(右隻)

屏風

屏風

古伊万里

染錦花卉文大皿

(江戸時代)

屏風

(左隻)

法眼探信筆と、花押が入っているので、この作品は最晩年のものでしょう。今の生活では、全く用の無いもので、飾っておくのにも、その大きさを、少々、持て余しています。

松に鶴芍薬に錦鶏などの花鳥画が、十二枚描かれています。

狩野探信筆の六曲一双です。探信は、鍛冶橋狩野家、狩野探幽の長男で、承応二年(1653年)に生まれました。名は守政といい、父探幽が、五十一歳の時の子で、探幽には、養子の洞雲益信がいたのですが、益信には、駿河台狩野家を興させ、探信守政に、鍛冶橋狩野を継がせました。正徳五年(1715年)に、法眼に叙せられ、享保三年(1718年)に没しました。