『山克最強!2004表バス完全優勝!』となった表バス第18戦は、山克の圧勝で2004年の幕を閉じた。これにより、焼き肉を腹いっぱいゴチになったのは言うまでもない。ここまで、9勝8敗と、年間優勝まで星1つの差となり、最終戦の結果如何では年間ドローにつき西田氏は特に真剣であった。また、ここまでライトリグでは西田氏にかなり分が有り、山克氏がどうライトリグをものにするかがキーであった。
前日の雨により、1日延期して最終戦8時スタート。この日は、早朝より雪がちらつき、ボートカバーが凍ってしまうほどの激寒状況の中、我らマルキン号は2004年最後の船出となった。水温10℃を下回り、かなり厳しい状況だったため、両者とも1本勝負と考えていた。朝一より、赤野井をクランクで1時間半近く手広く探るも不発。場所を琵琶湖大橋・木浜・名鉄と移動してまわった。木浜にて、山克氏が本日初バス150gをGETとして坊主を逃れた。しかし、その後は全く何のあたりもなし。これで今日は終わりか?
山克氏は何を思ったか、北山田まで大きく移動。しかし、水温は更に低く7.5℃といった最悪の状況であった。この水温ではまず難しいと両者感じていたところ、山克のエアレイドにゴツンというあたり有り、電撃フッキング。しかし、なかなかバスは浮いて来ない。絞り込まれるような引きと格闘の末、その馬鹿でかい巨体は水面を割って出た。デカイ!めちゃデカイ!網係りの西田氏は、難病ギランバレーからすっかり回復しており、安心して任せられた。ネットいっぱいのそのバスは明らかに山克の2004最大かつ自己新を確信できる重量であった(ここまでの山克レコード:2,350g/56cm)。デカイ!4inchパワーホグのテキサスに喰らいついたこの化け物で、最終戦の結果は決まってしまった。2,800g/56cm!言うこと無し!さすがにライブウェルの水が低水温だったせいか、かなり弱ってきたため、まだまだ釣る自信はあったが、止む無く撮影のためマリーナに戻った。この山克デカバスが、2004年マリーナ壁写真の最後を飾った。この後も、西田氏の悪あがきはあったが、100g1本で幕を閉じた。
帰り際、年間勝者の労いのため『焼き肉屋』に直行し、山克氏は腹いっぱいゴチになった(アイスクリーム付)。関西帰郷1年目であった2004年は山克が制覇した。来年はどんなドラマがあるのだろうか?葦中の得意のテキサスシーズンが待ち遠しい。来年を乞うご期待。山克琵琶湖完全攻略!