  太陽光のほとんど届かない大気汚染の特に酷い地域を支配する常夜の帝国の人間。
  帝国人のほとんどは白い肌に白髪と赤い瞳をしている。
  アルビニズムと間違われるが汚染環境に適応した身体変化の結果偶然そういう外見になった。
  彼らの目は色をあまり識別できないが代わりに僅かな光しかない暗闇でも見通すことができる。
  常夜の帝国はダークエルフを支配者階級とする。この人間たちは生まれながらの奴隷階級となる。
  労働者として従順に働く限りは自由を保障されているものの、逃亡奴隷が後を絶たない。
  逃げたあと敵国に渡って盗賊となるケースも多い。


人体実験の被験者
 (人間種/感染/欲深き者ども/死に損ない/健康体/生還者/従順で機械的)
 属性(工業2/感染5)/個性(2)
 能力値(MHP150/MMP60/MLP90/行動速度50)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具3/乗り物1)
 一般能力(労働能力4/研究能力0/盗賊技能0)
 特殊能力(出血耐性+5/戦闘外のシーン終了時にHP全回復する)
 解説:
  遺跡からまれに発掘される不老不死の妙薬“賢者の石”は悪い噂が絶えない。
  そして権力者や大金持ちにとって賢者の石はそれほど高い買い物ではない。
  彼らは犯罪者や奴隷、あるいは貧乏人を連れてきて賢者の石の人体実験を行うことがある。
  ほとんどの偽物の賢者の石なら運が良い方で、本物の賢者の石に当たると感染者を生み出す。
  感染者は確かに尋常でない再生能力を得るが完璧ではない。
  痛みは普通に感じるし、治癒の跡が残るのだ。実験するほど化け物じみた外見へと変貌する。
  そして最後はアンデッドのような本物の怪物に至るのだ。


乱世の辺境民
 (人間種/武道/権力闘争/修羅の道/戦闘訓練の義務/火薬の取り扱い/兵法の心得)
 属性(秩序1/暗黒2/武道4)/個性(3)
 能力値(MHP75/MMP95/MLP65/行動速度120)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具3/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(火薬の取り扱い)
 解説:
  辺境の狭い土地で終わりの見えない戦乱の時代を過ごしている人々。
  すっかり荒廃してしまっているが、その苦難を次の戦いの原動力に変えている。
  名誉をかけた戦いを好み、生き恥を晒すことを嫌う。自決を潔いとする。
  鍛え上げた精神と技、それに刀があれば何でも倒せると思っている。
  珍しい輸入品である大工房製のマスケットの扱い方も伝わっているが普及には至っていない。


目次に戻る


妖精種:




ハイエルフ
 (妖精種/秩序/絶対的な王/知識の集積/熱狂的な信仰/第六感/不老長寿)
 属性(秩序5/魔導2)/個性(2)
 能力値(MHP90/MMP120/MLP60/行動速度75)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符2/道具2/乗り物1)
 特殊能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(霊視能力/魔法の威力+1)
 解説:
  古代文明より古い時代から種族の純血を守ってきたとされる妖精族。
  ハイエルフは過ぎ去りし神の血を受け継いだ末裔である。
  彼らに言わせればウッドエルフは“雑種”であり、ダークエルフは“親殺しの末裔”となる。
  妖精族以外の種族は全て“獣”ではあるのだが一部の人間は従順な“家畜”となっている。
  血統へのこだわりが異常に強く不老長寿であることから、過ぎ去りし神の孫が不動の地位を築いている。
  少なくとも彼らとその信者である人間たちはそう信じている。


ウッドエルフ
 (妖精族/自然/合意による調和/神秘の修行場/戦闘訓練の義務/薬草の知識/不老長寿)
 属性(秩序1/自然5/魔導1)/個性(4)
 能力値(MHP75/MMP100/MLP85/行動速度105)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力2/盗賊技能1)
 特殊能力(回復の威力+1)
 解説:
  エルフと聞いて多くの人々が思い浮かべる森の妖精族はこのウッドエルフである。
  彼らは森の奥にある秘境に集落を作って暮らしている。
  森での暮らしは楽ではない。子供は木の実を集め森の掟を学ぶ。
  成人が近づけば弓の手ほどきを受けて森の戦士となるのだ。
  彼らは不老不死であるが故に森の恩恵が途絶えないように自然に配慮している。
  彼らが大切に守ってきた森を他の種族が荒らそうものなら怒り狂うのも無理はない。


ドワーフ
 (妖精種/工業/奇抜な発明家/魔法の鍛冶屋/健康体/小さい体/不老長寿)
 属性(自然1/工業5/魔導1)/個性(4)
 能力値(MHP150/MMP70/MLP60/行動速度85)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力3/研究能力2/盗賊技能1)
 特殊能力(移動の威力+1)
 解説:
  ずんぐりむっくりとした筋肉質な小人の妖精族。男性は長いひげをたくわえていることが多い。
  彼らは石を見る力に長けており採掘をさせれば右に出る者はいないと言われる。
  そして、古代文明の名残となる魔法の鍛冶技術を継承している。
  古代文明を忌まわしい物と考える人々からは嫌われている。
  逆に拝金主義の自由都市連合はドワーフたちを優遇して雇い入れている。
  各自由都市にある大工房では多くのドワーフが働いており古代技術の復元も盛んに行われている。

ピクシー
 (妖精種/魔導/自由を求める放浪者/神秘の修行場/小さな体/竜の翼/第六感)
 属性(自然2/工業1/魔導4)/個性(5)
 能力値(MHP65/MMP120/MLP45/行動速度108)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能2)
 特殊能力1(魔法の威力+1/移動の威力+1)
 特殊能力2(飛行能力)
 特殊能力3(霊視能力)
 解説:
  身長30cmほどの人形サイズの身体に虫の羽根が生えた姿をした妖精族。
  森に住む他の種族と共生する形で姿を見せることが多い。
  とても悪戯好きで好奇心旺盛さが言動からよくわかる。
  こうした純真無垢に見える妖精族は残忍さも併せ持つことを忘れてはならない。
  ピクシーは悪戯の延長で人を殺めることもあるのだ。


ダークエルフ
 (妖精族/暗黒/奴隷の主人/恐怖による統治/二刀流/伝家の宝刀/盗賊の掟)
 属性(自然1/工業1/暗黒5)/個性(2)
 能力値(MHP65/MMP65/MLP95/行動速度123)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能2)
 特殊能力1(補助武器を2つ以上着用しているときにそれらの武器使用時は攻撃の威力+1)
 特殊能力2(主武器か補助武器のティア4から1つ選択して無償で獲得する)
 解説:
  滅びを招いた超古代文明に組みしたエルフの末裔たち。
  ダークエルフは人口こそ少ないが他種族を奴隷階級として従える闇の勢力の貴族である。
  彼らは古代文明の遺物を所有しており、それを家宝として子供に引き継がせている。
  過去の行いの罰か呪いか、ダークエルフは不老長寿ではなく老いる。


目次に戻る


獣人種:




ゴート族
 (獣人種/秩序/忌むべき人々/合意による調和/健康体/薬草の知識/威厳ある角)
 属性(秩序5/自然1/暗黒1)/個性(3)
 能力値(MHP145/MMP95/MLP95/行動速度70)
 装備部位(主武器1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力2/研究能力2/盗賊技能1)
 特殊能力(防御の威力+1/回復の威力+1/衝撃耐性+3)
 解説:
  羊や山羊の群れを遊牧して暮らす獣人族。
  ゴート族は立派なねじれた角が生えるため勇猛果敢な獣人に思われがちである。
  だが実態として彼らは争いを好まない気のいい人々だ。
  動きは鈍間だが体は丈夫で労働者向きなことから奴隷として狩られてきた。
  また一部の宗教ではゴート族の姿が悪魔に似ているとして迫害対象にしている。


ウルバリン
 (獣人種/自然/戦歴のリーダー/権力闘争/戦闘訓練の義務/夜目/鋭い鉤爪)
 属性(秩序1/自然4/暗黒2)/個性(4)
 能力値(MHP90/MMP70/MLP100/行動速度113)
 装備部位(主武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(暗視能力/格闘時に攻撃の威力+1)
 解説:
  狼のように荒々しく攻撃的な気質の獣人族。
  ウルバリンという名称は『まるで狼のように荒々しい奴ら』という意味がある。
  ウルバリンは大きな集団での共同生活を好み、ウルバリンの都市や王国を持つ。
  ただし集団の中は戦士としての能力により厳しいヒエラルキーが存在する。
  人間の階級制度と違うのは個人の努力次第で序列がよく入れ替わる点だろう。
  ウルバリンの王は最も尊敬される戦士でなければならない。


ラット族
 (獣人種/工業/忌むべき人々/盗賊の台頭/小さな体/夜目/兵法の心得)
 属性(秩序1/工業4/暗黒2)/個性(3)
 能力値(MHP140/MMP45/MLP70/行動速度105)
 装備部位(主武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能2)
 特殊能力1(移動の威力+1)
 特殊能力2(暗視能力)
 解説:
  都市周囲のゴミ捨て場や古代遺跡の瓦礫の山に行けば会える獣人族。
  他の獣人種と比べるとかなり小柄で小心者。目立つことを嫌っていつもこそこそしている。
  常に次の食事のことを気にしている。家族を飢えさせないために安全な餌場を求めている。
  特に他種族の都市は豊富な餌場と認識しており、あの手この手で侵入を模索している。
  また追い詰められると盗んだ武器で戦うくらいの根性はあるので油断ができない。
  圧倒的な数的有利を確認すると急に強気になると同時に食事の不安が高まって攻撃的になる。


ツインテイル
 (獣人種/魔導/自由を求める放浪者/洗脳の秘術/小さな体/夜目/不老長寿)
 属性(自然1/工業1/魔導4/暗黒1)/個性(5)
 能力値(MHP80/MMP95/MLP90/行動速度105)
 装備部位(主武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力1(移動の威力+1)
 特殊能力2(暗視能力)
 解説:
  伝説に語られる言葉を話す猫。見分ける方法は尻尾の数であり2本あればツインテイルとされる。
  この猫たちは厄介なことに人に化ける術を持っているという。捕らえることは限りなく不可能に近い。
  寿命も存在しないに等しく、若い個体は魔力の高まる100歳まで普通の猫として過ごすという。
  このような本当か嘘かもわからない噂話ばかりが世に広まっている。
  しかし、それらしい猫を見かけたという報告は途絶えることがない。


バードマン
 (獣人種/暗黒/優れた傭兵/忌むべき人々/収集癖/鋭い鉤爪/竜の翼)
 属性(秩序2/工業1/暗黒4)/個性(3)
 能力値(MHP100/MMP60/MLP100/行動速度101)
 装備部位(主武器1/頭部1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能2)
 特殊能力1(全ての装備品のティア2以下から3つ選択して無償で獲得する)
 特殊能力2(格闘時に攻撃の威力+1)
 特殊能力3(飛行能力)
 解説:
  鳥人と呼ばれる腰に黒い鳥の翼を持つ獣人族。
  特定の地域に勢力を持つことはなく生粋の傭兵部族として各地に出没する。
  その様子からワタリカラスと呼ばれることがある。
  戦場にどこからともなく現れる黒い鳥人は死の象徴として嫌われている。
  ワタリカラスたちは特に負けが濃厚になった勢力と積極的に契約する。
  略奪行為の大義名分が欲しいだけで戦争の行方は気にしないのだ。


オーク
 (獣人種/武道/歴戦のリーダー/恐怖による統治/威厳ある角/狂化の儀式/略奪経済)
 属性(自然2/暗黒2/武道3)/個性(3)
 能力値(MHP105/MMP80/MLP110/行動速度100)
 装備部位(主武器1/胴体1/脚部1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力0/研究能力1/盗賊技能2)
 特殊能力(攻撃の威力+2/衝撃耐性+3)
 解説:
  額から2本の角と下顎の犬歯が発達した獣人族。特に牙のせいで会話が苦手。
  自らを戦鬼と称する。それに相応しく、粗暴な気質に加えて弱者に敵対的である。
  力で屈服させた他種族を手勢として連れていることもある。
  勝利にこだわるが勝ち方にはこだわらないようで卑劣な手や残酷な所業も平然と行う。
  獣人族なのだが猪に例えらえると激怒する。特に豚という単語は禁句と言ってよい。


目次に戻る


昆虫種:



ミュルミドン
 (昆虫種/秩序/絶対的な王/洗脳の秘術/健康体/盾の戦術/夜目)
 属性(秩序4/魔導2/暗黒1)/個性(3)
 能力値(MHP90/MMP110/MLP60/行動速度85)
 装備部位(主武器1/補助武器2/胴体1/外套1/護符2/道具3/乗り物1)
 一般能力(労働能力2/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力1(盾を着用時に防御の威力+1)
 特殊能力2(暗視能力)
 解説:
  一部の辺境地域を支配する蟻人間の昆虫族。
  ミュルミドンの都市は巨大な在塚が点在するように見えるが地下に大きく広がっている。
  各都市を支配する女王はフェロモンを使って住民のミュルミドンを洗脳的に操るようだ。
  ミュルミドンはとても軍隊的な生き物である。特に盾の扱いに慣れている。
  彼らは一度隊列を組むと最後の1人になっても逃げることはない。
  逆にはぐれ者となったミュルミドンはフェロモンの不足によりいつも鬱傾向にある。


ハニー族
 (昆虫種/自然/絶対的な王/組織的な育成/小さな体/竜の翼/錬金術の知識)
 属性(秩序1/自然3/工業1/魔導2)/個性(5)
 能力値(MHP80/MMP95/MLP60/行動速度98)
 装備部位(主武器1/補助武器2/胴体1/外套1/護符2/道具4/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力2/盗賊技能1)
 特殊能力1(移動の威力+1)
 特殊能力2(飛行能力)
 解説:
  花畑を飛び交う小鳥ほどの大きさの妖精族・・・ではなく昆虫族。
  その姿かたちはどことなく妖精というには昆虫的である。
  口で息をしているわけではないが、羽根を振るわせて片言で喋ることができる。
  生活様式はミツバチに近いようでハニー族の労働者は忙しく食料を巣穴へ運ぶ。
  ハニー族は1人の女王が生んだ姉妹のようなもので労働者は全て女性である。
  ハニー族は独自に簡単な魔術や錬金術の体系を作っている。
  そのせいか自らを現代において最も古代技術に精通した種族だと思い込んでいる。


スカラベ族
 (昆虫種/感染/裏社会の殺し屋/呪われた魔剣士/硬い複眼/汚染栄養生物/魔器製造業)
 属性(暗黒1/感染4/武道2)/個性(2)
 能力値(MHP90/MMP60/MLP100/行動速度75)
 装備部位(主武器1/補助武器2/胴体1/外套1/護符2/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力3/盗賊技能1)
 特殊能力(“魔器組み立て技術”を知っている/初期に製造技術解放を無視して魔器を獲得できる)
 特殊能力(負傷耐性+2/毒耐性+5/粉塵耐性/酸耐性)
 解説:
  遺跡荒らしを生業にする昆虫族。国のような巨大集団を形成することはなく単独か家族単位で行動する。
  遺跡が枯渇するまで掘りつくすと次の場所へ移動する。そうした生活は他に例を見ない汚染耐性によって可能となる。
  古代遺物を独自の技術で修復して身につけている。もしも劣悪な性能の魔器を見たら彼らの仕事かもしれない。


目次に戻る


菌類種:




マンドラゴラ
 (菌類種/自然/自由を求める放浪者/合意による調和/出芽/生還者/光栄養生物)
 属性(秩序1/自然5/工業1)/個性(4)
 能力値(MHP115/MMP95/MLP85/行動速度65)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/外套1/護符1/道具2)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能2)
 特殊能力1(死亡時にまったく同じ能力を持つクローン体で再スタートする/所持品は全て失われる)
 特殊能力2(出血耐性+5/戦闘外のシーン終了時にHP全回復する)
 特殊能力3(街の食事が半額になる)
 解説:
  キノコと植物の特徴を併せ持つ実に奇妙な種族。大きさは個体差がある。
  動きは遅いがあり余る体力と再生能力を持つ。
  古くは錬金術の材料として狩られた歴史もあるため野生個体は警戒心が強い。
  他種族の街で風変わりなペットとして飼われていたり、農村では勝手に畑に紛れ込むこともある。


マーシュ族
 (菌類種/魔導/儀式的な人食い/洗脳の秘術/出芽/汚染栄養生物/刹那的)
 属性(自然1/魔導5/暗黒1)/個性(2)
 能力値(MHP65/MMP140/MLP65/行動速度100)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/外套1/護符1/道具2)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力1(死亡時にまったく同じ能力を持つクローン体で再スタートする/所持品は全て失われる)
 特殊能力2(毒耐性+5/酸耐性)
 解説:
  悪いキノコ。他に例を見ない最悪な寄生種族。
  マーシュ族は短命で打たれ弱いものの繁殖力が非常に強い。環境汚染の深刻な地域でも繁殖できる。
  その体には多くの動物にとって幻覚作用のある成分が含まれている。
  その効果を目当てにマーシュ族を食べてしまうと体の内側で菌糸が繁殖して宿主にされてしまう。
  その後幻覚によって放浪した先で宿主が死ぬとその土地で新たに菌株を作って繁殖する。


目次に戻る


機甲種:




ヒューマノイド
 (機甲種/自然/奇抜な発明家/避けられぬ呪い/威厳ある角/竜の翼/生還者)
 属性(自然5/工業1/感染1)/個性(2)
 能力値(MHP230/MMP75/MLP-/行動速度78)
 装備部位(主武器1/補助武器1/胴体1/脚部1/外套1/道具3)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(機甲種はMLPが全てMHPに変換される。死亡しない。HPが自然回復しない)
 特殊能力(戦闘外のシーン終了時にHP全回復する)(※生還者のHP回復効果は自然回復と違う)
 特殊能力(飛行能力/防御の威力+1/衝撃耐性+3/出血耐性+5)
 解説:
  人類滅亡に備えて設計された人類を模した有機物質ベースのアンドロイド。
  翼と光輪を持つ姿はどこか神々しい印象を与える。精神構造も限りなく人を模している。
  悲劇があるとすれば古代文明の叡智を結集して絶対破壊できないようにしてしまったことだろう。
  ヒューマノイドの量産化より古代文明の崩壊の方が早かったこともありプロトタイプが数体存在するのみ。
  そのいずれもが時の試練に耐えながらそれぞれの思想で行動している。


労働アンドロイド
 (機甲種/工業/死に損ない/名高い工匠/健康体/夜目/従順で機械的)
 属性(工業5/感染1/武道1)/個性(2)
 能力値(MHP235/MMP70/MLP-/行動速度60)
 装備部位(主武器1/補助武器1/胴体1/脚部1/外套1/道具3)
 一般能力(労働能力5/研究能力0/盗賊技能0)
 特殊能力(機甲種はMLPが全てMHPに変換される。死亡しない。HPが自然回復しない)
 特殊能力(暗視能力)
 解説:
  腐食に強い特殊合金の外装が見るからにロボットとわかる古代の機甲種。
  元は生身の労働者の代わりに過酷な環境での仕事に従事するよう作られた。
  その耐久性能から文明崩壊後も古代遺跡で稼働していることがある。
  戦闘用ではないにしろ、文明崩壊後の人類にとってはかなりの脅威となりうる。


戦闘アンドロイド
 (機甲種/魔導/魔法の鍛冶屋/世捨て人/戦闘訓練の義務/賢明/兵法の心得)
 属性(工業1/魔導5/武道1)/個性(3)
 能力値(MHP115/MMP130/MLP-/行動速度85)
 装備部位(主武器1/補助武器1/胴体1/脚部1/外套1/道具3)
 一般能力(労働能力2/研究能力2/盗賊技能1)
 特殊能力(機甲種はMLPが全てMHPに変換される。死亡しない。HPが自然回復しない)
 特殊能力(セッション毎の経験値+1点)
 解説:
  腐食に強い特殊合金の外装が見るからにロボットとわかる古代の機甲種。
  古代文明の過酷な戦場で使われた殺戮兵器。そのほとんどは最終戦争で失われた。
  労働用のロボットと比べればより柔軟な状況判断と学習能力を持つ。
  このタイプは安全装置として意図的に壊せるように設計されているらしい。
  むしろ労働用のロボットの方が耐久面では優れていることが多い。


目次に戻る


霊体種:




リビングアーマー
 (霊体種/秩序/遺跡の番人/いびつな古代信仰/環境適応力/伝家の宝刀/収集癖)
 属性(秩序5/感染2)/個性(4)
 能力値(MHP70/MMP100/MLP130/行動速度50)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能2)
 特殊能力1(霊体種はHP0でも戦闘不能にならない)
 特殊能力2(主武器か補助武器のティア4から1つ選択して無償で獲得する)
 特殊能力3(全ての装備品のティア2以下から3つ選択して無償で獲得する)
 解説:
  武具に憑依してそれらを操る“つくも神”のような霊体種。
  優れた耐久能力を持つことから遺跡の守護者として内部に配置されていることが多い。
  体として使っている防具に一定の愛着や思い入れを感じることがある。
  そのようなリビングアーマーは体を破壊される(HP0になる)と怒り狂うことが多い。
  そうでない場合は体を壊された時点でさっさと姿を隠して逃げてしまう。


アンデッド
 (霊体種/自然/避けられぬ呪い/潜在的な感染者/愚鈍/夜目/狂化の儀式)
 属性(自然5/感染2)/個性(2)
 能力値(MHP45/MMP75/MLP145/行動速度80)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力0/盗賊技能1)
 特殊能力1(霊体種はHP0でも戦闘不能にならない)
 特殊能力2(セッション毎の経験値-1点)
 特殊能力3(暗視能力)
 特殊能力4(戦闘外のシーン終了時にHP全回復する)
 特殊能力5(攻撃の威力+1/防御の威力-1)
 解説:
  埋葬後に不死者として蘇ってしまった霊体種。
  生前の恨みなどが原因で起こるとされているが、実際は隠れ感染者だった可能性が高い。
  腐敗が進んだ骨肉を持つが再生能力のおかげで完全に腐り落ちることはない。
  脳も腐敗しているためか知性がほとんど失われている。
  中途半端に苦痛や欲求も感じるようで、生者や他の死体を襲って食べる個体もいる。


スケルトン
 (霊体種/工業/欲深き者ども/死に損ない/夜目/兵法の心得/従順で機械的)
 属性(工業5/感染2)/個性(2)
 能力値(MHP115/MMP55/MLP115/行動速度75)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力3/研究能力0/盗賊技能0)
 特殊能力1(霊体種はHP0でも戦闘不能にならない)
 特殊能力2(暗視能力)
 解説:
  死霊術師が日常的に作成する骸骨の霊体種。
  いつの時代も死霊術師が手勢の不死者に求めているのはコストパフォーマンス。
  安く作れて生身の兵士並の判断能力があり口答えしない兵士。
  リビングアーマーは防具に金がかかりすぎるし、アンデッドは頭が悪すぎる。
  スケルトンは武器だけ与えておけば文句を言わずに戦う優秀な戦闘員になる。


レイス
 (霊体種/暗黒/死霊術師/古代研究者/身体整形/第六感/不老長寿)
 属性(暗黒5/魔導1/感染1)/個性(2)
 能力値(MHP0/MMP45/MLP180/行動速度105)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力2/盗賊技能1)
 特殊能力(霊体種はHP0でも戦闘不能にならない)
 特殊能力(魔法の威力+1/移動の威力+1)
 特殊能力(霊視能力)
 開始:
  捉えどころのない幽霊のような霊体種。
  高位死霊術師のみが至る不老不死の一例とされる。
  いつか朽ちてしまう肉体に依存することがないので理論上は永遠に存在できる。
  ただし依然として戦闘に敗れると消滅してしまうリスクは残っている。
  そのためレイスはとても慎重に行動する。戦いは作った不死の軍勢に任せるのである。


インプ
 (霊体種/禁忌/儀式的な人食い/怠惰な霊魂/小さな体/夜目/竜の翼)
 属性(自然1/魔導2/禁忌4)
 能力値(MHP0/MMP125/MLP140/行動速度83)
 装備部位(主武器1/補助武器1/頭部1/胴体1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(霊体種はHP0でも戦闘不能にならない)
 特殊能力(移動の威力+1/暗視能力/飛行能力)
 解説:
  異世界から呼び寄せられたとされる悪意に満ちた霊体種。
  通常は召喚術を通じてこの世にあらわれる。体長は10cm程度で大きくても子供くらい。
  全身が黒っぽく赤い瞳をしており蝙蝠の翼が生えている。
  下級霊ということもあり比較的簡単に召喚される。
  子供の悪戯がきっかけでインプを召喚してしまい大惨事となることが度々起こる。


夢魔
 (霊体種/禁忌/洗脳の秘術/色欲な霊魂/威厳ある角/竜の翼/異種交配)
 属性(魔導1/暗黒2/禁忌4)/個性(4)
 能力値(MHP20/MMP105/MLP180/行動速度78)
 装備部位(主武器1/補助武器1/胴体1/外套1/護符1/道具2/乗り物1)
 一般能力(労働能力1/研究能力1/盗賊技能1)
 特殊能力(霊体種はHP0でも戦闘不能にならない)
 特殊能力(防御の威力+1/衝撃耐性+3/飛行能力/異種交配)
 解説:
  異世界から呼び寄せられたとされる悪意に満ちた霊体種。
  通常は召喚術を通じてこの世にあらわれる。下級霊であり本性は汚らしい蝙蝠だとされる。
  儀式で用意された依り代に憑依することで女性か男性の姿を取る。
  女性型の場合はサキュバス、男性型の場合はインキュバスと呼ぶことも多い。
  夜な夜な寝ている人間に淫らな夢を見せて精気を奪ったり、女性を妊娠させたりする。


目次に戻る




サンプル種族
 このホームページに関する内容の著作権は管理人の狗神にあります。本ホームページの内容を転載しないでください。
『End of Fable』

基本ルール
対決表
種族
サンプル種族
スキル
装備品
古代部品
生活品
拠点
魔物詳細
//
魔物スキル

サブメニュー
Sorry,this homepage is written in only Japanese.
TOP  はじめに  TRPG1  TRPG2  TRPG3  TRPG4  関係者  リンク
メインメニュー
オリジナルTRPG自主制作サイト
TRPG実験所