司法書士試験の試験科目、出題形式・出題数、受験資格、試験日程、試験会場、合格率・難易度などの概要をご紹介します!

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司法書士の試験概要
司法書士試験の概要(試験科目、試験日程、合格率・難易度等)

更新日:2020年7月1日

令和2年度 司法書士試験の実施日程について(2020年7月1日発表)

 新型コロナウイルスの影響により延期された司法書士試験の実施日程が公表されました。

【実施日程】
 筆記試験 令和2年9月27日(日)
 口述試験 令和3年1月頃を予定

【申請受付】
 令和2年7月8日(水)〜8月4日(火)

詳細は、法務省ホームページをご確認ください。

 司法書士試験の概要(試験科目、試験日程、合格率・難易度等)は、以下のとおりです。

執筆者 大西雅明
市役所に22年間勤めた元公務員。在職中に、土地家屋調査士、宅建士、行政書士、マンション管理士などの資格試験に合格し、10年以上にわたって当サイトで情報発信している。現在、司法書士の猛勉強中。

執筆者 大西雅明のプロフィール写真(宅建士、行政書士、マンション管理士、土地家屋調査士などの合格証書)
執筆者紹介

司法書士試験の内容(試験科目)

  1. 憲法民法商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
  2. 不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
  3. 供託並びに民事訴訟民事執行及び民事保全に関する知識
  4. その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力

司法書士試験の出題形式・出題数・配点・合格基準点

司法書士試験の出題形式・出題数

 司法書士試験は、「筆記試験」と「口述試験」の2段階の試験があり、筆記試験の合格者のみを対象に、口述試験が実施されます。

 ただし、口述試験は基本的にはほぼ全員が合格すると言われていますので、実質的な試験は筆記試験のみと考えておいて問題はないと思います。

筆記試験

 筆記試験は、多肢択一式(マークシート方式)が70問(午前の部:35問、午後の部:35問)と、記述式2問の出題となっています。

午前/午後 出題形式 試験科目 出題数 合計
午前の部
(9時30分〜11時30分)
2時間
択一式 憲法 3問 35問
民法 20問
商法(会社法) 9問
刑法 3問
午後の部
(13時〜16時)
3時間
択一式 不動産登記法 16問 35問
商業登記法 8問
供託法 3問
民事訴訟法 5問
民事執行法 1問
民事保全法 1問
司法書士法 1問
記述式 不動産登記法 1問 2問
商業登記法 1問

口述試験

 口述試験の試験範囲は、筆記試験と同様とされていますが、実際には、主に不動産登記法、商業登記法、司法書士法について問われているようです。

司法書士試験の配点・合格基準点

 司法書士試験の配点は、多肢択一式は、午前の部が35問で105点(1問3点)、午後の部も35問で105点(1問3点)、記述式2問で合わせて70点とされています。

 「午前の択一式」、「午後の択一式」、「記述式」のそれぞれに合格基準点が設けられており、いずれか一つでも基準点に満たない場合は、不合格となってしまいます。

 採点の流れとしては、まず、「午前の択一式」、「午後の択一式」のいずれかが基準点を下回ると、その時点で不合格となります。

 そして、「午前の択一式」、「午後の択一式」のいずれもの基準点をクリアした場合に、「記述式」の採点をしてもらうことができ、「記述式」の基準点もクリアすることができれば、最後に「総合得点」で合格者が決定されるという採点方式になっています。

 このような採点方式となっているため、司法書士試験では、苦手科目を作らずにバランスよく学習する必要があります。

 なお、司法書士試験の合否判定は、相対評価方式が採用されているため、何点以上取れば合格するというのがあらかじめ決まっているわけではなく、合格率が3〜4%程度になるように合格基準点が定められると考えられています。

司法書士試験の受験資格

 司法書士試験は、年齢、性別、学歴等の制約はありません

 国家試験の中には、実務経験が必要なものなどもありますが、司法書士試験にはそのような制約、条件等は一切ありませんので、どなたでも受験することができるようになっています。

司法書士試験の試験日程

 司法書士試験は、以下の日程で、年に1度だけ実施されます。

 チャンスは年に1度しかありませんので、十分な準備をして試験に臨む必要があります。

筆記試験:毎年1回、7月第1日曜日

口述試験:筆記試験合格者のみ、10月中旬ごろ実施

令和2年度 司法書士試験の実施日程について(2020年7月1日発表)

 新型コロナウイルスの影響により延期された司法書士試験の実施日程が公表されました。

【実施日程】
 筆記試験 令和2年9月27日(日)
 口述試験 令和3年1月頃を予定

【申請受付】
 令和2年7月8日(水)〜8月4日(火)

詳細は、法務省ホームページをご確認ください。

令和2年度(2020年度)
申込期間 令和2年7月8日(水)〜8月4日(火)
筆記試験 試験日時 令和2年9月27日(日)
午前の部:9時30分〜11時30分(2時間)
午後の部:13時〜16時(3時間)
合格発表 令和2年10月1日(木)
 口述試験 試験日 令和3年1月頃を予定
 最終合格発表 令和2年11月2日(月)

司法書士試験の試験会場

 司法書士試験の試験会場は、平成31年度(令和元年度)試験までは全国の各都道府県で実施されていましたが、受験者数の減少や他の国家試験の実施状況を踏まえ、令和2年度試験から、次の15か所でのみ実施することに変更されました。

【実施場所】東京、横浜、さいたま、千葉、静岡、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松

 試験会場は、受験者の住所地にかかわらず、どこの会場でも受験することができます。

 なお、試験会場の多くは、大学や専門学校など、教室型の部屋が確保できる施設になっています。

司法書士試験の受験手数料

 司法書士試験の受験手数料は、次のとおりです。

 8,000円

司法書士試験の合格率・難易度(過去10年間)

 司法書士試験の合格率は、下表のとおり、おおむね3〜4%程度で推移しており、非常に高い難易度となっています。

年度 受験者数 合格者数 合格率
H22 26,958 947 3.5%
H23 25,696 879 3.4%
H24 24,048 838 3.5%
H25 22,494 796 3.5%
H26 20,130 759 3.8%
H27 17,920 707 3.9%
H28 16,725 660 3.9%
H29 15,440 629 4.1%
H30 14,387 621 4.3%
R1 13,683 601 4.4%

 司法書士試験は、法律系の資格の中では、司法試験に次ぐ難易度の試験とされています。

司法書士試験の公式サイト

 司法書士試験は、法務省が実施しています。

法務省の資格試験のページ(公式サイト)

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