ヒ ネ モ ス
の た り 日 記
BGM/ハープシコード協奏曲第5番より(バッハ)
2004年9月2日(木) 雨まじり
すさまじい台風一過。 今まで感じたことのない強風が地鳴りを起こし、 窓のシャッターをえぐりそうに雨が打ちつける。 怖くてなかなか眠れず、ラジオの台風情報を聞いていたが、 いつのまにか眠ってしまい、 ふと目が覚めると、『ラジオ深夜便』の 4時から始まる名物コーナー「こころの時代」が流れていた。 ともあれ、 4年前に奄美大島を旅したときに遭遇した台風の 恐怖体験を彷彿させる、文字通り 最大級の台風だった。 死亡者の報道や、防波堤の怒涛、 川の氾濫によって道路や家屋が浸水する映像や、 台風の恐ろしさをまざまざと感じさせた。 被害に遭われた方々にはただお見舞いを申し上げるしかなくて、 何事もなく、こうして更新できている幸せをかみしめるばかりだ。 大型台風が温暖化がもたらす異常気象の一つなのだとしたら、 日本は戦争の恐怖以上に台風とか地震とか、 自分たちではどうにもできない自然の脅威によって 滅ぼされることだってあるかもしれない。 「日本沈没」がもはや絵空事ではないなんて・・・。 オリンピックはさまざまな感動や事件を残して閉幕。 どんなことも、始まってしまえば、終わりは必ずあるんだなと つくづく思う。 男子オリンピックのときに 突如現れた男にブラジルの選手が舗道に追いやれたときは びっくりした。 「何すんねん」と思ったけれども、 犯人は単なる愉快犯ではなく、 重大な精神上の問題を持つ常習者だったようだ。 あの奇抜ないでたちが、過去にしでかしたときと 同じだということを知っている人がいれば、 事前に行動を監視できたかもしれないけど、 彼はきっと孤独なのだろう 最後のマラソンで、しかもあの時点で現れることを だれにも察知されることなく、実行してしまったのだ。 世の中のいびつさを感じさせた。 とにかく、テロ事件による犠牲者がなかっただけでも、 このオリンピックは成功だったといえるだろう。 ギリシャの人々は日本人に好意的なのだという。 「おれたちにも歴史がある。お前らも歴史がある。我々は同じなのだ」 というのが理由だとか。 誇り高きギリシャ人に乾杯! 日本人もちょっぴり誇りを取り戻したオリンピックでもあった。 それにしても、 今は帰国したメダリストをメディアがいじりまくっているけれども、 芸能人っぽく扱うのはどうなんだろう。 彼らに笑いをとってもらわなければいけないほど、 本元の芸能人たちがダメだという証拠なのかも。 かくして8月は台風とともに去れり。 娘の夏休みも終わり。 私としては、それがバンザイだあ。 (宿題はまだ終わってないけど(笑)) |
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