■ 電  装 ■
●ディマースイッチ改造(常時点灯化)
XR650R(DK)のディマースイッチを改造して、ライトを常時点灯化することにしました。
車検の度に検査官から「常時点灯にしてください」と指摘されるのもイヤなので…(笑)
と言っても、ただ常時点灯だけでは芸がないので、ちょっとした細工を施してみました。
その細工とは、ライトスイッチにて、Hi/Lowの切替を同時点灯モード(通常ON時)と単独点灯モード(通常OFF時)としてみました。

実は以前乗っていたXR600Rに某ショップが販売していた似たような物があって、それを付けていました。
…が、XR600Rは盗まれちゃいました。
ふと、それを思い出し、それくらいなら「オレにも出来るやろ」と思い挑戦してみました。

●自作レクチキット(全波整流器)
ジェネ強化の電源考察で言っていたレクチキットを実際に作ってみました。
電源考察の画像の右側の回路です。
電源考察で説明したとおり、AC/Regで制圧された電流を単に直流へ整流しているだけの物です。
左写真では二つ写っていますが、二つとも基本は一緒で、容量が違います。右側は見たままで、大容量向けでファン駆動&グリップヒーター用としており、左側は直流ホーン用です。
交流の安定性には、あらためてビックリしました。
単にダイオードで整流しているだけなので、ダイオードの降圧効果があるにも関わらず、ファンやホーンは全直流仕様の時とは比べものにはならないくらいに稼働しています。しかも、ノーマルライトのHi/Low同時点灯(70W)でも、ファンの駆動やホーンの音量はほとんど衰えることがありません。
このレクチキットは非常に簡単ですので、全交流仕様をお考えの方は、ぜひ自作でレクチキットに挑戦してくださいませ。
ちなみに右側の大容量タイプは、某ショップのレクチキットでは連続使用では熱的な問題があると聞いていたので、冷却フィンを付けて対策しました。
その某ショップのレクチキットより耐久性に自信があったりします(笑)
※現在、全直流仕様のため使っていません。

●本格LED化Ver.2 & テールまわりリファイン
ただいま準備中… 以前作ったダミーテールのLEDから更に小型のLEDテールをセットし、ナンバー灯は市販のMOTOLEDを使用しフェンダー裏へ。
不要となったアチェルビスフェンダーのテールレンズを取っ払い、ナンバー自体を上に移動させ、余った下部のスペースにリフレクターを配置!かなりスッキリしました♪
今回作った小型のLEDは、恐らく1W以下。
ちょっと写真の光具合わかりにくいけど…(^^;

●GS(日本電池)製バッテリー
のBajaDesigns製バッテリーからこれに変更しました。
これは、バッテリーではお馴染みのGS製バッテリーで、物自体はバイク用ではありません。
しかし、制御弁式シール鉛バッテリーだから横に置いても大丈夫で、鉛バッテリーというのがまたポイントです。
のBajaDesigns製バッテリーは、Ni-cdバッテリー(0.7Ah)であった為にメモリー効果からは逃れることはありませんでした(笑)
このバッテリーは、当然12Vだけど、容量は0.8Ahと低いのだが、前述のBD製バッテリーでも0.7Ahで、それからは容量は上がっており、 しかも、テストでHIDもちゃんと点いてくれました♪
さらに良いところは、写真を見ていただいたらわかると思うがこの小ささです。たばこより気持ち大きめのサイズで超コンパクト!
品番:PE12V0.8

●ENDURO ENGINEERING製グリップヒーター
歳には勝てません(笑)
でも、こだわりがあってHONDA・ヤマハ・DATONA等のメーカ物のグリップヒーターはグリップ径が大きいから、迷わず却下。
そこで、昔BajaDesigns社のサイトを見ていた時に見つけたのがこのグリップヒーターです。
写真をご覧の通り、ヒーター部がフィルムにプリントされているだけで極薄なので、これをグリップの下に仕込めば、グリップの径を極力そのままの維持できる。
また、プリントヒーターの裏面はシールになっており、装着もしやすいです。
配線は、汎用性があるためかバラバラだけど、ちゃんと配線図もあり全然難しくはありません。
購入は、お馴染みの「BAJABROTHERS.COM」で買わせて頂きました。E/E製だから「ちゃねsports」でも扱ってるでしょうね。

●Reg/Recの冷却用アルミプレート(自作)

前から気になっていた、のReg/Recの冷却対策を施してみました。
Reg/RecやAC/Regなどの発熱量はかなりのもので、触ると火傷するくらいの熱を持ちます。
冷却がしっかり出来ていないと、壊れる可能性も充分に考えられるので、冷却対策をした訳です。
写真をご覧のとおり、アルミプレートを加工し、Reg/Recの固定ボルトに共締めしただけです。
これで、Reg/Recで発生した熱がアルミプレートに伝わっているのが確認できたが、これだけではアルミプレートに熱が逃げただけで、サイドカバーをしてしまうと充分な冷却とは言い難い。
そこで、そのサイドカバーにも少し長さの違う長穴を3本開けて、空気が入りやすいようにしました。
これで、停止中に少しでも空気があたるようにして、冷却効果を高めました。
ちなみにエアクリBOXが暖まるのはあまり良くないので、そう言う意味でも一石二鳥かも?


●BajaDesigns製ヘッドライトキット
最近では↓HIDは外して、再びハロゲンとなっているため、明るさに不満がありました。
とは言っても、もっとのガラスレンズに交換済ではありましたが、レンズカットが悪いのか何故か納得がいきませんでした。
今回、BajaDesigns製のこのライトを手に入れたので、早速装着してみました。
格好良さで言えば、やはりノーマルCM仕様のライトカウルですが、DKやEDやUのデカライトよりは断然格好イイと思います。
決してルックスは悪くないと思うのは私だけでしょうか?(笑)
さて、レンズ部分はどうなっているのかというと、まずレンズ自体はカットがなくクリアで、中の反射鏡にいろいろカットがあります。いわゆるマルチリフレクターってヤツですね!
明るさに関しては、のガラスレンズとの比較は←の画像をクリック!!

●オリジナル手動スイッチ電動ファン
とうとう電動ファンを付けちゃいました。
重くなるから付けないでおこうかなと思いつつ、中古でファンを手に入れていました(笑)
今までラジエーター水を蒸かせたことはないが、まぁ応急という意味でも付けました。
市販品を買うより約1/5分の価格程度しか掛かっていません。
しかも、きっと市販品より軽いと思います。
この程度の金額なら自分で付けようかなと思う人も出てくるかもですね(笑)
今回付けたばかりで効果はわかりませんが、ファン自体は元気に回ってます。

●TRAILTECH製レギュレート/レクチファイヤー
以前、BajaDesigns製を使っていましたが、今回TRAILTECH製を選んでみた。
見た目はどちらも同じ筐体のようだが、TRAILTECH製のエポキシ?で固めてある部分になんか可変抵抗?っぽいのが付いている。
商品のうたい文句には、「150W FULLWAVE」と書かれてあるのが今回選んだポイント!!
Reg/Recの本体の横には、配線図が描いてありとても親切な商品です。
バッテリーにはのPORTALACバッテリーを使い、ジェネは充電重視でマグネットワイヤーの線径を見直して巻き直した。
それにより、今までよりハロゲン60/55Wの同時点灯がアイドリングでいい感じで安定して点灯が可能となり大満足。

追記として、スーパーキャパシタも採用し、バッテリーの補助をさせています。

●ヘッドライトHID化
さて、逆輸入車でよく悩むのがヘッドライトの明るさです。
そこで目を付けたのが、もう車では当たり前になりつつあるHIDHigh Intensity Discharge)システムです。
ライトユニットをガラスレンズに変えてH4バルブのハイワッテージ化が一般的ですが、フィラメントを持つハロゲンバルブは球切れを起こすが、HIDはフィラメントを持たないので、球切れなし・高寿命・低消費電力を確保し、しかもハロゲンバルブよりさらに明るいのです。
EDぶちょうさんの協力でノーマルに近い状態のEDぶちょうさんのXR(35/36.5Wの高効率バルブ)と一緒にヘッドライト点灯時の写真を撮らせて頂きました。(両車輌ともバイカレントリレー2採用)
写真をご覧のとおりこの明るさの差はハンパではありません。
HIDのユニットにもよるが、HIDを点灯させるには安定した直流電源が必要となります(メーカーによって違う?)

詳細はこちら

●オリジナル強化ジェネレーター
逆車オフロードバイクによくあるジェネレーターの強化と言えば、よく市販品に取替える場合が多いですね。
XR650Rもそうですが、基本がわかれば自分で巻き直すことが出来ます。
ネット等で調べてもなかなか実行に移すまでの情報がなく電気に詳しい人などに聞いして情報を集めました。
ジェネ強化の意図はヘッドライトの強化なので、今までの強化ジェネ(Ver.1〜2.1)を装着してもヘッドライト(60/55W)のHi/Lowの切替えが鈍いのがどうも気に入らない。
そこで電圧・電流を測定し、そのデータをもとに再検討のうえVer.3を実行しみた。
今回のVer.3の方法が一番効率よく電力を発生でき、Hi/Lowの切替も素早く見事成功である!!
また、番外編ではCM仕様のジェネを手に入れて、Ver.3より1極当たり1層多く巻き、これも成功です!
この内容は基本的にDK仕様ベースですが、CM・ED・U仕様も基本は同じです。(ED・U仕様はほぼ同じ)
XR400Rのジェネも同じ形状らしいので応用出来るかも知れません。

Ver.1Ver.2Ver.2.1Ver.3(完結)番外編電源考察インプレ

●マルカワレーシング製汎用ガラスレンズのライトユニット

XR600Rの時にも経験したのですが、ノーマルのバルブ側とソケット側の端子が溶けるという現象があります。バルブだけを替えてもまた同じ事が起こるので、H4バルブ仕様のガラスレンズユニットに交換しました。

ここで問題が1つ!!

H4バルブへの交換で普通は60/55Wのバルブに…思われるでしょうが、そうすると電気容量が不足して極端に暗くなってしまいます。点灯瞬間はボンヤリとライトが点くような感じで、ハッキリ言ってこの状態での夜間走行は危ないです。
この現象はノーマルジェネレーターの場合です。強化型のジェネレーターに換装すればこの問題は無くなるでしょうね。

そこで、思いついたのが35/35WのH4バルブです。
しかし、このバルブを売ってるところが無くてあちこちのホームセンターなどを探しても見つかりませんでした。
そして、最後に探したのが『西日本最大級』と自称しているバイクパーツショップのサイクルワールドです。見つかりました!!なんだ、こんな近くにあったんだ…ってな感じで買いました(笑)

さて取付ですが、出来るだけ奥目にならないように心がけました。
@ ノーマルレンズユニット用取付のビス穴(円筒状のもの)を根元からカッターなどで上手に撤去する。ここで無理矢理に取ろうとすると、ライトカウルに穴が開いてしまう可能性があるので注意しよう。
A ガラスレンズユニットを取り付ける上部のビス2本を出来るだけ前方(これは感覚的なもの)に止めるようにある程度ユニットを組んでから取付ステーを曲げ倒しながら+ドライバーの先などでライトカウルの内面に印を付けて位置決めをしてドリルで穴を開ける。(位置は写真参照)
この時に平行と中心を確認しながら行うと綺麗に取り付けることができる…はず(笑)
B ライトカウルとレンズの隙間にはホームセンタなどに売っているテープ状のスポンジをライトカウル内面の穴の縁の1cmほど内側に貼付けました。こうすることで夜間走行中にライトカウル内に光が漏れないようになりメーターが少しでも見やすくなるってわけです。
また、同時に雨天走行中でライトカウル内に風圧で雨水が入りにくくなります。
上から降ってくる雨水はどうしようもないですが…(笑)

●アチェルビス製テール


ノーマルはかなりでかいです。
やっぱりスタイルと重さ的にスッキリとしたテールにしたいと購入時からずっと思っていました。
ただ、車検の時に合格させようと思ったらそれなりのレンズ面積やリフレクターが付いていることやナンバー灯などの問題があるので、今回は何とか車検に通りそうな(見た目ですが)アチェルビス製のテールにしました。
もう一つの候補にUFO製のEDテールって言うのがありますが、格好良さで言えばUFO製で、実用性で言えばアチェルビス製かな?
でも、やっぱり両方とも格好良いです…よね?(笑)

この製品は汎用品なので、フェンダーへの取付には多少の加工が必要となります。
@ 製品のナンバー取付部を下にして、U型にカットする。
A テールの取付部をフェンダーとフレームの間へ差し込んで好みの位置を決めて穴を開けて附属のビスで止める。
この時、私の場合は後部の2ヶ所のみにしました。差し込んでいる為これでも結構丈夫です。
B ナンバープレートをテールに取付ける。この際、ナンバー灯を有効にするためにナンバープレートをテールへ直付けにしました。…が、ナンバプレートの取付穴の間隔がテールの幅より大きいので内側へ穴を開けて取り付けました。これでナンバー灯が有効になり車検もOKなはずです。
C テール側の配線にはギボシが付いていないので配線にギボシを付けて、接続します。
ここで注意しないといけないことが1つあります。それは配線コードの色が車体側の接続部と違うことです。一度、接続が完了したら、エンジンを掛けてみてブレーキレバーを握ってブレーキランプを点けてみて下さい。ブレーキランプが点いたときにメーターランプが一緒に点けば間違っています。こうなるとヘッドライトが同時に暗くなります。
私の場合の配線図は左記のとおりです。
あとはこのレンズの中央に付いてるリフレクターらしきものがリフレクターとして働いてるかどうか…。

そそ、小細工として、丁度テールレンズ上部に当たるフェンダーの裏にしっかり汚れを取ってから何枚かテープを貼りました。こうすることで夜間走行でフェンダーが光るのを防ぎました。
なんか変なホタルみたいでダサかったから…(笑)
現在はランプ部をナンバー灯化し、直接ウインカーを付けてクイックリリース式になっています。こちら