更新日:2023年9月1日
スタディングの司法書士講座については、司法書士のオンライン講座ランキングのページでおすすめNo.2でご紹介している通信講座です。
スタディングは、スマホのみで勉強できるため、まとまった勉強時間を確保できない方でも安心して受講できます!
しかも、10万円を切るという司法書士講座としては、驚きの圧倒的な低価格!
社会人で忙しい方など、スキマ時間に勉強したい方には一番のおススメですね。
このページでは、スタディングの司法書士講座の特徴や、どのような点が優れているのか、また、どのような点が残念なのか、様々な評判・口コミを踏まえ、講義やWEB問題集などを私自身が体験しながらレビューしていきますので、ぜひ参考にしてください!
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スタディング司法書士講座の評判・口コミは?
まずは、スタディング司法書士講座に関する評判・口コミから確認しておきたいと思います。
スタディングについて調べたところ、そこから私が感じた代表的な評判としては、以下のようなものが挙げられます。
良い評判・口コミ
- 圧倒的に安い! (99,000円)
- スマホだけで手軽にスキマ時間に勉強できる(講義視聴、問題演習、テキスト参照もすべて)
- フォロー機能が充実している(学習フロー機能、学習レポート機能、マイノート機能、検索機能、勉強仲間機能など)
- 講義1コマが10分程度で区切ってあるので、スキマ時間に便利
- 講義動画はフルカラーのスライド表示でわかりやすい
- 効率的で無駄のないカリキュラムで、最小限の労力で合格が目指せる
悪い評判・口コミ
- 質問サービスがない (※2022年11月から、1質問2,000円の別料金で質問サービス開始)
- 他社に比べると講義時間が少な過ぎる
- 製本テキストは別料金(+27,500円)で、白黒印刷
- 合格実績が少ない
このように、スタディングの司法書士講座には、数多くの良い評判がある一方で、いくつかの悪い評判も存在していますね。
評判・口コミを徹底分析!
それでは、これらの評判・口コミについて、私なりに分析してみたいと思います。
まずは、良い評判から確認しておきます。
とにかく安い!スマホだけで勉強できる!
とにかく安い!”、”スマホだけでスキマ時間に勉強できる!”というのが、スタディングの2大評判ですね。
これは、スタディングの大きな特徴であり、セールスポイントですので、間違いありません。
講義がわかりやすい!カリキュラムも効率的!
さらに、講義がわかりやすいことや、無駄のない効率的なカリキュラムも、スタディングの良さだというのがわかります。
悪い評判は良い評判と表裏の関係
その一方で、悪い評判は、これらの良い評判とちょうど表裏の関係になっています。
料金の安さと引き換えに、質問サービスが別料金(1件2,000円)になっています。
効率的なカリキュラムの裏返しで、講義時間が少な過ぎるという評判に繋がります。
スマホだけで勉強できる代わりに、製本テキストは別料金になっています。
良い評判(表) | 悪い評判(裏) |
---|---|
料金が安い | 質問サービスが別料金(1件2,000円) |
カリキュラムが効率的 | 講義時間が少な過ぎる |
スマホだけで勉強できる | 製本テキストは別料金 |
これは、それぞれの受講生が、通信講座に何を求めるかによって、良い評判にも悪い評判にもなり得るということです。
安さを取るか質問サービスを取るか
安さを取るか、質問サービスを取るか、これは各自で決断する必要があります。
とはいえ、スタディングでは、システム面で様々なフォロー機能(学習フロー機能、学習レポート機能、勉強仲間機能、検索機能)がついていますので、多くの疑問は、このようなフォロー機能で解決できるはずです。
必須知識に絞り込むことで効率的なカリキュラムを実現
次に、効率的なカリキュラムと講義時間数の短さについてはどうでしょうか。
確かに、実際に講義で解説している知識だけでは、いざ過去問を解いてみると、知らない知識が出てくるかもしれません。
しかし、一般的なテキストに載っている知識のうち、合格するために本当に必要な知識というのは、実は限られています。
司法書士試験は五肢択一式ですから、五肢のうち確実に2つの肢の正誤が判断できれば解答を導くことができます。(個数問題は別として)
ですからスタディングでは、合格のために本当に必要な知識に絞り込んで解説することで、効率的なカリキュラムを実現しているわけです。
オプションの製本テキストを購入しても、まだまだ低価格
次に、製本テキストに関しては、そもそもスマホ学習を前提としているため、オプション販売になっているのは当然です。
もしも製本テキストが必要なら、別料金を払えば済む話ですね。テキスト代を支払っても、まだまだ低価格であることに変わりはありません。(99,000円+27,500円=126,500円)
合格実績は順調に伸びており、いずれ司法書士受験界の一角を担う
最後に、合格実績に関しては、確かに大手資格予備校に比べれば、まだまだ少ないのは事実です。
スタディングの司法書士講座は、開講してからまだ年数が浅いですからね。
それでも、2019年は2名、2020年には6名、2021年には7名、2022年度には11名と、順調に合格者数を伸ばしています。しかも、一発合格者を2年連続で輩出しました。(2021年・2022年)
合格率4%の司法書士試験において、大手予備校の利用者が大多数を占める中で、これだけの合格者を出せるのは、かなり優秀な成績なのではないでしょうか。
4大予備校のひとつと言われる辰巳では、「5年連続10名以上の合格者を輩出!」と、その合格実績をアピールしているわけですから、スタディングが10名を超える合格者を輩出したことは、大きな意味を持っていると思います。
これから、スタディングで司法書士の勉強をする人が増えてくれば、間違いなく司法書士受験界の一角を担う存在になるはずです。
評判・口コミの分析まとめ
以上、スタディング司法書士講座の評判・口コミを分析した結果をまとめると、以下のようになります。
- ”とにかく安い!”、”スマホだけでスキマ時間に勉強できる!”
- わかりやすい講義・効率的なカリキュラムもスタディングの特徴
- 安さを取るか質問サービスを取るかは決断が必要だが、多くの疑問はフォロー機能で解決できるはず
- 本当に必要な知識に絞り込むことで、効率的なカリキュラムを実現している
- オプション販売の製本テキストを購入しても、まだまだ低価格
- 合格実績は順調に伸びており、今後、司法書士受験界の一角を担う存在になる
ということで、スタディングは、質問サービスが別料金になっていることを除けば、忙しい社会人がスキマ時間にスマホで学べる司法書士講座として、最強なのではないでしょうか。
スタディング司法書士講座の特徴
それでは改めて、スタディング司法書士講座の特徴について、簡単にご紹介したいと思います。
スタディングの概要
スタディング(STUDYing)は、KIYOラーニング株式会社が運営する通信講座で、先駆的に2008年から、通勤時間にスマホで学べるオンライン資格講座として、「通勤講座」の名称で開講しました(司法書士講座は2014年に開講)。
それ以来、急速に受講者数を伸ばし続け、10周年を迎えた2018年12月に「通勤講座」から「STUDYing(スタディング)」に生まれ変わり、現在では、有料の受講者数が14万人を突破するにまで成長しています。
スマホだけで全ての学習を完結させることができる
スタディングは、スマホやタブレット等を使い、スキマ時間を使って、場所と時間を選ばずに効率的に勉強できるというのが最大の特長です。
スマホを使って勉強する形態は他社にもありますが、通常は講義をスマホで受講できるようになっているだけです。
ところが、このスタディングは、講義動画はもちろんのこと、過去問演習や、記述式対策など、全ての学習内容をスマホ、タブレット等で利用する形態となっており、画面に沿って学習を進めれば良いように学習システムが組まれているというところが、他社との大きな違いです。
スタディングは圧倒的な低価格
受講料についても、ITを活用した革新的な学習システム・運営システムを開発し、運営コストを大幅に削減した結果、司法書士の通信講座としては、おどろきの圧倒的な低価格を実現しています。
私自身も他資格でスタディングを受講し見事に合格しました!
ちなみに、当サイトの管理人である私自身、このスタディングを他資格(マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)で受講して、いずれも見事に一発合格を果たしましたので、スタディングは自信を持って おススメできる講座です!
私のスタディングを使った合格体験記が、スタディング公式サイトに掲載されていますので、もしよろしければご覧ください。
なお、スタディングの司法書士講座は、開講してからまだ年数も浅いことから、合格実績は公表されていませんが、公式サイトには26名の「合格者の声」が掲載されており、合格者の数は今後も増えていくことが予想されます。
(2022年度:11名、2021年度:7名、2020年度:6名、2019年度以前:2名)
![]() ⇒ スタディング通信講座 公式サイト |
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通信講座のラインナップ/受講料
司法書士 合格コース ミニマム【2024年+2025年向け】 司法書士合格コース ベーシック【2024年+2025年向け】 司法書士合格コース スタンダード 【2024年+2025年向け】 司法書士合格コース コンプリート 【2024年+2025年向け】
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公式サイト
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それでは、スタディングの司法書士講座について、講座を構成する以下の項目ごとに、詳しくレビューしていきたいと思います。
- 講義・講師
- カリキュラム・教材(テキスト・問題集)
- eラーニング
- サポート体制
- 受講コース
スタディング司法書士講座の講師・講義をレビュー!
まずは、スタディング司法書士講座の講師・講義からレビューしていきたいと思います。
講義は元Wセミナーのベテラン講師「山田巨樹」先生が担当!
出典:スタディング司法書士講座
スタディングの司法書士講座の講師は、大手資格予備校(Wセミナー)で長年講師を務めてきた山田 巨樹(やまだ なおき)先生が担当していますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は一切無用です!
講義は、開発者である山田巨樹講師が、テキストなしでスマホだけで分かるようなビデオ講座の開発に取り組み、テレビ番組のようなスタジオで、重要ポイントをスライドで示しながら説明していくスタイルを作り上げたものです。
また、できるだけ図で解説したり、具体例で理解できるような工夫がなされています。
ちなみに、スタディングの司法書士講座は、他社に比べて講義時間数が半分ぐらいですので、不安を感じるかもしれませんが、問題を解くうえで必要な論点はしっかりと解説してくれ、短い講義時間の中で、スライドを使ってうまく整理してくれますので、心配は無用です。
山田講師のプロフィール
〜 長年Wセミナーで講師を務めたベテラン講師 通勤講座(現スタディング)司法書士講座を開発 〜
- 司法書士試験合格後、1998年から大手資格学校(Wセミナー)にて司法書士試験の受験指導を開始。教材制作、講義、受講相談、質問回答などあらゆる業務を担当。
- その後、大手通信教育会社に転職し、教材の企画・制作、情報誌の編集等を担当。
- 大手法律事務所に勤務して幅広い業務を担当し、さらに、司法書士事務所を開設し、実績を積む。
- 2014年、KIYOラーニング株式会社と出会い、「通勤講座(現スタディング)」のノウハウに自らの司法書士合格法を融合させた「司法書士 通勤講座(現スタディング)」を開発。
著書
- 『通勤時間で攻める! 司法書士スタートアップテキスト』
サンプル講義
スタディング司法書士講座のテキスト・過去問・カリキュラムをレビュー!
出典:スタディング司法書士講座
スタディングの司法書士講座では、毎日の日常生活の中で、スキマ時間にスマホだけでムリなく勉強できる効率的なカリキュラムになっています。
講義動画による基本講座、学んだ内容をすぐに確認できる練習問題(スマート問題集)、セレクト過去問集、さらに記述式の重要雛形を効率的に学習することができる穴埋め式問題(記述式雛形暗記ツール)など、すべてがスマホで学習することができ、短期間で合格できる実力をつけることができるようになっています。
また、記述式対策についても、具体的な資料の読み方や整理の仕方、知識の使い方、さらに過去問の検討から、本試験が好む出題パターンまでわかりやすい解説があり、実戦的な記述式対策を身につけることができます。
- 基本講座:講義動画(341回、約150時間)、Webテキスト
- 要点暗記ツール:341回
- スマート問題集:341回
- セレクト過去問題集:182回
- 記述式 雛形暗記ツール:273回
- 記述式対策コース:講義動画(68回、約27時間)
- 添削指導サービス:6回(不登法3問、商登法3問)
『基本講座』は講義動画とWEBテキスト
「基本講座」は、講義動画(341回、約150時間)の視聴とWEBテキストで構成されています。
講義動画は、0.5倍速〜3.0倍速まで、8段階で速度調節が可能です。
なお、1講義あたり30分程度になっており、さらに、その1講義が5分〜10分ごとに区切ってありますので、いつでもどんなスキマ時間でも講義を聴くことができますね。
また、WEBテキストについては、講義動画の下のところから参照できるようになっていますが、これは講義を受講しながら見るものではなく、講義を聴き終わったあとに、復習のために見るものです。
スタディングの講義では、すべて画面に映し出したスライドに基づき講師が解説してくれますので、講義画面だけを見ておけば講義を受講することができ、スムーズに学習が進められます。
大画面に映し出されたスライドは、綺麗に作成されていて、とてもわかりやすいですね。
スタディングのスライドは、Webテキストの内容をほぼ網羅していますので、講義を聴きながら別途テキストを参照する必要はありません。
このため、Webテキストについては、講義を聴き終わったあとに、サーっと再確認しながら補足的な知識を確認していくような使い方になります。
なお、このWEBテキストも、もちろんフルカラーです。
冊子版テキストはオプション販売
スタディングは、すべての学習がスマホでできますが、そうはいっても、やはり紙のテキストにメモ書きをしながら勉強したいという方もいらっしゃるかと思います。
そういった場合は、オプション販売になりますが、冊子版テキスト(A5版白黒・18冊。27,500円)を購入することも可能です。
『要点暗記ツール』で重要知識を記憶
「要点暗記ツール(341回)」では、基礎知識・重要知識が箇条書きで記載され、重要なキーワードは穴埋め形式で、タップ(クリック)すると解答が表示されるようになっています。
問題を解く感覚で、重要な知識を記憶していくことができますね。
これは、1講義(30分程度)ごとに用意されています。
『スマート問題集』・『セレクト過去問集』でサクサク問題演習
「スマート問題集(341回)」は、基本講座で学んだ内容を記憶に定着させるための一問一答式のWeb問題集です。基本講座の1講義(30分程度)が終わるたびに、出題されるようになっています。
そして、「セレクト過去問題集(182回)」は、司法書士試験の過去問から、よく出題される問題をテーマ別に厳選した五肢択一式のWeb過去問題集です。こちらは、一定の区切りごとに用意されています。
これらWeb問題集では、出題された問題に対し、答えをタップ(クリック)すると、即座に正解とその解説が表示されるシステムになっていますので、サクサク問題演習を進めていくことができますね。
これぞ、通信講座を専門としたオンライン資格講座「スタディング」の真骨頂という感じがします。
また、復習のための講義へのリンクも貼られていますので、解説だけでは納得できない場合や周辺知識の確認をしたいような場合には、講義ページへ移動して講義を聴き直してもいいですし、そこに掲載されているWebテキストで確認することもできるようになっています。
なお、スタディングのWeb問題集では、出題画面にも解説画面にも、「要復習に追加する」というチェックボックスがありますので、ここにチェックを入れておけば、「復習モード」という機能で、「前回間違えた問題」だけでなく、「要復習にチェックした問題」についても、復習として問題を抽出して解いていくことができるようになっています。このような復習機能がついているのは、とても便利ですね。さすが、スタディングです!
また、問題を解き終えると、その正答率などが集計され、自分以外のスタディング受講者の正答率も表示されますし、各問題ごとの正答率も表示されますので、自分が間違えた問題が、他の受講生も間違いやすい問題だったのかどうか、といった確認も併せてできるようになっています。
『記述式雛形暗記ツール』でひな形を効率よく暗記
「記述式 雛形暗記ツール(273回)」は、事例問題を解きながら、記述式雛形を効率よく暗記できる学習ツールです。
申請書の記載事項は穴埋め形式になっており、クリック(またはタップ)すると、すぐに解答を確認できるようになっています。
こちらは、登記法の科目で1講義ごとに用意されています。
『記述式対策コース』は添削サービス付き
「記述式対策コース(68回、約27時間)」は、実戦的な記述式問題の解法が学べる講座となっており、不動産登記法と商業登記法のそれぞれ基礎編と過去問編で構成されています。
そして、記述式の「問題演習(不登法:基本問題20問・過去問14問、商登法:基本問題20問・過去問14問)」では、各動画講義に対応する演習問題がPDFファイルで提供されますので、これを印刷して問題演習を行います。(※記述式の問題演習だけは、さすがにオンラインでは不可能なようです。。)
また、記述式では、不動産登記法3問、商業登記法3問、計6問のオリジナル添削問題が付属しており、オンラインで添削課題を提出し、注意点やアドバイスなどを受けることができます。
スタディングならいつでもどこでも勉強できる!
上述のとおり、スタディング司法書士講座は、講義視聴、テキスト参照、問題演習などすべての教材をオンラインで利用する形態です。(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)
とにかく、講義(1回あたり15分〜30分程度)を聴いた後すぐに用意されている要点暗記ツールやスマート問題集、雛形暗記ツールなど、スマホだけでアウトプット学習も進めていくことができるのは、めちゃくちゃ便利です!
独学の場合や他社の通信講座の場合は、まとまった時間を確保して、さぁ勉強を始めるぞ!と気合いを入れないと勉強を始められません。
ところが、このスタディングでは、スマホをいじりながら、くつろいでいる時間の流れから、そのままスマホをいじりながら勉強をスタートできるというのが、物凄いメリットだと思います!まさに、いつでも勉強できると実感するはずです!
また、専用アプリを使ってWi-Fiで事前に動画をダウンロードすれば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講することができますので、経済的にもとても助かりますね。
スタディングのその他スマホ学習機能
では、スタディングのその他スマホ学習機能についても、レビューしておきます。
付箋感覚で利用できる『メモ機能』と暗記ツール機能付きの『マイノート機能』
スタディングには、「メモ機能」や「マイノート機能」という機能があります。
メモ機能というのは、各講座のページに付箋を貼り付けるようなイメージでメモを残していくことができる機能です。
講義の受講中や、問題を解きながら、関連する事項を補足でメモ書きしたり、後で復習したい箇所に注意書きをするといった使い方ができます。
この機能で作成したメモは、その貼り付けた講座ページ以外からでも、「メモ一覧」をクリックすれば作成したメモが一覧で確認できますし、検索したい文字列を入力して全文検索することもできるようになっています。
私自身、他資格でスタディングを受講した際には、このメモ機能はかなり使い込んでいました。私の場合は、よく似たキーワードや、勘違いしやすい制度などを書き出して、その内容をメモ書きして、違いを整理するというような形で、単語帳のような使い方をしていましたね。
マイノート機能というのは、「Webテキスト」をベースに、自作の「まとめノート」を作ることができるという機能です。しかも、単なるノートではなく、「暗記ツール」機能付きです!
マイノートの使い方は、まずは、Webテキストからコピペしてきます(もちろん、自分で入力しても構いません)。
そして、暗記したい部分を範囲選択し、「暗記マーカー」ボタンをクリックすると、その部分が赤く塗りつぶされ、見えなくなります。
そして、クリックすると見えるようになるという、紙版のいわゆる「暗記シート対応」や「チェックペン・チェックシート」といったものと同様の使い方ができるものになっています。
スタディングのシステム内で、自由自在に暗記帳が作れてしまうというのは、かなり感動的です!
横断的に検索できる『検索機能』は優れもの!
次に、「検索機能」です。
検索機能というのは、調べたいキーワードで検索すると、Webテキストや問題集、メモなどを横断的に検索することができる機能になっています。
これは、オンライン講座ならではの機能ですね。想定される使い方としては、例えば、問題集の解説の中で気になるキーワードが出てきた際に、そのキーワードについてWebテキストから検索するというのは、とても便利な使い方ですね。
また、逆に、テキストを見ている際や、講義を聴いている際に、そのキーワードが出てくる問題を確認したいという場合も出てきますよね。そういう場合には、問題集から検索することもできるんです!
とにかく、テキストだけではなく、問題集やメモなども含めて検索してくれるというのは、嬉しい限りです。
ふと調べたい語句が出てきた際に、紙版のテキストなら、末尾に掲載されている索引から探すというやり方がありますので、それと同じようなものといえばそうですが、問題集からも検索するというのは、紙版の問題集ではそうないのではないでしょうか。
スタディングの検索機能は優れものです!
『問題横断復習機能』でまとめて知識を総整理!
次は、「問題横断復習機能」です。
上記で見たスマート問題集やセレクト過去問集では、それぞれのレッスン(単元)ごとに、問題演習をしていくことになりますが、この「問題横断復習機能」では、複数のレッスンを横断的にまとめて復習できる機能になっています。
横断的に問題を解いていくと、各レッスンごとの問題演習では気づかなかったことや、勘違いしていたことに気づくこともあると思いますし、また、横断的な学習により、縦割りだった知識が横断的に繋がり、はっきりと区別して頭の中で整理されてくるというメリットもあります。
なお、問題演習の範囲は、全科目を選択することもできますし、各科目ごとに選択することも可能です。
また、出題される問題も、「前回間違えた問題」、「要復習にチェックした問題」、「全ての問題」を組み合わせて選択することもできます。
さらに、出題順序も、「解答日時が古い順/新しい順」、「問題番号順」、「ランダム」、「難しい問題から(正答率の低い順)/易しい問題から(正答率の高い順)」から選択することも可能となっているなど自由自在にカスタマイズができますので、自身の目的に合わせて、とても使い勝手の良い問題演習ができますね。
これぞ、Web問題集ならではですね!
質問サポートは別途有料だがサポート機能は充実!
次は、スタディングのサポート体制について、ご紹介します。
質問サポートが別途有料なのは残念。。
スタディングでは、質問対応のサポート体制が用意されていないというのが、唯一の欠点でしたが、2022年11月から、質問サポートが開始されました!
ただし、1件の質問につき、2,000円の別料金がかかる仕組みになっていますので、気軽に質問を連発するようなことはできなさそうですね。。(他の受講生による質疑応答は自由に参照可能です。)
回数無制限の質問サービスを用意しようとすると、スタディングの大きな魅力である”ダントツの圧倒的な低価格”は維持できなくなってしまうのでしょうね。。やむを得ませんね。
しかし、それを補えるよう、下記のような様々なサポート機能が備えられています。
『学習フロー機能』で迷うことなく学習を進められる!
スタディングでは、全体のカリキュラムを最適な順序で学習できるように、はじめから学習フローが組まれていますので、普段の学習は、「学習を再開する」ボタンや「最後に開いていた問題を表示する」ボタンから学習をスタートすれば、そこから順次、次へ次へとカリキュラムを進めていくことができます。
このため、スタディングでは、次に何をすればよいのか迷う必要はありません!
また、「学習フロー」ボタンを押せば、全体のカリキュラムを確認することができ、全体の中で、今、どこまで進んでいるのか、あとどれぐらい残っているのか、この後どんな学習が待っているのかなど、いつでも確認することができますので、安心して学習に取り組むことができますね。
『学習レポート機能』、『勉強仲間機能』でモチベーションアップ!
スタディングの学習レポート機能では、毎日の学習時間が自動で集計され、グラフと数値で確認することができます。そして、講義、問題演習などのそれぞれの学習時間も記録されるようになっています。
これら学習時間とともに、レッスンの進捗状況も記録されてグラフ化されますので、学習の進み具合が目に見えて把握でき、勉強のやる気もアップしますね!
また、スタディングでは、「勉強仲間機能」というSNS機能が用意されており、スタディングを使って勉強している他の受講生のコメントや自動計測された勉強時間数などがタイムラインに投稿されますので、みんなも頑張っているから自分も頑張ろう!と試験勉強を続けるモチベーションを高めることができるようなっています。
スタディング司法書士講座の費用・コース
出典:スタディング司法書士講座
スタディングの司法書士講座「司法書士合格コース」には、構成内容に応じて、ミニマム、ベーシック、スタンダード、コンプリートの4つのコースが用意されています。
司法書士試験に合格するためには、少なくとも、記述式対策が含まれたスタンダード以上は必要ですし、記述対策をするなら添削も欲しいですので、やはり私としては、「コンプリートコース」をおススメします。
なお、これだけ低価格にもかかわらず、合格者には、合格お祝い金1万円までもらえます!(アンケートと合格体験記の提出が条件)
講座名・価格 |
司法書士 合格コース ミニマム【2024年+2025年向け】 司法書士総合コース ベーシック【2024年+2025年向け】 司法書士総合コース スタンダード 【2024年+2025年向け】 司法書士総合コース コンプリート 【2024年+2025年向け】 |
公式サイト | スタディング司法書士講座 公式サイト![]() |
スタディング司法書士講座まとめ
スタディングの司法書士講座は、スマホのみで学習できるため、まとまった勉強時間を確保できない方でも安心して受講できます!しかも、ダントツの圧倒的な低価格!
講義は、元Wセミナーのベテラン講師が担当しますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は無用です!
さらに、大手予備校の約3分の1の講義時間数で、工夫されたスライドを駆使してコンパクトに解説してくれます!
その他、過去問演習をはじめ、要点暗記ツール、記述式雛形暗記ツールなど、革新的なeラーニングシステムにより、すべての学習をスマホで完結させることができ、画面に沿って進めればいいように学習システムが組まれています。
ただし、合格実績がまだ少ない点と、サポート体制(質問対応)が別料金になっている点が弱点ではありますが、社会人の方など、まとまった勉強時間を確保できない方には、破格の安さで、スマホのみで学習できるスタディングを一番におススメします!
まとめ表
![]() ⇒ スタディング 公式サイト |
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受講料 | 司法書士 合格コース<コンプリート>【2024年+2025年向け】 [Web] 99,000円 ※2025年向けコースに無料で更新可能! |
カリキュラム | 【インプット】 ・基本講座 【アウトプット】 ・要点暗記ツール ・スマート問題集 ・セレクト過去問講座 ・記述式雛形暗記ツール 【インプット・アウトプット】 ・記述式対策講座 |
講義時間数・講義スタイル | INPUT講義 150時間 講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 ⇒ お試し無料講座ページ(公式サイト) |
テキスト | フルカラー※オンラインで提供 オリジナルWebテキスト ※有料オプションで、冊子版テキスト(A5白黒18冊)の提供もあり(+27,500円) |
eラーニング | すべての教材をオンラインで利用する形態(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) 講義視聴、テキスト参照、問題演習など ※専用アプリを使ってWi-Fiで事前に動画をダウンロードすれば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能 |
合格実績 | 公式サイトには、2022年度試験において、11名の合格者の声の掲載あり(2021年度:7名、2020年度:6名) |
サポート体制 | 質問対応スタート(2022年11月から)⇒ただし、1質問につき2,000円の別途料金(他の受講生の質疑応答は自由に参照可能) ※学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 ※記述問題添削サービスあり ※勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持 |
セールスポイント! | ★講義動画はもちろん、過去問練習や、記述式対策など、全ての学習がスマホ等のみで完結! ★驚きの圧倒的な低価格! ★合格お祝い金1万円あり! ★大手資格予備校で講師を務めたベテラン講師が講義を担当!(元Wセミナー講師 山田巨樹先生) ★講義はすべて、作り込まれたスライドを使って丁寧に解説! ★一発合格者を2年連続で輩出!(2021年・2022年) ★当サイト管理人も他資格(マンション管理士)で受講し、見事に合格! |
総合評価 |
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