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>> フクシア12か月

7月

the fuchsia year - July

当地の7月

7月中旬までは曇や雨で、最高気温が30℃に届かない日が多くありました。
例年になく涼しい梅雨です。
このため、雨や曇の日はフクシアをバルコニーに出したままにしました。

7月24日に梅雨明けが宣言されました。気温はコンスタントに30℃を超え始めました。

これから少なくとも2か月は暑さとの戦いです。

トリフィラ・タイプの下葉の問題

7月7日の Gartenmeister Bonstedt です。
今年も下葉の維持は上手くいかなかったようです。

下が透けているのがわかりますか。

トリフィラ・タイプのフクシアは下葉が落ちやすい性質を持っています。 明確な理由を書いた資料はまた見つけていません。

下葉の落下は開花前後から激しくなります。

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1本枝を根元から切ってお見せします。

根元から1/2以上の葉が落ちてますね。
花が咲き始めるといつもこうなるんですよ。
困ったものです。

イギリスの専門家から直接聞いた話では、地植えにするとマシなんだそうです。でも、12Fに住んでいるから地植えは無理だしね〜(笑)。
2009年追記:暑さによるストレスが原因の1つと判断し、当地では下葉を保つのは無理との結論に達しました。トリフィラタイプの施肥については、「育て方」 - 「Triphylla Hybrids」 - 「トリフィラタイプの施肥」 をご覧ください。

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サプリメント

夜温の高さがいかに植物を消耗させるかは、暖地の皆さんがよ〜くご存知のとおりです。
当地の熱帯夜の多さと厳しさは全国に知れ渡っています。
そこで週に1〜2回、ブドウ糖の1000倍液を葉面散布してエネルギーの消耗を補っています。

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梅雨明け後の管理場所

最高気温27℃程度

戸外がまだ暑すぎない間 (最高気温が26〜27℃、最低気温が22℃程度まで) は、昼夜ともに戸外で過ごします。
 
最高気温30℃程度

梅雨明け以後は、気温がまだ30℃に達しない午前中は戸外で過ごし、午後は室内に入れることが多くなります (夕方になって戸外が涼しくなれば、ふたたび戸外へ。これは室温の方が高いからです)。

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就寝時にエアコンが必要

いよいよエアコンなしでは眠れなくなると、フクシアもエアコンを運転する部屋に置いて夜を過ごさせます (夜間温度は25〜26℃になります)。

大鉢・小鉢を合わせてこのフラワースタンドに置けるだけの株数が、私が管理できる株数ということになります。

3月の時点で15品種 26株だったのを、現在10品種 19株まで減らしました。
 

管理人が育てている品種は耐暑性の特に高いものが中心です。上記の扱いは、そうした品種に対応した方法とお考えください。
耐暑性が低い品種にとって拙宅の管理温度は高すぎます。

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ポイント:
  • フクシアが正常に水を吸っているかどうかを、用土の乾き具合から確かめる。乾きが遅いときは、暑さのためにフクシアが吸水を停止しているので、ただちに涼しい環境に移しましょう。そのまま放置すると過湿で根腐れを起こします。
(2007年7月31日)

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Month
About this page:
フクシア12か月では2006年12月〜2007年11月を例に、拙バルコニーでの年間作業を紹介しています。
2007年7月の平均気温:
日最高:29.1℃
日最低:22.0℃
(最寄のアメダスのデータより)
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