2022/03/21 |
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講義・実技 |
今回の特別講演は 「関節可動域運動の基礎」と題しまして 他動運動と自動介助運動訓練の仕方を実技を交えて講演頂きました。 本当に基礎的な内容が 小林先生の手にかかるとここまで中身の濃い講演となるとは思いませんでした。 ![]() キーワード 1.脊髄反射性リズム形成を知る 2.筋収縮準備期を触診する 3.運動と疼痛による脊髄反射を知る 4.関節可動域最大域と最大下域 5.他動運動の準備をさせる 6.中枢性リズム形成 7.バーバルコマンド 8.chain reflex ![]() ![]() モデル患者1 65才 男性 頸椎椎間板ヘルニアC6.7
頸椎カラー(固定力は3%であるが首が傾斜するのを防ぐ)
頸椎牽引
主訴は肩甲骨周囲から左腕の痛み、頭痛
C5.6前鋸筋、前斜角筋、中斜角筋の刺激→症状の改善なし
腋窩神経と長胸神経(C4.5)の刺激→症状の改善なし
直接患部をさわるより、腰椎、股関節の代償性を出して頸部神経の回復を待つ。 胸腰椎移行部のTh11.12の柔軟性を出して、股関節の伸展可動域を出す 一旦神経が傷むと改善するのに2ヶ月かかる
3週間あたりが痛みのピーク
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