そして、Ver.2の完成品がコレである。
今回は、全10極を1.2mmの銅線で巻いてみた。
前回は、1.0mmで1極当たり55巻きで、もう少し巻けそうな感じだったが、今回の巻き数は全10極分を巻くから巻き数は確保されているということで、コイル線を太くしたわけである。
太い白と黒のコードは同じ所でアースする。
これで、かなり強化されているはずである。
しかし、ここで1つ問題がある。それは、ACレギュレーターとレギュレートレクチファイヤーが絶えきれずにパンクする可能性があるのである。
以前、XR600R(DK)に乗っていた時にWOODSPROS(マルカワレーシング)の強化ジェネ(CM用)を取り付けたのだが、全交流仕様にした。
これも前述に述べたパンク防止である。
・ACレギュレーターをCM用に交換
・レギュレートレクチファイヤーを外してショート
・ウインカーリレーを交流用に交換(ミツバFR-9H)
・直流ホーン用レクチファイヤー経由でホーンを接続
というようにしてあった。
この方法で問題はなくなるが、全て交流仕様となる為、電動ファンを取り付ける場合は、マイナスアースは無効となるので、上記の直流ホーン用レクチファイヤーから電源を持ってくる必要があるのだ。
しかしながら、XR600R(CM)用の強化ジェネは、240W仕様だったが、Ver.2のXR650Rのジェネ強化は、せいぜい200Wくらいなので、ひょっとすればノーマル配線でも可能かも知れない。
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