5月
the fuchsia year - May
当地の5月
1年の前半のうち、拙バルコニーでマゲラニカ・タイプを楽しめる最後の月になりました。
当地ではマゲラニカ・タイプは6月になると調子を落とし始めます。
最高気温はときに30℃前後まで上がります (夜温はまだ低いのが救いです)。
ほとんどの株は月の初めに日陰または半日陰に移動します。
1日2回の水やりが必要になる時期でもあります。
また、夕方には上からジョウロで水をやり、株の温度を下げてやります。
周囲にも散水して周囲温度を下げます。
5月のフクシア
5月4日の Mini Rose (手前) と Machu Picchu です。
Mini Rose はコンパクトな樹形を保ち、株全体が花で覆われるように咲きます。1つ1つの花の寿命は短いですが、次から次へと咲きます。
Machu Picchu は拙バルコニーでは早咲きです。分枝性が低いのでこまめなピンチが必要なのは、これまでの月に書いたとおりです。
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5月25日の Vincent van Gogh です。
この品種も比較的早咲きです。
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トリフィラタイプは下葉の黄変が気になる時期です。
5月5日の Gartenmeister Bonstedt です。
下葉の一部が黄変しているのがおわかりいただけますか。
黄変・落葉は次第に進みます。
ネット情報に従い4月より1週間に1回、ティースプーンに1杯の硫酸マグネシウムを1.5リットルの水に溶かして与えていますが、あまり効果があるように思われません。
2009年追記:暑さによるストレスが原因の1つと判断し、当地では下葉を保つのは無理との結論に達しました。上記の施肥方法は2008年以降行っていません。トリフィラタイプの施肥については、「育て方」
- 「Triphylla Hybrids」 -
「トリフィラタイプの施肥」 をご覧ください。
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ポイント:
- 半日陰または日陰に置く。当地の5月の日射しは多くのフクシアにとって強すぎます。
- 開花中の株には、水やりのたびに規定の1/4に薄めた液肥を与える (我が家では毎日になる)。ただし1週間に1日は、水だけを与えて肥料分の蓄積を防ぐ。
- この時期 (盛夏の直前) に苗を衝動買いしない(笑)。フクシアの健康が下降線をたどろうとしている時期ですので、苗の品定めはどうか念入りにお願いします。
(2007年5月27日)
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