大阪ミュージアム」登録物

紀州街道信達宿本陣跡
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紀州街道は、古くは熊野街道とも呼ばれ、信達宿(しんだちしゅく)はおよそ九百年前頃より、熊野詣の人々で賑わっていました。特に市場村は白河上皇(1053年〜1129年)以後、歴代上皇の宿舎(御所)が置かれたところから、信達荘御所村とも呼ばれていました。後鳥羽上皇が熊野詣をされた、建仁元年(1201年)十月の、お供の歌人藤原定家の日記「後鳥羽院熊野行幸記」にも、往きの七日、帰りの二十四日、信達宿に宿泊したという一文が書かれています。

長屋門

(南から北を見る。)

角谷(つのや)家

アクセス

お知らせ)

(通常) 非公開

令和7年度、当家の藤祭特別公開は、藤が咲くのが、遅れそうなので、4月26日(
27日(
)に、決定しました。梶本家の藤は4月20日()から、27日()まで
公開されます。当家の藤盆栽は、二年間咲きませんでしたが、やっと今年は,70個程
のつぼみが、19日現在、五分咲き位になっています。ご来場、お待ちしております。
時間は、午前10時〜午後5時まで説明付き、入館料円です。

当時の勝手門で、右手の二階建ての蔵の部分に、
人足の手配や、荷物の継ぎたてをする、人馬問屋が置かれていました。戦前(第二次大戦)までは、当家の近辺の街道沿いに,黒鯛などの正月用品を売る歳の市が出て、大変賑わっていたので、市場という地名になっています。

(北から南を見る。)


長屋門

大阪府泉南市信達市場2072番地

角谷家、ホーム
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左奥の鉄筋二階建ての部分が、紀州のお殿様が入る、御成門(おなりもん)のあった場所で、明治四年(1871年)、市場村に渡された部分です。当時は役場で、御成門はそのまま昭和29年まで、残っていたのですが、公民館として建て直された時に、取り壊されました。今は、市場区の敬老会館になっています。