■ 電源考察 ■ | ||
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ここで、レギュレターという言葉が出てきましたが、レギュレターには現在主流なのが、レギュレター/レクチファイヤー(以降、「Reg/Rec」という)というもので、殆どの市販車にはバッテリーを充電するために直流電流を作っていて、上図の−電圧をカット(半波整流)してしまったり、+側へ0ラインを軸に反転(全波整流)していたりで、さらには整流した電流を直流電流に近づけるため電解コンデンサーの作用を利用し、ガタガタに整流された電流を平滑になるようにしています。が、バッテリーのような安定した、直流電流にはなりません。 当サイトのジェネ強化でノーマルのReg/Recを利用しての全直流化でしたので、その場合の波形図も作ってみました。…が、あくまで素人の考え方ですので「だいたいこんな感じかな?」という程度で見て下さい(笑)
単純に考えると、交流は+/−あわせると直流より、安定した電流が流れていることになり、ハロゲン等のフィラメントを持つ電球は+/−が関係ないので、交流でも問題なく点灯します。 ただ、ジェネ強化で紹介したとおり、電動ファンやホーンなどの+/−端子を持つ物は、当然のように交流では動きません。 そのためには、その部分だけ直流を取り出し、直流電流を流してやる必要があります。 全交流化のデメリットはココですね! しかし、直流電流を取り出すのはそう難しいことではありません。 簡単に取り出すには、ジェネ強化のVer.3で紹介しました、市販されているものを使えばいい訳ですが、自作するともっと安く抑えられます。 正直、バカバカしくて市販の物を買う気が失せます(笑) と言いつつ、昔600Rを全交流仕様にしたときにのホーンで買って使っていましたが…。その時はかなり無知でした(笑) その、直流電流を取り出すものを、ここではレクチキットと呼ばせていただきますが、既にAC/Regにより電圧を制御しているのでレクチキットでは制御しなくていいので非常に簡単になります。 取り出し方には何種類か方法がありますが、代表的?なやり方を紹介します。 |